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10代の人たちは、何か特別な問題がなくても、成長途上であり、特に人生の進路、将来についてわからないから悩むものです。
人間の心理をよく知る必要があります。心です。わだかまりがある人には心を解いてあげないといつまでもわだかまりが残ってしまいます。心が解けなければ体も解けません。神経性の病気も心から来ます。胸を痛めること、心です。様々不確定で将来が見えにくい中、不安が精神的な病を誘発します。
つまり、いろいろな事情があるとしても、大胆にやったら未来に希望がありますが、心をやきもきしていると心臓病にまでなり、神経病、うつ病、恐れる病気になります。そして、心が折れたら立ち上がれません。心が挫けたらうつになります。また、挫けてないつもりでも体が先にダウンして、心のつらさを表現するようになります。
特に、何も信じず一人でいる人は、一人で心配し、悩み、憂い、それによって脳がどんどん弱っていき、神経に問題が出ます。
このように、脳に関することは、考える通りに刺激を受けます。心配すると心配、不安になると不安、影響を受けるということ。心配して解決するのだったら夜通し心配してもいいけれども、心配はむしろ頭が熱を受けて、いいアイディアが浮かばなくなります。
神経を使うと頭が痛いでしょう?それは神経性のものです。だから、どのように治るかと言うと、神経をそこまで使わなければ治ります。
そして、例えば、私たちの体は、冷水を浴びて7回、8回、10回も浴びると、熱いお湯が嫌になります。「冷たい水を浴びたい」と思う。脳も、そのように運命が左右されます。
つまり、脳はすごい影響力があるけれども単純でもあります。だから、まずはいわゆるポジティブ思考、できると希望を持たせることです。
しかし、自分から抜け出すことは難しいから、誰かが嬉しくなるようにしてあげたら、誰かが気を使ってあげたら治ります。怖がらないでいいんだよと。自分ではできなかったら他の人にも望みを持てるように、恐れないように、「心配するな。一緒にしてあげる」と言って励ましてあげたらいいです。
特に、子どもたち、成長期だからおなかがすいています。食べさせたらすぐ笑顔に、元気になります。中1の娘も、しょっちゅう冷蔵庫を開けて、チーズやジュースをつまみ食いしています。
心も一緒です。心も成長期だから、心の栄養、希望と前向きな言葉をかけたら変わります。
ただし、相手の状況や心境をわからずに、ただ大丈夫と言っても駄目です。その大丈夫じゃないと思っている心をまずは共感・受容しながら希望を与えれば、人は変わります。
これは若い人ほど早く変わります。年齢を重ねた人ほど脳が固まっているので時間がかかります。
うつも自殺も、少なくとも食い止め、減らすことができます。方法があるからです。人は希望があれば、やってみようとなります。そして、希望が実現する助けをすれば、後は自走できるようになります。皆さんの周りの方にもこのようにやってみてください。