アンニョンハシムニカ!
高級部60期卒業生、高英勲です。
私は現在、東京朝鮮中高級学校にて教員をしており、学校沿革室の現在未来ブランディングエリアを担当しています。
東京中高を卒業し11年の月日が経ちますが、今でも友人たちと過ごしたハッキョ生活は忘れません。
60期卒業生である私が当時を振り返りながら思うことは、私たちが最後のブレザー、赤ネクタイの制服であったことです。
今回の企画に携わり、過去の卒業アルバムの制服姿の写真を見ながら、あらためて強烈なインパクトだなと感じました。
また、私たち60期卒業生たちが忘れられないことといったら、いまなお続く高校無償化闘争です。
2010年の卒業式間近に、ウリハッキョが高校無償化制度から除外されることを聞いた私たちは、卒業式の前日まで街頭にて署名活動をおこないました。
高校無償化法案を審議する衆議院文部科学委員会の前で披露したマンプンニョンは今でも忘れません。
全国各地で行われた高校無償化裁判にて不当判決がでましたが、当時高校3年生であった私の心は折れていません!これからも闘争を続けて、必ず勝利するという強い気持ちを持っています!
今回、学校沿革室の企画に参加しながら、私があらためて強く思ったことは、ウリハッキョの歴史は在日同胞たちが守り、発展させてきた歴史であり、それを後代にもしっかりと受け継いでいかなければならないということです!
私たちの楽しかった思い出がつまったウリハッキョをこれからも共に守っていきましょう!
東京中高に通う現在、未来の子供たちが自分のルーツを学び、楽しめるハッキョを共に作っていきましょう!
現在、たくさんの方々のご協力のもと学校沿革室を作成しています。
本当にコマッスンニダ!!
引き続き、ご協力よろしくお願いいたします!
共に学校創立75周年を盛り上げていきましょう!!