2021/09/18 12:00
▼橋本一郎様から応援メッセージをいただきました!▼
さまざまなオンラインでのやりとりが進んでいる中、あえて「筆談」をする。
頭で言葉を選びながら、時には何だっけ?って漢字を選んだりしながら、どんな字体で書こうか悩みながら。そして、たまに珈琲をすすりながら、何か文字で伝える。相手がその文字を読んでくれる様子も、なんだかドキドキして見てしまう。
目の前にいる人と文字で交わすことが、とても愛おしく感じるんだろうなぁ。
そこに生まれる文字は、その時にしか生まれない、特別なものなんだろうなぁ。
そんなゆったりした時間や空間が、今の僕たちには大切なんだろうなぁ。
「交流」の手話の語源は、人が「筆談」をしている様子から。そう、基本にかえってるんだなぁ、きっと。
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橋本 一郎
亜細亜大学 経営学部 ホスピタリティ・マネジメント学科 客員准教授。職業「橋本一郎」としながら、フリーの手話通訳士として活動中。