2021/09/04 18:08

今回の個展では

原画展示のほか

さまざまな団体から子ども達の塗り絵を募集して会場に飾り、来場者の評価とともに子ども達に返却し絵本のテーマでもある「自信」になる機会にしてもらいます。

という事で、まずはボクがボランティアに行っている所の子ども達に塗ってもらいました!!!


「個展をやるんだけど絵が少ないから、みんなに手伝って欲しい」というと子ども達は「手伝う!!!」と言って塗り絵を始めてくれました。


「みんなの絵をお客さんが見に来るよ?」と声をかけると、普段は集中力が続かない子や、いつもは絵に興味が無い子も一生懸命 すごい集中力で塗り絵を塗ってくれました。

みなさんが個展会場に来た際には子ども達の個性豊かな塗り絵がたくさん飾られていますのでぜひ、子ども達の発想に注目してご覧ください。



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■今日の子ども達とのエピソード■

「みんなの好きなように自由に塗って欲しい」と伝えて子ども達は塗り絵を始めましたが

海は「青」クジラは「グレー」と、誰もが想像する通りに塗る子ども達でしたが、ボクも色塗りをして縞模様のクジラを描いたり、新たに絵を付け加えたり、クジラにメイクをしたり、いろんな色を使って描いた絵を見せると、どう自由にしていいのかが理解できたようで、好きな物を好きな色で好きなように描く子どもたち。


どんどんアイディアが出てきて、友達と話しながらアイディアを出しあったりして無我夢中で描く姿を見ていると

私たち大人は人の目や、責任や、常識など様々な条件下のもと自分のなにかを制限して生きているのだと思い知らされますね。

子ども達が子どものままでいられる社会を作ることは、大人がのびのび暮らせる社会なのかもしれません。