プロジェクトメンバーの山本詩野です。
おかげさまで200万円を突破し、ゴールが見えるラストスパートとなりました。
心から感謝申し上げます。
あと少し!みなさま、私たちと一緒に走ってください!
さて、
支援される側、支援する側の“あるある”、いろいろ耳にしますが、益城町の満田結子さんのお話しをうかがって、なるほどなあと思ったことから一つをご紹介します。
満田さんは、九州や地元の食材を使い、化学調味料なしの中華調理店をしています。
震災前から食育にも携わり、からだを整える食事を実践してきました。
なので、味とからだを整えるバランスをよく知っています。
震災後、ありがたいことに支援物資が届く中で、どうしてもうまく活用できなかったものがあったそうです。それは恐らく安価な業務用調味料。他の調味料を加え、何度工夫しても、味がぼけて決まらず困ったと言います。
逆に役立ったのが、だしなどにこだわった高級調味料。少しの量で味が決まるので、無駄がなく、また添加物が少ないと、食べた後のもたれや喉の渇きがありません。
子どもや高齢の方用に、個別に塩気を加減する必要もないので、ミニ炊き出しも提供しやすかったそうです。
高価なものが欲しいという話ではありません。「困っているなら何でもアリ」の発想ではなく、「困っている時だからこそ質」で考えることは、私にとって大きな発見でした。
そして、我が家のローリングストックのリストにその1本が加わったのでした。