皆さま、こんにちは!
ネクストゴールに向かって全力でがんばっておりますが、皆さまのあたたかいご支援のお力で、第一段階の目標は達成できたので「成田分」の製作を少しずつスタートすることに決めました。
現在新型コロナの影響で従来の内職作業も少ないとの情報をいただきました。東京オリンピックで必要になるはずだった様々なものが要らなくなったことにより、その内職作業も減ってしまっているそうです。こればかりは仕方のないことですよね。
一般の企業も新型コロナの打撃を受けるため、内職作業の全体量が減ることを予測して1年前から準備をしてきました。
仕事量はまだまだ足りませんが、この1年でやれるだけのことは予測と準備をしてきました。今回の『おりづるガチャプロジェクト』も、障害福祉の仕事量を増やすためのプロジェクトです!
本当は7月から年末商戦用ありがとうおりづる商品を作り始める予定でしたが、和紙メーカーさんより和紙の発送が遅れてしまうと連絡があり、急遽生産スケジュールを変更して・・・
先におみくじを仕入れました!
おみくじの仕入先には、クラウドファンディングに挑戦する前から連絡を取っていました。「こんな使い方をしたいから、折っていないおみくじが欲しい」という、こちらの希望を快く聞いてくださいました。
今回おりづるガチャに使用するおみくじは、株式会社シープロジェクト のおみくじプロジェクトのおみくじです!
昨日、送っていただいたおみくじを開封せずに、そのまま協力してくださるB型事業所に持っていきました。
『障害特性』や『事業所の傾向』によって、私が考えるよりも、その事業所の職員さんが考える方が、その事業所の利用者さんたちに合った仕事にすることができるからです。
今回のおみくじの折りをお願いする事業所は、利き手ではない片方の手しか使うことのできない方を多く受け入れいてる事業所さんです。もともとは生活介護をメインに行っていたそうです。
しかし、ある日突然、病気や事故により麻痺を抱えた働き盛りの成人が、できることが少ないからと生活介護に通所する・・・
馴染めない人の方が多いと思います。現実を受け入れるまでには時間がかかります。 少しでも「働くことで社会に参加できる環境(居場所)」の必要性を感じてB型事業所を作った経緯を教えてくれました。
突然重い障害を抱え、絶望の中にいる人に、居場所と仕事を作るため職員が一丸となって努力をしている。でも片手しか使えないからできる仕事が限られてしまう。できる仕事も時間がかかってしまう。
工賃が低い理由には様々な事情があります。このような事業所さんのためにも、私はもっともっとがんばります!!!!!
そして早速、
「今日ここからが、おりづるガチャプロジェクトのスタートだから一緒に考えて欲しい」とお願いして作業手順を決めてきました。
黄色の丸のおみくじが「不細工!」と、何度も何度も折り方の検証をされていました。「絶対に妥協したくない!」という利用者さんが多いそうで、安心してお任せできます(*^▽^*)
一緒に色々試して、この事業所さんでの折り方が決まりました!
他には「手書きメッセーじ」を書いてくれる事業所、カプセル封入作業を行う事業所、カプセル補充・集金を行ってくれる事業所がまだ決まっていないので、少しずつ声をかけさせていただく予定です。
ご支援をいただいた皆さまが作ってくださった大切なお仕事です!事業所を越えて一丸となって取り組ませていただきます。ご支援をいただいた皆さま、本当にありがとうございました。
PS まだまだネクストゴールに全力挑戦中です!このような仕事を少しでも多くの地域で展開したいです。まだまだ皆さまからのあたたかい応援を必要としています。引き続きよろしくお願いいたします。
奥岳洋子