皆様、初めまして。
本プロジェクトの制作チーム、「no.////(ナンバーフォー)」と申します。
私たちは今回、
"女性"として生まれ、現在は"男性"として
生活している"トランスジェンダー男性「FTM」"
のコンプレックスに焦点を当てた、フォトエッセイ「Complex」を制作しました。
(以下:トランス男性)
本書を通して、トランス男性「FTM」当事者の生の声を届けることで、
"性の在り方やコンプレックスに悩む人たち"の力になりたい!
と思ったことをきっかけに、
このプロジェクトを立ち上げました。
このプロジェクトを立ち上げようと思ったきっかけは、
"コロナ禍における学生の現状"
を知ったことでした。
メンバーの一人が、ある高校に「LGBTQ」についての講演に伺った際、
学生に対して問いかけを行っても返答どころか友人と議論すら行われませんでした。
これは、今の学生はコロナ禍で
学校にも行けず、イベント事もなく、
友達と話す機会が非常に減っていることが影響していました。
つまり、
"1年間同じクラスでも、ほとんど喋ったことのない子が沢山いる"
といった現状が今日の学生にはあります。
私たちno.////のメンバー全員が、LGBTQに該当する性の在り方を自認しています。
そして、
私たちが一番性の在り方に悩んだ時期は、
学生時代でした。
当時は、学校の友人や先輩の話を聞き、また聞いてもらうことで救われていた部分が沢山ありました。
しかし、
今、性の在り方に悩む学生たち
には、それが難しいと知り、
自分たちに何かできることはないかと考えた結果、
「本書を通して当事者の先輩方の「生の声」をお届けしよう!」
と思い、このプロジェクトを立ち上げました。
▶︎サイズ:A5
▶︎ページ数:全120ページ
▶︎内容:
①まえがき
②目次
③個人ページ(10ページ/1人)×10名
・プロフィール
・Before(コンプレックス写真 )/After(その人自身を生かした写真 )
・セクシュアリティ・コンプレックスに関する10の質問
・日常写真
④ 制作チーム「no.////」対談
▶︎商品お届け日:2021年8月中旬予定
今回は、
・FTMタレント
・LGBT活動家
・サラリーマン
・海外在住者
・二児のパパ など…
仕事も生き方も様々な
"トランス男性10名"に出演いただき、
「自身のコンプレックスとどう向き合ってきたか」等、"写真と言葉"で語っていただきました。
自分の生まれ持った女性の身体にコンプレックスを抱き、
女性的特徴を"どう隠すか"
ばかりを考えて生きてた私たちですが、
今回は「隠すより"生かす"」をテーマに、
10人それぞれのコンプレックスの写真を撮影しました。
写真に加え、出演者全員が
・セクシュアリティ・コンプレックスに関する質問
・今の想いや夢 など、
10の質問に自身の言葉で答えてくれています。
トランス男性「FTM」と一口で言っても、
文字通り"十人十色の生き方"があります。
そのことを、本書を通して知っていただけますと幸いです。
もともとは、
「性の在り方に悩む学生の皆さんに、当事者の生の声を届けたい!」
という思いからこのプロジェクトは始まりました。
ですが、学生のみならず、
・セクシュアリティに悩んでいる方
・何かのコンプレックスに悩んでいる方
・トランスジェンダーのことをよく分かってない
という方々にも、当事者の声を聞いて知っていただくため、ぜひ手に取っていただけますと幸いです。
学生からもちろん大人の方々まで、幅広く楽しんでいただけますよう、POPなデザインを取り入れた一冊となりました。
デザインは、no.////のメンバーであり、アパレルブランド「Okey」の全デザインを手がけるKILAが担当。
また、コンプレックスだけではなく、
"トランス男性「FTM」にしかない魅力"
をご覧いただけますと幸いです。
日本最大級のLGBTQの祭典「東京レインボープライド」の共同代表であり、自身もトランスジェンダー男性「FTM」当事者である杉山文野さんに、本企画に全面協力いただきました!
杉山文野さん コメント
「今回のようにトランス男性のコンプレックスに特化して、フォトエッセイという形でポップに表現したのはなかなか面白いですよね。
もうすぐ40歳を迎える僕のコンプレックスはもっぱら頭皮の薄毛です(苦笑)
もはやトランスジェンダーであるということよりも、ただのおじさんとしての悩みが上回ったのは嬉しいような、そうでもないような、そんな今日この頃…。僕もこのエッセイから沢山の勇気をもらいました。
性のあり方に関わらず、コンプレックスは誰にでもあるもの。自分のコンプレックスとどう向き合い、どううまく付き合っていくのか、そんなヒントがたくさん込められた一冊だと思います。
このエッセイがひとりでも多くの方に届きますように!」
本誌は、自費出版での販売のため、
いただきました資金に関しては、
◎本誌製作費
<内訳>
①モデル個人撮影費ー¥325,000
・スタジオ費
・衣装/小道具費
・モデル人件費
・打ち合わせ費
②スタッフ人件費ー¥720,000
・カメラマン
・ヘアメイク
・イラストデザイン
・制作
<外注>
・本誌デザイナー
・文章構成
・撮影助手
・メイキングカメラマン
・メイキング編集
・メイキングディレクション
③印刷費ー¥725,000
④雑費ー¥50,000
⑤その他(順次変動)
・リターン制作費
・クラウドファンディング手数料
として、使用させていただきます。
もしも、目標金額を上回った場合は、次回作品の製作費などの活動費として使用させていただきます。
コロナ禍により、たくさんの「きっかけ」が奪われてしまいましたが、本書を通して一人でも多くの方のお力になりたいと考えています。
皆様の暖かい応援・ご支援を、何卒よろしくお願い致します!
制作チーム no.////
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