皆様のご関心とご支援感謝します。
大人にも通じる話ですが、生きづらいとよく言いますね。様々な要因が重なっているとは思いますが、特に若者に当てはまることは何でしょうか。何かしづらいというのは、したい通りにできず制限されているということです。
彼らと接していて、大きな要因と思える一つ目は、若者において、生きるということは、脳も心も体も成長期だということです。
力がみなぎってあふれているのに、それを思い切り使えないのであれば、どれだけもどかしいでしょうか。下手をしたら衝動的に暴発するくらい。しかし、それを活かすことができないなら。。実際、何年も前ですが、部活未経験の方が経験者よりうつになるリスクが1.6倍高いというデータがありました。
思い切り体を動かせない、思い切り歌えない、思い切り話せない。特にコロナ禍で、心も体も制限されている。力が余っているからこそ、大人以上に子どもたちは我慢を強いられています。
したいことが山ほどあってもできないのです。どれだけストレスでしょうか。いろいろできるスキルがあるのに、単調作業しかできないなら苦痛であるように。
そして、二つ目は、将来への不安。自ら願って集中して取り組めているものがあればいいのですが、そうでなければ、将来何をしたいのかが見えない。さらに今将来のために何か準備しているようには思えない。
人はわからないと不安になりますが、社会未経験の若者はなおさら将来が見えないだけ、不安を抱え、自信がない人ほど無力感と失望感に襲われるのは自然なことかと思います。
ここに、誰か同じ立場で心を分かち合える友、または親身になってくれつつ身近なロールモデルとなるような人生の先輩がいれば(さらに、良くも悪くもストレートに本音でぶつかり合えなくなっている学校での人間関係が入ってくる)、なんだかんだで本人なりにその時期を過ごしていけるのではないでしょうか。青春てそんなもんだよと思われるかもしれませんが、今は複雑、かつ情報があふれている時代。単純にはなれない時代でもあるのでしょう。
ただし、先日書いたように、本質は愛の問題。親や誰かに愛されているという確信、これが生きる土台なのは言うまでもありません。これがなければ何をしても満たされず、生きづらさを感じることでしょう(だからといって未成熟な時に誰かと付き合っても、未成熟な実を食べるようなもので手に負えませんが)。
いろいろあるにしても、まずは彼らが安心して活発に活動できる機会、安心して挑戦できる機会、安心して話し合える機会、そうできる居場所が彼らの助けになるのではないでしょうか。
こうした場を目指して取り組んでいきます。。
https://camp-fire.jp/projects/view/450881
続けて、皆様の関心と愛、ご支援をよろしくお願いします!
(次回は、「人は希望があってこそ生きることができる」)