昨日、南極のことを書いたら・・・。北極を想起して何人かが連絡をくれた。僕は南極大陸に行ったことはないのだが、北極には行ったことがあるので、今日はそのことについて書く。北極に行った一番の理由は「行きたかったから」に他ならないのだが、標題の通り、「地球のてっぺんはパクだった」と主張するための旅でもあった。どういうことかというと・・・。「北極点」というものがあることになっている。いわゆる北緯90°地点だ。「点」というのは、便宜上鉛筆で描く「ドット」だと思われているが、実は面積とか長さとかが存在しない。そこにそれがあるという概念にすぎない。北極点とされる場所に旗を立てるのは、実態のないコンセプトを見える化するためだ。ということは・・・。「北極点」は地球のてっぺんに存在しない。一方で、北緯89.000...°から北緯89.999...°までは、当然ながら存在する。これを「北緯89°帯」と名付けることにする。地球のてっぺんは「北極点」ではなく、「北緯89°帯」なのである。それでは、「北緯89°帯」の中心を「パク点」と名付ければよいではないか。これを主張するために、いわゆる「北極点」を目指したのでした。個人が最もリーズナブルに「北極点」に到達する方法は、その当時(2018年4月)北極マラソンに参加することだったので、僕はその道を選んだ。マラソン大会では頑張らないことにしている。完走は絶対にすると決めている。そのために無理はしない。記録より記憶に残るレースにしたい。そう思っているけれど、北極マラソンは寒すぎて(-32℃だった)、早く終わりにしたいと思って進み続けたら、アジアナンバーワンになってしまった。完全な事故だwというわけで、パクチー銀行頭取は、パクチー普及のために「北極点」にまで行ってしまったという報告でした。北極マラソン アジアチャンピオンまでの道のり、詳細はこちらをご覧ください。https://kyoblog.beemanet.com/44bc60e5f2fd