みなさまからのご支援を、スリランカの子どもたちへ広く活用させていただこうと、今回、近隣の幼稚園へ、絵本を寄贈いたしました。まず、ユニカル幼稚園に勤務し、ユニカル精神をもって独立したイシャーラ先生とアーシカ先生の「キッズ パラダイス幼稚園」へ。訪ねたこの日は、「レッド・フェスティバル」でした。ドレスコードは赤、園庭を赤で飾って、赤いリンゴの工作、ペロペロキャンディーはもちろん赤‥‥。とにかく、あか、赤、アカの一日です。
もう一つは、ユニカル幼稚園を開設する前に一緒に頑張ったランガニ先生の「シリパ・プラディーパ幼稚園」。コロナ禍では8~10時、10~12時と2部制にして密な空間を回避したり、子どもたちもマスクにフェイスシールドをしたり、徹底した感染対策には驚かされました。トタン屋根のボロ園舎ですが、いくつもの花壇を整え、子どもたちの工作展示を工夫し、とても愛を感じる幼稚園です。
どこの国の子どもたちも、お話が大好き、絵本が大好きです。みなさまのご支援が、子どもたちの豊かな心を育むことでしょう。誠にありがとうございます。
今回、寄贈した絵本は、日本の絵本をシンハラ語に訳したものなど9冊。五味太郎さんの「うんち」、大人気の「おおきなかぶ」、私のイチオシ「せんたくかあちゃん」、筒井頼子さんの「ちいさいいもうと」のほか、スリランカの昔話です。これらは、馬場繁子さんが設立・運営するスリランカNGO「スランガニ」が出版したものから購入しました。 馬場さんは、もう30年以上も、スリランカの教育向上に活動されている大先輩です。このコロナ禍では、私の心の支えにもなってくださった大きな存在です。
スリランカNGO「スランガニ」https://surangani2014.weebly.com/