ご挨拶
千葉県八街市(やちまたし)でブドウ栽培をし、自社で取れたブドウを委託してワインにしてもらい、その販売も行っている、株式会社山本ファーム、代表の山本博幸と申します。
今は委託しているワイン製造を今年の秋から自社製造に切り替えるべく、畑の一部にワイナリーを建築し、醸造免許取得に向けしっかりと準備をしている最中です。
(建築中のワイナリーの前で)
このプロジェクトで実現したいこと
今回は、ぶどうを収穫する時に絶対的に必要である「収穫カゴ」、これが手持ちの物では足りない為、新たに購入する事になりました。
そこで、新たに購入するのであれば、ぶどう栽培やワイン造りに興味がある方たちに、ワイン造りへの夢を共有する一つの形として、皆さんの思いも乗せた収穫カゴを長く使い続けたいと思い、今回のプロジェクトを企画しました。
具体的には、「収穫カゴ代」をご支援いただきます。それと同時にご自身だけの言葉をシールに印刷し、それを収穫カゴに貼り付ける事が出来ます。(貼り付けは弊社で行います。)
収穫カゴというのは、年に一度、ぶどうの実が出来た時に収穫する為に使用します。これが無ければ収穫作業は困難を極めますから、年に一回と言えども大事な役割を担っています。
皆さんにご支援いただいた収穫カゴで私達は毎年ぶどうを収穫し、ワイン造りに大いに貢献していただければ、ぶどう農家としてこんなにも嬉しいことはありません!
(収穫カゴに入ったブドウ達です。重ねて積まれていますが、全部で150箱近くあります。)
シールに入れる言葉は単純に応援メッセージでもいいですし、差し支えなければ個人名やお店の名前、誰かに向けた言葉でも構いません。(公序良俗に反するもの、その他運営が不適切と判断した名前は掲載をお断りする可能性があります ) ご本人のお名前を入れて、ぶどうの収穫時期にタイミングが合えば収穫イベントなどで実際に使用していただく事も可能です。
シールの大きさは縦4㎝の横20㎝ほどになります。その中に納まる言葉を入れていただきます。
(名前が入ったシールを収穫カゴに貼り付けたイメージです)
収穫カゴをご支援いただき、ここ千葉県の八街市で作られるぶどうと、ワイン造りの夢を一緒に追いかけてみませんか?!
八街市と弊社の今までの取り組みをご紹介
ブドウ園のある八街市をご紹介します。八街市は千葉県の地図で言うとちょうど真ん中に位置します。野菜の産地であり、特に落花生栽培では全国1位を誇ります。他にも人参、大根、里芋、スイカなど全国的にも上位に入るほどの名産地です。
果樹栽培で言うと圧倒的に梨農家さんが多いのですが、ぶどう栽培を行っている農家さんも少なからずいらっしゃいます。他にも酪農もやっておられる方もいて、八街はかなり数多くの生産者に恵まれた地域である事が窺えます。
弊社では、今まで過去6年間にわたって自社ぶどうをワインに加工委託してきました。振り返ってみても6年間続けてこれた事はぶどう農家として自信につながっています。その中で、年々収穫量も増え、いよいよ今年自社でワイナリーを設立する為に動き出しました。
ぶどう栽培の話をもう少ししますと、ここ千葉県八街市は年間の降水量もそんなに多くもなく、風もよく通り、環境は悪くはありません。さすがに寒暖差は主要な産地に比べると劣ります。それでも全国で栽培されている「マスカットベーリーA」という品種は、委託した山梨県のワイナリー様にも八街産としての個性が出ていると認めてもらえました。可能性は十分にあります。
先ほどぶどう農家は数が少ない、という事をお伝えしましたが、八街市は2020年の3月に国で進めています構造改革特区、いわゆる規制緩和の措置の一つである「ワイン特区」の認定を受ける事が出来ました。通常、ワインを作るには醸造免許が必要で、その醸造免許を取得するのに年間で6,000リットルものワインを仕込まなければならないという決まりがあるのですが、この特区制度を利用することにより、醸造免許を取得しようとする事業者は、ワインを仕込む量が年間で2,000リットルに緩和されるのです。
つまり、ワイナリーを作りたい、という事業者が最初の設備投資が低く済み、ワイン事業に参入しやすくなる、という事なのです。これを機にぶどう栽培を始める農家さんが増えると、地域の農業もより活性化してくる事でしょう。
弊社では、八街で初めての「ワイン特区」制度を利用してワイナリー設立を目指す事業者として、計画を立て、それに基づいてしっかりと実行していきたいと思います。
収穫カゴを購入させていただくのは「三甲株式会社」様。
こちらの千葉営業所様にお世話になります。
http://www.sanko-kk.co.jp/
主に物流の産業機器で、農業や水産などの現場で必要になるコンテナや台車、パレットなどを開発から販売まで手掛けている企業様です。
北海道から沖縄まで全国に営業所と各地点に工場を持ち、さまざまな分野の物流の中の管理作業を支えています。
今回購入させていただくのは「サンテナー」という商品名の収穫カゴで、ワイナリーの現場ではわりと良く見るコンテナです。一つのコンテナでちょうど10㎏のぶどうが収まるサイズで、コンテナの数を数えれば総重量が素早く計算できる、という事から扱いやすい商品で、弊社も収穫する際には使わせていただいています。
以前に同じ収穫カゴを購入したこともあり、次回もまたお世話になろうと思っていたのですが、今回はクラウドファンディングと連動する企画内容をお伝えしたところ、快諾していただきました。ありがとうございます。
収穫体験も出来ます!
今回リターンの一つに、ぶどうの収穫時期に合わせて収穫体験付きのものをご用意しました。
日程は現時点ではハッキリと決まっていません。申し訳ございません!
そういう訳で難しい方もおられると思いますが、大体9月の下旬から10月の上旬あたりを予定しています。お昼はお弁当もつきます。
ぶどうの収穫作業というのは、一日で終えられるものではなく、数日かかります。それに天気との兼ね合いももちろんあります。
一週間程度の日程を取りまして、その期間内に来られる方、平日から土日も含んで日程を企画したいと思います。ご支援いただいた方には近くなってから詳しい日程をお知らせ致します。
せっかくご支援いただいたのであれば、是非ともご自分の収穫カゴでワインの原料となるぶどうを収穫してもらいたいです。出来る限り多くの方に体験してもらえるように柔軟な対応を考えたいと思います。
予定がわからないけど、行けるかもしれない。という方は支援の対象としてお考えになってみてください。
資金の使い道・実施スケジュール
資金の内訳
・収穫カゴ代
・シール印刷代
・ワイン代
・荷造り運賃代
・クラウドファンディング手数料
スケジュール
・6月27日、クラウドファンディング終了
↓
・7月、ワイン等をご支援いただいた方の発送。
↓
・9月下旬~10月上旬、収穫体験をご支援いただいた方の収穫イベント実行。
リターンのご紹介
今回ご用意したのは基本的には収穫カゴとメッセージシールのプランです。
それにプラスする形で弊社ぶどうを使用したワインや、収穫体験をセットにした内容も盛り込みました。
●収穫カゴと白ワイン(1本)
●収穫カゴと赤ワイン(1本)
●収穫カゴとワイン用ぶどうの収穫体験
●収穫カゴとワイン用ぶどうの収穫体験、白、赤ワイン両方セット(1本ずつ)
●バラの樹オーナー権
詳しくは、リターン品紹介の欄をご覧ください。
最後に
今回はワイナリーを作りたい!という、夢の一部分ではありますが、皆さんにお手伝いをお願いしたいと思います。
それゆえに、シールの貼られた収穫カゴを使う時に、クラウドファンディングで支援していただいた皆さんによって支えられている事が実感できるのならば、今回企画してよかったと振り返った時に思える事でしょう。
ぶどう栽培は1年かかります。そしてワインにするには更に時間がかかります。重ねて、僕はワイナリー事業はもっと永続的に続けていこうと思っています。収穫カゴはちょっとやそっとでは壊れたりしません。皆さんの思いと私達の思いを繋ぐ重要な役割を、今回の収穫カゴのクラウドファンディング企画は担っていると考えています。
是非とも皆様の力を貸していただき、ワイン造りを応援いただきたいと思います。よろしくお願い致します!
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る収穫カゴが納品されました!
2021/07/22 08:32遅ればせながらご報告です。今回の企画の元となる収穫カゴが納品されました。画像は全部ではありませんが、注文したもの100個が全て届きましたので、この後シールを張り付けまして結果を皆様にまたご報告出来ればと思います。ワインなどの発送も合わせて行いたいと思いますので、今しばらくお待ちください! もっと見る
終了期間が迫ってきました
2021/06/26 13:46いよいよクラウドファンディング期間が残すところあと一日となりました。ありがたい事に目標金額は達成する事が出来まして、ひとえに皆様のおかげです。残り期間は短いですが、さらに応援の輪が広がるように最後までやり遂げようと思います。どうぞよろしくお願いします! もっと見る
目標金額達成しました!
2021/06/22 21:20本日、目標金額を達成する事が出来ました!ご支援いただき本当にありがとうございます。クラウドファンディング期間も気が付けばあと5日です。始める前は一ヵ月は長い闘いになるな、と思ったものですが、日々早いものです。まだまだ最後まで募集中です。畑仕事も大事ですが、リターン品の準備も少しづつ進めていこうと思います。引き続きよろしくお願いいたします。 もっと見る
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