こんにちは!Bisyu'sです。『温度を纏う。・・・プロジェクト』今日はBisyu's カシミヤの軽さと暖かさについて、お話したいと思います。その前に以前、Bisyu's カシミヤ素材と他素材との比較検証を行った時のデータを。最初に、それぞれ異なった代表的な素材を集めました。画像左から、1、 COTTON 100%裏毛 ・スエットトレーナー素材。30/10のベーシックタイプ。2、Cashmere-Productsの吊り天竺カシミヤ尾州仕上げ素材。3、COTTON 100%ワッフル ・Tシャツによく使われている素材。4、COTTON 100%ボーダー天竺 ・Tシャツによく使われている素材。5、リネン100%織物 ・リネンブラウスやワンピース等に使われているタイプ。検証方法条件 ・各素材10cm×10cmで切りそろえてカット。検証一:四つ折りにしてのボリューム比較検証二:各素材10㎠の重さ ※小数点はカット。▷結果検証一 : UP画像の通り。ほぼスエットと同じボリュームです。検証二 : 裏毛4g・Bisyu'sカシミヤ1g・ワッフル2g・天竺3g・リネン2gBisyu'sカシミヤ・・・なんと1g と出ました!! ダントツの最軽量でした。※計量器が1g以下が表記されない為、厳密に言うと、実際は1.4~1.6gといったところでしょうか・・・ボリュームは、スエット裏毛とほぼ同じでしかも軽い=空気層があると言うことになります。カシミヤの高保温性の要因はこんなところにも証明されていますね。さて、朝夕に、元気になく虫の声で秋の訪れを感じる今日この頃です。カシミヤアイテムは、寒い冬の日はもちろんですが、意外と初秋にもご使用頂くと便利なんです。日中あったかい時は、コートやジャケットなど邪魔になる時もあって、できれば薄手のカーディガンくらいで外出したくなりますよね。そんな時、BAGの中に、ネックウエアーアイテム1枚入れておくと安心。首回りをバッチリあっためてくれますので、少々の寒さもなんのその!大活躍間違いなしです。これから秋冬に向け、季節の変わり目です。時節柄、お体ご自愛くださいませ。引き続きご支援の程、よろしくお願いします。Bisyu's
こんにちは!Bisyu'sです。『温度を纏う。・・・プロジェクト』Bisyu's カシミヤ素材で恒例のお洗濯実験を行いました。目的:通常洗濯で、素材の形状変化を検証準備した物:作品使用予定のカシミヤ素材(ベージュ) サイズ:20cm×20cm , 15cm×15cm ,10cm×10cm▷実験条件1:洗剤は通常家庭用(アリエール) ※今回もあえてWOOL用中性洗剤を使用せず、過酷な状況にてテストしました。条件2:洗い時間は洗いーすすぎー脱水までで56分のコース。※洗濯ネットに入れ、他の衣料と一緒に入れました。条件3:脱水後、丁寧にシワをのばし形を整えて、室内平置き乾燥▷お洗濯実験後の結果洗濯前:縦20cm×横20cm ⇒ 洗濯後:縦19.4cm×横19.4cm(まるかり部分含む)洗濯前:縦15cm×横15cm ⇒ 洗濯後:縦14.6cm×横14.6cm(まるかり部分含む)洗濯前:縦10cm×横10cm ⇒ 洗濯後:縦9.6cm×横9.6cm(まるかり部分含む)ちなみに風合いは、柔らかくなり、さらに肌触りの良さを感じられます。※手作業での実験となり、多少の誤差があります、ご了承くださいませ。洗濯前と比較し、平均で約横-3%・横-3%という結果でした。今回の実験は、「通常の洗濯機で普通にお洗濯をしたらどうなるの?」と言う一つの疑問から始まりました。あえて普通の洗剤、お洗濯も全自動洗濯機の通常洗い、だいぶ回しました・・・シャツとかと一緒にということで、カシミヤにはかなり過酷な条件だったかと思います。平均縮率が平均-3%と、通常のコットンTシャツと同程度のデータとなり、納得のいく結果となりました。カシミヤはWoolと違って、クリンプ(鱗の様なもの)と言われる物が非常に少なく糸同士が絡みにくい性質があります。よって非常に縮みにくい性質があります。※家庭用洗濯はOKとの結論ですが、とても素材に負担がかかるよろしく無い実験方法です。素材へのダメージや、長くお使いいただくために以下の方法をお勧めします。Wool製品使用可の中性洗剤にて、洗濯ネットに入れ、軽く手押し洗い&すすぎして頂き、脱水後、直射日光の当たらない場所にて、形を整え干してください。さて、関東圏ではジェットコースターのような気温の変化もあると聞いています。また、東北や、北陸の一部の方から、もう寒いよ・・・との情報も緊急事態宣言も解除され、お出かけのシーンも増えて来るかと思います。これから秋冬に向け、季節の変わり目です。時節柄、お体ご自愛くださいませ。引き続きご支援の程、よろしくお願いします。Bisyu's
こんにちは!Bisyu'sです。『温度を纏う。・・・プロジェクト』今日は進捗状況報告その一です。ご支援者様のおかげで、すでに120%超えです。本当にありがとうございます。プロジェクト説明文の中にもございますが、本品は制作にとても時間がかかります。昨年に引き続き、得意のフライングスタートをしようかと・・・(汗)まだ、プロジェクト中ではありますが、9/25現在ご支援頂いているお色・デザインについては先行して制作に入ります。なので、当初のお届け予定よりも前倒しで進めて行こうと思います。目標は11月中旬〜下旬にお届けで頑張ろうかと。今後ご支援頂けるものに関しましても、順番に進めて行くつもりです。ただ、タイミングにより先発発送より1〜2週間余分にかかる場合もあり、当初の予定通り12/中旬頃になる場合もございますので、ご了承くださいませ。さて、今日もとても爽やかな1日でした。(私の住んでいる地域です。すいません・・・)なかなかの日差しでしたが、風の温度というか、質というかやっぱり秋だな〜と感じます。コロナも落ち着きそうな雰囲気もあり、ちょっと緩みそうです。。。しかしながら、来週にはまた、大きな台風が来るかもとの事。皆様も、もう一回気を引き締めて、お気をつけくださいませ。引き続きご支援の程、よろしくお願いします。Bisyu's
こんにちは!Bisyu'sです。『温度を纏う。・・・プロジェクト』今日は、純カシミヤ本来の優しい肌触りとは・・・についてお話しさせて頂きたいと思います。これは、第6弾の『暖をつつむ・・・プロジェクト』の活動報告に記載した物ですが、あらためて。『温度を纏う。・・・プロジェクト』のスヌードとストールはもちろんカシミヤ100%の原料を使用しています。市場にはカシミヤ100%の物っていっぱいありますよね。特にチェック柄の織物マフラーとかよく目にするかと思います。では、代表されるチェック柄等の織物マフラーと、Bisyu'sの作品で使用している物とでは、何が一番違うのか?厳密に言えば、原料品質の良し悪し、組織(織と編みに違い)等色々ありますが、撚糸回転数の違いと言う部分もかなり重要なポイントとなります。撚糸とは、糸に撚り(より)をかけることです。Bisyu'sが使用しているカシミヤ糸の撚糸の回転数は一般のチェック柄織物マフラーと比べ(有名ブランドのマフラーも同じ)約半分以下です。※正確なデータでは無いですが、一般的に。みなさん誰もが一度はやった事があると思いますが、ティッシュでコヨリを作った時、いっぱいひねった方とひねりが弱い方、どちらが硬くなりますか?当然ひねり=撚糸回転数が少ない方が柔らかいです。ただ、そこで問題が出て来ます。撚糸回転数が少ない場合は糸自体の強度が落ちます。特に織物の場合は、織機の特性上、ピンと張って織らなくてはいけないので強度は必須です。よって、肌触り感を良くする為、最終工程で素材表面を、アザミと言う表面がザラザラした木の実や、乾山の様な物で掻く、起毛加工をする事が多いです。ではBisyu'sカシミヤは?まず、原毛(原料)選別の時点で長い物を選別して使用しています。それにより、撚糸の回転数が少なくても程々の強度が保てます。もうひとつ、編み地作成には、希少な旧式編機でゆっくり優しく編み上げています。結果、起毛加工等、素材にダメージのある加工を施さなくても、柔らかくて優しい肌触りが完成します。根本的に、一番の触り心地がよい状態は撚りが無い状態の原毛です。写真にある原毛もとってもふわふわで柔らかいです。なんせ、何も手を加える事無く、天然で撚糸回転数0ですし、もちろん最高の肌触りです。でもそれではスヌードやマフラーには出来ないので、出来る限り撚りの少ない状態の糸にし、素材にする。そうした考えから、『温度を纏う。・・・プロジェクト』スヌードとストールが生まれました。プロジェクトも、たくさんの皆様よりご支援を頂き、本日時点で116%を達成させて頂きました。心より感謝申し上げます。今回もなるべく早くお手元にお届けできるよう、生産準備も進めております。引き続き、ご支援よろしくお願い申し上げます。Bisyu's
こんにちは!Bisyu'sです。『温度を纏う。・・・プロジェクト』昨日、無事successする事ができました。作品を気に入って頂き、産地を応援しますとのお言葉もたくさん頂き、心より感謝申し上げます。また、プロジェクト開始に関わって頂いた多くの関係者皆様にも、この場をお借りしまして、厚く御礼申し上げます。これからも多くの方へ、純カシミヤの優しい肌触りをしっかりお届けできる様、日々研鑚を深めていきたいと思います。 このところだいぶ涼しくなって、秋を感じる季節となりました。朝夕と日中の気温差も大きく、体調を崩しやすい季節の変わり目時節柄お身体ご自愛くださいませ。引き続きよろしくお願いします。Bisyu's