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投稿をご覧いただきありがとうございます。
ViVIDでは現在、農業事業とジェンダー事業においてクラウドファンディングを実施しています。この2つのプロジェクトでは、ViVIDの活動に興味のある方全員にご報告が届くように連携しております。皆様の温かいご支援をお待ちしております!
ジェンダー事業クラウドファンディングはこちらです↓
https://camp-fire.jp/projects/view/391959
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皆さんこんにちは!
国際NGO ViVIDの池田です。
私たちが6月から行っているクラウドファンディング
『ガーナ・ セイチェレ村で『村おこし』をします!』が
8月29日をもちまして終了します。
ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます!
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今回は、セイチェレ村について、ちょっとした豆知識編でお送りしたいと思います。
皆さんは、「氏族」という言葉をご存じでしょうか?
氏族とは、一般的に、親子関係をたどることができる子孫たちが作る集団のことを指します。中には、神話上の共通祖先をもっているという信仰のみでつながる集団も存在するそうです。
セイチェレ村には、7つの氏族が存在し、それぞれトーテム(宗教的に結び付けられた野生の動物や植物などの象徴)をもっています。
・AGONA→PARROT(オウム)
・ADUANA→DOG AND FIRE(犬と炎)
・BIRETUO→LEOPARD(ヒョウ)
・ↃYOKOↃ→FALCON(ハヤブサ)
・ASONA→CROW(カラス)
・ASAKYIRI→VULTURE(ハゲタカ)
・EKOↃNA→BUFFALO(バッファロー)
なんだかとてもかっこいいです!!!
ちなみに、セイチェレ村でViVIDと一緒に活動してくれているセイチェレ村出身のJuniorは、Falcon(ハヤブサ)をトーテムにもつOyokoc族に所属するそうです。確かにJuniorが行ってくれるタスクのスピードと正確さは、野鳥最速ハンターの呼び名を持つハヤブサそのもの!どういうわけか納得してしまうViVIDメンバー達なのでした...(笑)
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農業講習事業では、これら氏族をコミュニティー内の「社会的な分断」として考慮します。
私たちが行うPRRIE手法を用いた講習会では、参加者を選ばない講習を目標にしています。
しかし、この氏族という社会の分断は時に、機会均等な講習を実施する際の妨げになる可能性があります。例えば、情報伝達の際に、特定の氏族だけに情報がわたってしまうというようなことが起こると、講習に参加したくてもできない人々が生まれてしまうかもしれません。
私たちは、誰一人取りこぼしなく農業講習事業を進めたいと考えています。このような事態を避けるために、講習の準備として、地域に関する調査を行う必要があります。現地スタッフと協力し、徹底した情報伝達を肝に銘じ、全住民にとって機会均等な講習事業の実現を目指していきます。
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最後まで応援よろしくお願いいたします!
池田