▼ご挨拶
2020年度から小学校からのプログラミング教育の必修化が行なわれることになりました。
ですが、現状において用いられているプログラミング言語やプログラミング環境、そして教材には、一部を除いて不安があります。
それは、主に手続き型を前提としたものであるからです。
手続き型、関数型、論理型、およびオブジェクト指向 (クラス・ベース、およびプロトタイプ・ベース) のプログラミング言語を使用してきた経験から、手続き型に限らない、プログラミングについての基礎的な部分の理解を、先生方に促す講習を用意したいと考えています。
ご支援をいただきたい方々として想定しているのは、次のような方々です:
- 教諭
- 市や県の教育課、教育委員会、プログラミング教育への対応会議、あるいはそのメンバー
- あるいは児童・生徒の保護者
本クラウド・ファンディングが成立した場合の、本企画の実施期間は、2018年1月から12月とします。
なお、ご支援の受付期間内に、内容についてのなんらかのご質問がある場合、活動報告へのコメントとしていただければと思います。
随時、あるいは個別に回答させていただきます。
▼この企画で実現したいこと
全国の小中高の先生方に、「コンピュテーショナル・シンキング」(文科省の文書では、「プログラミング的思考」という、似て非なる概念が持ち出されています)の概念を理解していただきたいと思います。
それは、児童・生徒へのプログラミング教育にも必ず生きるはずです。
▼リターンについて
本企画実施期間:2018年1月~2018年12月
(最長で一年をかけて、実行していきたいと思います)
リターンは、ご支援額に応じて決めさせていただいています。また、ご支援額は、こちらの本拠地である山梨県大月市からの距離とおよそ関係して決めさせていただきます。そのため、ご支援額は基本的に実費と交通費、場合によっては宿泊費を含めてのものとしています。
同一の都道府県からご依頼を戴く場合、日を続けて行なうか、ご支援をいただいた方にて共同開催として、開催日を決めていただきたいと思います。あるいは、とくに遠方の場合ですが、ご支援金額の関係から、潜在的な複数の支援者様のグループの協議によりそれらのグループによる共催としていただくことをお勧めします。
なお、離島の場合も、近隣の北海道、本州、四国、九州のいずれかのグループとの共催、あるいは会場をそのいずれかの場所としていただくなどの処理をしていただくと、助かります。
そのようにしていただいた場合でも講習が複数日にわたる場合、2日め以降の講習に際しては、一日あたり20,000円の講習料を頂きます。
なお、以下の「無理をせずにXXXでの往復が可能な範囲」というのは、講習前の打ち合わせ(1時間程度)、講習、および講習後の打ち合わせ(1時間程度)の時間も含めてであることに注意してください。
また、以下のリターンに挙げている「例」の部分に関しては、講習を行なう会場の、とくにハブとなる駅および空港からの立地により条件が異なる場合があります。メッセージなどにより、ご確認いただくことも検討していただくと助かります
20,000円: 山梨県大月市から列車を交通手段とし、無理をせずに日帰り可能な範囲にて講習を行ないます。(例: 山梨、関東、長野、神奈川、静岡の東部)
40,000円: 山梨県大月市から列車を交通手段とし、無理をせずに一泊での往復が可能な範囲にて講習を行ないます。(例: 東北地方の南部、北陸、静岡の西部、愛知、三重、岐阜、近畿)
60,000円: 山梨県大月市から列車を交通手段とし、無理をせずに二泊での往復が可能な範囲にて講習を行ないます。(例: 東北地方の北部、奈良、山陽)
100,000円: 山梨県大月市から飛行機を交通手段とし、無理をせずに一泊での往復が可能な範囲にて講習を行ないます。(例: 山陰、四国の一部)
150,000円: 山梨県大月市から飛行機を交通手段とし、無理をせずに二泊での往復が可能な範囲にて講習を行ないます。(例: 山口、四国の一部、北海道の西部、九州)
200,000円: それ以上の場合。(例: 北海道の中央部、東部、北部、あるいは沖縄)
▼最後に
需要があるのか不安ですが、よろしければご支援をお願いいたします。
最新の活動報告
もっと見るここでは論じていませんが
2017/09/25 03:01ここでは論じていませんが、どういう考えを持っているか、どういうことができるかなどは「低学年児童のためのプログラム教育教材の作成とそのための実践:第一版 (2nd)」の活動報告を参照願います。 もっと見る
「コンピュータを使わない、コンピュータとプログラミング入門#2」のチラシを市役所学校教育課に持って行きました
2017/09/20 01:17大月市役所 学校教育課に、「コンピュータを使わない、コンピュータとプログラミング入門#2」を開催する旨、お伝えして来ました。また、チラシも同じくお渡ししてきました。とりあえず、小中学校にチラシを転送(?)していただけるようではあります。 同時に、2020年からのプログラミング教育必修化に関しての動きを伺って来ました。こちらについては、今年度は各小中学校の機材の充実を行ない、そのためもありプログラミング教育必修化についての会議は年度内には開催されないだろうとのことでした。文科省がプログラミング教育の導入についての資料をそこそこ公開しているので、それをすこし紹介してきました。 もっとも、機材導入と必修化に向けての会議は別の処理となると思いますので、年度内に会議は開かれないだろうというのも、あまり理屈にあったお返事とはいい難い面もあります。両者が同じ会議であり、年度内は機材の充実という方向を出したのであれば、今年度における会議の役割は終わっているという考え方もあるかもしれません。とはいえ、それらは並行して行える会議ですので、会議自体は一つの同一のものだとしても、機材の導入が優先だから、必修化に向けての会議、あるいはICT関係の会議は年度内には開催されないだろうという理由付けは、あまり強いものとは言い難いものだろうと思います。 なお、「コンピュータを使わない、コンピュータとプログラミング入門」を後援していただけないかとのお願いも伝えてきました。とはいえ、こちらがどういうものなのかなどなど明らかだとは言えないため、なんの検討もなしに「後援します」とは言えないでしょう。その点も含めて、前述の会議であれ、そうでないものであれ、「こういうことができる」など、あるいはもっと気楽なものでもいいので、可能なら一席設けていただければとのお願いも、伝えてきました。 もっと見る
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