3月18日(日)にしぃくりぶ農業チームはじゃっキーfarmにて無農薬じゃがいもの収穫祭を行いました。
午前は芋掘り、午後は採れたてのじゃがいもをその場で肉や他の野菜と一緒に焼いて食べました。しぃくりぶメンバーと沖永良部島の大人こども合わせて50人の参加者となりました。
12月に約30kgの種イモを植え、当初の収穫予想は150kg~180kgでしたが、300kgを収穫することができました。病気にかかっていたものはそのうち40kgと、病気にかかったじゃがいもを除いても当初の予測を上回る収穫量となり、無農薬栽培でのこの収穫量に農家を営む方々を含め参加者からは続々驚きの声が聞こえました。
掘り返したじゃがいもは、沖永良部島の粘土の高い赤土を払うと、中の淡黄色が透けて見えるほど皮が大変薄く、卓球玉ほど小さいものから大きいものまでありました。小さいものは素焼きにして食べると美味しいと高校生に教えてもらいました。今回植えたじゃがいもの品種であるデジマは比較的大玉になりやすいことから、小玉のデジマは貴重かもしれません。
午後のBBQでは、採れたてのじゃがいもをその場で鉄板の上に乗せて焼いて食べました。
じゃっキーfarmのメンバーも、「畑で採れたてのじゃがいもを食べたことが初めてで、とっても贅沢な気分!」と土壌づくりから2年間かけて栽培したじゃがいもの味に喜んでいました。
焼いたじゃがいもは甘く、粘りが強いため味が濃く感じられました。また、身が柔らかいため、油を多く敷いた鉄板の上で厚めにスライスしたじゃがいもをポテトチップスのように揚げてみても中はホクホクでとっても美味しかったです。大人たちがお腹いっぱいになった後でもこどもたちがじゃがいも食べたいと喜んでいたのが印象的でした。
お肉は和牛のオリンピックとも言われている和牛共進会で総合1位になった鹿児島の牛肉!
また、BBQでは畑の土壌作りに使用した菌床を提供して下った沖永良部きのこ株式会社(http://okierabukinoko.com/wp/)から頂いた生のキクラゲを焼きそばに入れて、高校生たちがふるまい大盛況でした。
じゃっキーfarmの立ち上げメンバーだった高校生はこの春卒業し、みんな島から出ます。今回、既に島から出て参加出来なかったメンバーや、引っ越しを1週間後に控えているメンバーがいましたが、このじゃっキーfarmでの活動を通して「無農薬に挑戦できて楽しかった、思い入れのある畑だから後輩に引きついでほしい。」「沖永良部島高校生としての自信と希望を得れた。」という言葉を聞きました。高校生自らで「10年後帰ってきたくなるような島づくり」を始めたしぃくりぶの活動をリバースプロジェクトは今後も高校生とともに続けていきます。
******************************************
今回、収穫したじゃがいもをリバースプロジェクトのオンラインショップ (http://rebirthproject-store.jp)にて数量限定で3月20日より販売いたします!注文を頂き次第順次発送いたしますので、採れたての新鮮なじゃがいもをぜひお試しください!
詳細は下記になります。
【「しぃくりぶ」が作った 無農薬有機栽培沖永良部島産ジャガイモ 3.5kg】 限定50パック
[価格]
4500円(税込、送料込)
[品種]
デジマ
[内容量]
3.5kg
*商品の鮮度を保つため販売期間を3月26日までとさせて頂きます。