2021/07/05 10:45

本日プロジェクトを開始して、10日目となりました。

現在、273,000円、32名、達成率6%、残り26日となっております。


毎日ご支援いただける方が途切れることなく、このプロジェクトを応援いただき本当にありがたい限りです。ありがとうございました。


本日は昨日の八王子ホテルニューグランドのチャペルのストーリーに続いて、平塚市にあるホテルサンガーデンのチャペルのストーリーについてお伝えいたします。

1995年、八王子のチャペルの移築の準備中、平塚にも本物のチャペルを持ってくる計画が浮上しました。ちょうど1877年に建てられたスコットランドのドレックホーン教会が取り壊される予定であることを知り、オーナーをはじめこの企画に携わっていた当時の企画チームが早速現地に向かいました。

チャペルをはじめて見た一行は、そのたたずまいにとても感激し、ご縁を感じました。

しかしながら長年地元の方々に愛されてきたこのチャペルは遠く離れた日本に連れて行ってもいいものか?一抹の不安を感じたオーナーはチャペルの意思に語りかけました。

「長年のお役目ご苦労さまでした。日本に一緒に行ってくれますか?そしてたくさんの日本のカップルたちの幸せのお手伝いをしてくれますか?」と。


そうすると、現地は雨だったのに急に風が吹き、そのチャペルの近辺は雲が晴れ太陽が姿を現しました。

まるで日本に行くことをチャペル自身が喜んでいるかのようでした。


完全な形で移築を試みるため、外壁を含めて石には全てナンバリングをして、日本で組み立てて安いように土台となる部分から順番に移送しました。

これは後日笑い話になったのですが、イギリスからの移送費よりも横浜から日田塚までの移送費の方が高額だったようです。

1999年7月ホテルサンライフガーデン敷地内に移築してきたチャペルがオープンしました。
その後、TVドラマやミュージックPVにも多く使われるようになりました。
 ※大ヒット曲のPVにも使われました
2001年イギリスのアービン市からオーナーである、当時竹内社長(現会長)は友好親善大使に選ばれました。また、2003年にはスコットランドの名誉市民にも推挙されました。


現在でもたくさんのカップルの幸せな姿を見守ってくれているチャペルは、八王子同様平塚の地でも地元のランドマークとなっております。