はじめに・ご挨拶
ラトリエ・オリーブのプロジェクトをご覧いただき、誠に有難うございます。
プロジェクトオーナー がデザイナーとして『音楽と子どものためのデザイン L’atelier Olive ラトリエ・オリーブ』を立ち上げ活動していくことになりました。本格的な活動は10月1日からです。ただいま準備のため、資金調達をさせていただいております。
ラトリエ・オリーブの制作物の一つであるチェンバロは、材料をフランスから輸入して使用しています。そのため非常に費用がかかります。
支援金は試作品作成のため、フランスから輸入の高品質組立キットTPW(パリ・ワークショップ)購入の一部に使用させていただきたく、応募させていただきました。
どうぞよろしくお願いいたします。
L'atelier Olive 並木佳子
※2021年7月18日・8月1日編集(新しいリターンを追加させていただきました。)
プロダクトのご紹介
●チェンバロとは
チェンバロは、歴史的にはピアノ以前にヨーロッパで作られた楽器です。音の出る仕組みも違います。ピアノがハンマーで弦を打つことで音を出すのに対し、チェンバロは弦をプレクトラムという爪で弾くことで音が出ます。そのため、ギターやハープと同じような”撥弦楽器”に分類されます。ピアノとは違う繊細な音色を持つチェンバロは、現代人に癒しと安らぎを与える楽器です。
●なぜチェンバロを作りたいと思ったのか。
L’atelier Olive プロジェクトオーナーは静岡市出身、キリスト教主義の教育を受け、J.S.バッハの愛好家でもあります。5歳よりヤマハ音楽教室に通い、ピアノ歴5年、楽典が得意でした。また母が自宅で服飾デザインと制作をしていたので、幼い頃から布に親しみ裁縫などの手仕事やデザインを手伝っていました。横浜国立大学教育学部(家政専攻)卒業後、東京藝術大学・同大学院を1996年3月に修了し、1997年より東京で作品の発表を続けていました。作品はJ.S.Bachの音楽性から影響を受けたものが多く、色彩を音階にして表現したものがあります。2016年に京都のギャラリーにてJ.S.Bach作曲のGoldberg Variations(ゴルドベルグ変奏曲)をテーマにした展覧会を行いました。その後フランス人演奏家Jean Rondeau氏のGoldberg Variations演奏に衝撃を受けます。運命的な出会いと言っても過言ではありません。
チェンバロに魅了されていき、演奏とバロック芸術の歴史を学び深めていくうちに、TPWを使用したチェンバロ制作に出会ったのです。これまでのアーティストとしての表現から方向性が変わり、人に愛され使ってもらえる製品を作りたい、という思いが強くなりました。
L'atelier Oliveは、楽器の製造が盛んな静岡県浜松市にあります。ここで讃美歌に出会い、バロック音楽を歌い、学びました。音楽と向き合える恵まれた環境で、制作を続けていきたいのです。
制作者は緻密な手仕事を得意としています。精密な組立を正確に行うことと、古典的な装飾デザインを取り入れながら現代の生活に合ったデザインの提供をしたいと考えています。
こだわり・特徴
●ラトリエ・オリーブの仕事
ラトリエ・オリーブは、音楽と子どものためのデザインをするアトリエです。Webデザイン・クラフトデザイン・イラスト・芸術療法を主な仕事としていきます。
チェンバロ制作についてご説明させていただきます。
チェンバロにはいくつかのモデルがありますが、L’atelier Oliveでは、現在フレミッシュ1段の制作とデザイン研究をしています。また今後、イタリアン・ヴァージナル、フレンチ1段チェンバロの制作を進めていきたいと考えています。
TPWの輸入は日本の代理店を通して約半年かかり、制作には大きな楽器は半年から1年ほどの時間がかかります。
楽器は実際に手で触れていただくことで、お客様にご納得いただけるものです。モデルを試作してから展示会を開催していきたいと思います。またオンラインを活用し、お客様とコミュニケーションを取りながらオーダーメイド受注販売に繋げていきたいと考えております。
また、TPWを自分で組み立てたいという方へのアドバイスやデザインの相談、響板絵画の制作も承りたいと考えています。
制作者は、バロックに関する歴史的観点を持ち、緻密な仕事を得意としている繊細な制作家であり、音楽にも精通したデザイナーです。2016年より専門家の下でチェンバロ奏法を学んでいて、音に関しては専門家のアドバイスをいただいています。
L'atelier Oliveは、楽器の製造が盛んな静岡県浜松市にアトリエがあります。音楽と向き合うことができる恵まれた環境の中で、日本の住宅にフィットする大きさの製品と装飾のデザインを提案していきます。
オンラインを活用し、丁寧な対応を心がけます。
※使用画像は、ラトリエ・オリーブで制作したフレミッシュ1段チェンバロの制作過程を撮影したものです。
●TPW(パリ・ワークショップ)〜フランスからの高品質な輸入組立キット
制作で使わせていただくのが、ヴォルフガング・ツッカーマン氏とマーク・デュコルネ氏による組立キットTPW(パリ・ワークショップ)です。マーク・デュコルネ氏は、ヨーロッパでのチェンバロシェアNo.1メーカーであるAtelier Marc Ducornet の代表を務めている実業家です。マーク・デュコルネ氏が監修した優れたキットを使い、楽器作っていきたいと思っています。また、まだまだ知られていないチェンバロという楽器の魅力を日本の皆様に伝えていきたいと思います。
【TPW価格(材料費)】
フレミッシュ1段(ヴァージョン1)1,155,000円
イタリアン・ヴァージナル 935,000円
【完成品販売予定価格(税込)】
フレミッシュ1段 1,870,000円
イタリアンヴァージナル 1,320,000円
【デザイン予定価格 1台あたり(税込)】
塗装・装飾デザイン 50,000円
響板絵画制作 132,000円
●coconalaでのお取引
ラトリエ・オリーブは、スキルマーケットcoconalaに出品をしております(現在はwebデザインのみ)。チェンバロの受注についてもcoconalaから行っていく予定です。
プロダクト誕生までのお話
L’atelier Olive プロジェクトオーナーはJ.S.バッハの愛好家です。J.S.Bach作曲のGoldberg Variations(ゴルドベルグ変奏曲)を自作のチェンバロで演奏したいというアーティストとしての夢がありました。フランス人演奏家Jean Rondeau氏の演奏と出会い、J.S.Bachだけでなく、イタリアやフランス、イギリスなどのバロック音楽の作曲家を広く知り、チェンバロにも地域性があることを知りました。フレミッシュチェンバロを制作するうちに、TPWを使用したチェンバロ制作の素晴らしさに目覚めたのです。
ピアノとはまた違った繊細さ持つチェンバロの音色は、現代人に癒しと安らぎを与える楽器です。大量生産できないアナログ楽器だからこそL’atelier Oliveから制作・販売をしたい、というプロジェクトオーナーの熱い思いがあります。
リターンのご紹介 ※追加しました!
【ご支援いただいた全ての皆様】 0円
・お礼のメッセージ
・展示会等イベント開催時のお知らせメール
【製品の受注時の割引のみ】 500円
・TPWを使用したチェンバロ(ルッカース1段・イタリアン・ヴァージナルのみ)の制作(組立・デザイン・響板絵画制作)を2021年10月1日から12月31日までにお申し込みの方には、10%OFFとさせていただきます。
【プロダクツ+製品の割引】 1〜3をお選びください。
1. 5000円(送料・消費税込み)
・お礼のメッセージカード
・ポストカード(3枚・花の水彩画) 響板絵画の習作をポストカードにしました。
・スペシャル フレーム(1点・A5サイズ) 本物のフレミッシュペーパーをフレームに入れました。塗装はチェンバロに使用する塗料を使用します。
・クリアファイル(2枚・A5サイズ) J.S.Bach、F.Couperinの楽譜からデザインしたクリアファイルです。
・TPWを使用したチェンバロ(ルッカース1段・イタリアン・ヴァージナルのみ)の制作(組立・デザイン・響板絵画制作)を2021年10月1日から12月31日までにお申し込みの方には、10%OFFとさせていただきます。
2. 2000円(送料・消費税込み)
・花の水彩画ポストカード 6枚セット(6種類・各1枚)
響板絵画の習作をポストカードにしました。
・TPWを使用したチェンバロ(ルッカース1段・イタリアン・ヴァージナルのみ)の制作(組立・デザイン・響板絵画制作)を2021年10月1日から12月31日までにお申し込みの方には、10%OFFとさせていただきます。
3. 3000円(送料・消費税込み)
・スペシャル フレーム(1点・A5サイズ)
本物のフレミッシュペーパーをフレームに入れています。
木版で丁寧に作られた版画です。
Reverse Joannesという模様を使いました。
フレームの色は黒のみとなります。
・TPWを使用したチェンバロ(ルッカース1段・イタリアン・ヴァージナルのみ)の制作(組立・デザイン・響板絵画制作)を2021年10月1日から12月31日までにお申し込みの方には、10%OFFとさせていただきます。
製品情報・仕様
【フレミッシュ1段】 サイズ 本体ケース部分 205×84×27(cm) 分解可能なスタンド付き/重さ 約50Kg/音域 56+1鍵 GG-d''' 鍵盤移動可 A392・A415・A440/木材 〔ケース〕ライム 〔レストプランク〕オーク 〔音響板〕スイスパイン 〔譜面台〕オーク 〔鍵盤〕ナチュラル 黒檀 シャープ 桜 アーケード 梨
【イタリアンヴァージナル】 サイズ 本体ケース部分 57×168×21(cm) 分解可能なスタンド付き/重さ 約20Kg/音域 56+1鍵 GG-d''' 鍵盤移調可 A415・A440/木材 〔ケース〕ライム 〔蓋・底板〕ポプラ 〔インナーケース〕楓 〔音響版〕スイスパイン 〔鍵盤〕ナチュラル ツゲ シャープ フルーツウッド
メディア掲載
ホームページURL
http://latelierolive.com/cembalo/
会社・チームの紹介
L’atelier Olive ラトリエ・オリーブ(個人事業主・デザイナー)
業務内容:チェンバロ制作デザイン・webデザイン・イラストレーション・芸術療法
ラトリエ・オリーブは、音楽と子どものためのデザインをするアトリエです。Webデザイン・クラフトデザイン・イラスト・芸術療法を主な仕事としていきます。
Q&A
Q: プロダクト製品は、オリジナルデザインにできますか?
A: はい。お客様のご要望にお応えし、オリジナルを作るお手伝いをしていきます。また、いくつか選択できるパターンをご用意しております。お客様の好きな色やデザインをお伺いしてこちらからご提案させていただく形もございます。
Q: プロダクト製品は注文してから納品までどれ位の時間がかかりますか?
A: TPWがフランスからの輸入のため、約1年のお時間がかかります。予めご了承ください。
Q: チェンバロの管理方法のポイントを教えてください。
A: 日本は高温多湿なので、音響板が湿度で膨れてしまったり、ジャックという音を出すための部分が動かなくなることがあります。除湿をして、設置場所を40〜60%の湿度に保つことが必要です。
Q: 調律はどのようにすれば良いですか?
A: チューナー(機械またはスマートフォンのアプリ)を使います。専用の器具で弦の張り具合を調整します。分かりにくい場合は、チャットなどでご説明をさせていただく予定です。
Q: 弦が切れてしまった場合、どのようにすれば良いですか?
A: 調律と同じようにチャットでご説明させていただく予定です。
Q: 演奏を教えて欲しいのですが。
A: オンラインレッスンが可能な先生をご紹介させていただきます。
<All-in方式の場合>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
【特定商取引法に基づく表記】
販売社名 |
ラトリエ・オリーブ |
運営統括責任者 |
並木 佳子 |
所在地 |
静岡県浜松市中区蜆塚2-9-33 |
電話番号 |
080-3724-1692 |
メールアドレス |
latelierolive@gmail.com |
販売URL |
https://coconala.com/users/2378027 |
お支払い方法参照URL |
https://coconala.com/pages/guide_payment |
商品購入方法 |
coconala(上記URL)より出品された商品をご購入ください。(販売は10月1日より開始) |
販売数量 |
1台・1デザインから |
商品引渡し時期(予定) |
【TPW組立・完成まで】TPW到着後6ヶ月以内 【デザインのみ】データ納品のみ 2週間以内 型紙作成 1ヶ月以内 【響板絵画制作】響板受け取り後 2ヶ月以内 |
商品引渡し方法 |
当方にて手配後、運送会社による配送 |
返品・不良品について |
1.お客様のご都合による返品・キャンセル 商品の性質上、ご購入後の返金・返品はできかねます。あらかじめサービス提供内容をよくお確かめの上、お申込み、もしくはご購入願います。 2.製品の瑕疵に基づく返品(キャンセル) 製品に瑕疵が発見されたときは、瑕疵を修理・修正改善させていただきます。又はその他適切な方法で提供いたします。 3.その他、coconalaの取り決めに従うこととします。 |
最新の活動報告
もっと見る本日最終日
2021/08/12 10:17暑い毎日ですが、お元気でお過ごしですか?本日は、公開最終日となっております。最後までどうぞよろしくお願いします!!演奏の動画、投稿間に合わず、申し訳ございません。。 もっと見る
7/26〜28限定 3000円以上のご支援で使える、300円OFFクーポンプレゼント
2021/07/26 13:11皆様今日は。暑い日が続きますね。台風も近づいているようですがお身体ご自愛ください。オリンピックも始まりましたね。ご支援誠にありがとうございます!L'atelier OliveではCAMPFIREよりチェンバロ制作のための資金調達をさせていただいております。7/26〜28限定の300円OFFクーポンをご利用になれます。詳しくはこちら↓ 引き続きどうぞよろしくお願いします。https://help.camp-fire.jp/hc/ja/articles/4403264923033... もっと見る
ルッカースのフレミッシュチェンバロでJ.S.Bachを演奏する vol.1
2021/07/08 08:43私は以前からJ.S.Bachが大好きで、チェンバロ演奏のレッスンを始めたばかりの頃は、バッハばかり演奏していました。無謀かもしれませんがチェンバロでGoldberg Variationsを演奏できるようになりたいと思っていました。実際演奏の練習をしてみると、2段チェンバロでないとできない曲がほとんどでしたし、なかなか高度なテクニックが必要でした。しかし諦めずに今でも少しずつ練習をしています。特に1曲目のAriaはゆっくり演奏する方が曲の雰囲気にマッチします。ゆっくり音と撥弦の感触を確かめながら演奏するのが私にとって至福のひとときです。あと蓋の塗装を残すのみで完成間近のフレミッシュ1段チェンバロ。約400年前にヨーロッパでも東に位置するフランドル地方のルッカース一族が考案しました。このチェンバロを復元したTPWキットで制作しています。バッハの曲はこのフレミッシュチェンバロがとても似合います。このプロジェクトが終了するまでに私の拙い演奏動画をここに投稿してみようと思っています。どうぞご期待ください。 もっと見る
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