令和2年11月15日に流鏑馬専用馬場「流鏑馬鎌倉教場」を開設してから、今日で1年が経過しました。
この1年間、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、緊急事態宣言の発出に合わせ、毎週日曜日に行っている稽古を中止しました。
馬の世話や道具の手入れは欠かせませんので、門人(門弟のこと)を二班に分け、各班ごとに隔週で諸作業を行うのみとし、人流の抑制と接触機会の減少に努めました。
その後、緊急事態宣言が解除された五月下旬から段階的に稽古を再開しましたが、従前以上に感染症対策を行いながらの実施となっています。遅れを取り戻すために、より一層稽古に励んでいるところです。
流鏑馬・日本弓馬術を途切れさせてはいけないという思いで、稽古を続けています。
稽古を続けられるのも、馬場があるからです。
ここに来れば稽古ができる
馬場の存在は貴重なものです。
その馬場の付帯設備(更衣室、水道、馬の日除け)は、いずれも流鏑馬・和式弓馬術の稽古には欠かせないものです。
より一層の稽古環境の改善により、流鏑馬・日本弓馬術のより確実な維持継承に繋げるため、皆様の貴重な御支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。