はじめまして、かけはしブルーイングです!
かけはしブルーイングの代表、濱田祐太です。私たちは、“国内随一のホップ産地”京都府与謝野町で、2020年秋から地元産のホップをふんだんに使用したビールを通じて、人と地域をつなぐ”かけはし”になりたいという想いでブランドを立ち上げました。与謝野町は、日本三景・天橋立を望み、山・川・海に囲まれた人口2万人程の小さな町です。2015年からビールの原料であるホップの栽培にまちをあげて挑戦し始めました。
◆とにかく早く「とれたてホップビール」を作りたい!そして、飲みたい!
ホップ産地で活動している私たちは、ブランド設立当初からこの夢を抱いていました。
とれたてホップとは収穫したばかりで加工されていないホップのことを指し、ウェットホップとも呼ばれます。一般的に広く使用されている加工ホップでは感じることのできない、フレッシュで青々とした香りがとれたてホップにはぎゅっと詰まっています。
このとれたてホップを使ったビールはハーベストビールとも呼ばれます。
ハーベストビールで使用されるホップは収穫後24時間以内に醸造に使用され、ビールにみずみずしい特有の個性を与えます。
私たちは先人ブルワーの皆さまが醸造されてきたハーベストビールに魅了されてきました。その味わいは格別です。私たちも与謝野ホップを使って"とれたてホップビール"をつくりたいと渇望していました。そして遂にホップ収穫ができるこの季節がやってきました!毎年ホップを栽培していただいている農家さんには感謝でいっぱいです。
◆なぜ与謝野町で取り組むのか
与謝野ホップにはハーベストビールに適した個性があります。それは、「北半球で一番早く、とれたてホップビールを楽しめる可能性」を秘めているということです!与謝野町は他のホップ産地に比べて春の芽吹きが早いため、「北半球で一番早く収穫ができる」とのお墨付きをいただくほどです。つまり、私たちが大好きなフレッシュホップビールを日本、いや北半球で一番早く楽しめるという特権が与謝野にはあるのです!
さらに、今年は例年よりも一週間早く6/22から収穫がスタートしています。
◆私たちが仕掛けるビール
2021年に収穫された与謝野ホップを使い、私たちはMINOIRI~Harvest ale 2021~というビールを企画しています!2022年以降も毎年この時期になると"とれたてホップビール"が飲めると思うとワクワクが止まりません!
商品名:MINORI ~Harvest ale 2021~
スタイル:セッションIPA
使用するホップ:2021年収穫の与謝野ホップよりカスケード/チヌーク
アルコール度数:4.5%
特徴:とれたてホップのみずみずしさと柑橘の香りを感じられるハーベストビールです。ホップの収穫シーズンである夏に合わせた軽い飲み口で、思わず何杯も飲んでしまうセッションIPAです。
◆商品に込めたこだわり
今回のビールは、今年も無事にホップが実ったということにちなみ「MINORI」と名付けました。
使用するホップは、2021年に収穫された与謝野ホップのうちカスケードとチヌークという品種です。京都与謝野ホップ生産者組合の方々にもアドバイスをいただきながら私たちのメンバーが1つ1つ手摘みをしました。
私たちのつくるハーベストビール「MINORI」は、与謝野ホップの特徴である柑橘の様な香りに、とれたて特有のみずみずしさが加わります。
とれたてビールの特徴として「フレッシュ」や「みずみずしい」という表現を用いていますが、それには言葉にしづらい魅力があります。この良さは是非、飲んで体験して欲しい感覚です!
醸造は、福島県の株式会社ホップジャパンにご協力をいただいています。
株式会社ホップジャパンの醸造所がある福島県田村市もホップ産地であり、またフレッシュホップを使ったビール醸造の経験も豊富に持たれています。与謝野町と田村市というホップ産地同士のコラボレーション商品です。
現在、製造に向けて準備を進めています。是非楽しみにお待ちください!
◆かけはしブルーイングについて
私たちかけはしブルーイングは、ホップのまち京都府与謝野町で誕生したビールブランドです。
2020年の秋には、第1弾の商品販売にあたりmakuakeで先行販売を行い、523名の方から約350万円のご支援をいただきブランドが立ち上がりました。
その後も、有楽町マルイ、JR京都駅、阪急うめだ、大垣書店京都本店など様々な場所でのポップアップ等にも出店させていただき、少しずつお客様との接点をつくってきました。地元である丹後地域でも約10店舗ほどの飲食店様にてお取り扱いをいただいております。
第1弾のASOBIを飲んでいただいたお客様からも「ホップの香りが特徴的だった」「甘さと苦味のバランスが絶妙だった」という好評の声を数多くいただいております。
私たちは、全員が20代のメンバーです。母体となる株式会社ローカルフラッグの社員とプロジェクトの構想に共感した複業メンバーで事業活動に取組んでいます。若い力で新しいビジネスをまちに創り出していくことを目指しています。
私自身は大学在学中から「まちづくり」に関心を持ち、地域の旗振り役になるという想いで株式会社ローカルフラッグを創業しました。地域の資源を生かすという構想の中で、「与謝野ホップ」に出会いかけはしブルーイングの構想にいたりました。
また、私たちはビールづくりを通じて地域の社会課題解決に取組んでいます。かけはしブルーイングのモチーフとなった「日本三景・天橋立」では、生活排水流入と、内海の海流の流れの悪さによる海の「富栄養化」のため、牡蠣が大量繁殖しています。牡蠣が集積し島を作ることで、天橋立の景観を損ね、地上に出て死んだ牡蠣が悪臭の原因となるという地域課題につながっています。
この牡蠣をビール醸造時の「硬度調整」や「濾過」という工程で使用していきたいと考えています。まずは、「硬度調整」の資材として天橋立の牡蠣殻を活用していくところからスタートですが、このプロジェクトの開始と共に、吉備国際大学農学部醸造学科との共同研究プロジェクトも始まり、牡蠣殻の「濾過材」の開発に向けてスタートしました!
「かけはしブルーイングのビールを飲めば飲むほど、海がきれいになっていく」そんな未来を目指します。
◆資金の使いみち・スケジュール
資金の使いみち
ご支援いただいた資金は全て、MINORI ~Harvest ale 2021~の製造費や広告費として使用させていただきます。
スケジュール
6月末〜7月上旬 ホップの収穫・商品の仕込み開始
7月末〜8月上旬 クラウドファンディングの終了&商品の配送
※状況等により予定が変更となる可能性があることをご了承ください。
◆最後に・代表濱田から
今回の商品はかけはしブルーイングにとって待望の新商品であり、ホップのまちだからこそチャレンジしてみたかったビールでもあります。とれたてホップを使って毎年、その年ならではのビールを作り続けていきたいと思っています。ボジョレーヌーボーのように、毎年、商品の販売開始を待ち望んでもらえるような定番商品にしていきたいと思っています。そして、商品を通じて与謝野町をホップのまちから、ビールのまちとしてさらに盛り上げていきたいと思っています。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る7/6, 7/7 遂にMINORIの仕込みを行いました!
2021/07/11 12:007月6日、7日の2日間、福島県のホップジャパンさんにて遂にMINORIの仕込みを行いました。仕込みまでに打ち合わせを重ね、レシピはバッチリ。後は、とれたて与謝野ホップがどのような状態なのか当日までドキドキでしたが、とても青々しく新鮮な香りで仕込み中も思わず隙あらば嗅いでしまうほど爽快なものでした!採れたての与謝野ホップは粉砕して仕込み釜に投入します。とても青々しいです。このアロマをしっかり引き出す為に、煮沸後半に投入します。こうして仕込みを終えたビールは発酵タンクに送られ、発酵をはじめます。今回のMINORIは明るい色のビールです。今後、発酵が進んだ段階で再びホップをビールに漬け込み、さらにフレッシュな香りをビールに溶け込ませて行きます!ホップジャパンの皆様のおかげでとても良いビールに仕上がりそうです、ありがとうございました!順調に行けば、8月上旬ごろ皆様の元へお届けできそうです、もうしばしお待ちください。(私たちも待ち遠しいです...)----今回、仕込みにご協力いただいた、ホップジャパン醸造責任者の武石さんにコメントをいただきました!●与謝野ホップの印象与謝野のフレッシュホップはとても香り爽やかです。粒も大きく、ホップ単体でグラッシー・ハーバルな香りやシトラスのニュアンスが感じられたので、これらの新鮮なアロマを引き出せるような飲みやすいビールを目指したいと思います。●仕込みを終えての所感フレッシュホップらしさを強調するためにモルトのベースラインは優しめに、かつ飲みやすいようなビールが仕込めたと思います。発酵も順調ですので、あとは与謝野ホップを追加でドライホップすることで一層ホップフレーバーを前面に押し出し、穫れたてでフレッシュなハーヴェストビールの仕上がりに更なる磨きをかけていきたいです。武石さん、ありがとうございました!それでは皆様、完成までもうしばらくお待ちください、引き続きご支援よろしくお願いいたします! もっと見る
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