今回は社会的養護に関わるきっかけとなった出来事を代表松本がコラムに書きました!
〜里親経験から(乳児院研修)〜
私が里親体験を振り返った時、
たくさんの当事者の体験談や言葉が思い浮かぶのですが、その中の一つで鮮明に残っていることがあります。
それは、研修中に乳児院に行った時のことでした。
赤ちゃんが床に何人も寝ていて、
その傍に『抱っこする許可を得る大人が居ない』事実。
それまで他人の子どもに触れる時には
「抱っこしていい?」と聞くのに、
その「聞く相手(親)」がいない!この子どもたちの未来は、『社会に委ねられているんだ!』と、
ガツンと物言えぬ赤ちゃんから教えてもらったエピソードです。
そして、研修が終わった帰りに、
職員の方から「この中の誰か一人でも預かってくれたらうれしい」と言われ、その思いが後日実現することになったご縁にも驚きでした。
その後、3日里親として松本家に来た子どもが、その時乳児院で出逢った赤子で松本家でたくさんの思い出を作りました。
南湖ハウスを立ち上げる背景として、担当した子どもも含め、さまざまな子どもたちが"実家"のように羽を休める場として利用してもらえればという思いがあります。
そんな居心地の良い南湖ハウスを一緒に作りましょう(^-^)/