こんにちわ。まぁちおんがくきょうしつ
教室長のまぁちです。
前回の報告で、目標金額の設定についての話をマネージャーがしておりました。
このことについてお話します。
今回の目標金額の設定は300万円と設定させていただきました。
…う~ん、ちょっと無理あるんじゃない?
なんて声があちこちで聞こえてきちゃいそうな金額ですよね。
もちろんこの点は理解した上で今回のプロジェクトを立ち上げました。
300万円あったら新しいピアノも買えちゃいます。
でもあえて修復という選択をしたことは本文で触れてますが、実際本当にそれだけの費用はかかるのか?というところを皆さん思っていらっしゃいますよね。
今回のプロジェクトにあたり、千葉県内にあるピアノの修理を専門取り扱っている業者に見積もりをお願いしました。
その結果…
見積もりは税込みで150万円~190万円くらいとでました。
ただし!この見積もりの中にまだ見積もりがとれていない部分が…
それは「ピアノの足」!
きょうしつにあるディアパソン、実は演奏中にかなり横にがたがたと揺れてしまうんです。
原因は、3本ある足すべてでジョイント部分の木材の腐食があると思われるためです。300キロ近いピアノを支えているので、このままだと足の根本からポキっといってしまうと言われてしまいました。
でもここの部分の見積もりだけは、修理工場に運ばないと見積もりがとれないと言われてしまい、ここだけ見積もりがとれない状況に。
でも、ざっくりですが金額を聞いたところ、最低10万くらい、状況によってはもっとかかってしまう可能性はあるとのこと…
だとすると合計200万円以上かかってしまう可能性が…
という理由と諸経費込みで、今回の金額設定になりました。
※本当なら見積書の画像をお出しするのがいいのでしょうが、業者さんより撮影の許可をもらっていないので今は出せません。許可が取れ次第画像をお出ししたいと思います。
もちろん、皆さまにご協力をいただきっぱなし!ということではありません。
我々もプロジェクト成功に向けて動いております。
新しくなったディアパソンでレッスンを提供するチケットや、まぁちおんがくきょうしつ主催のリサイタルチケットの提供もさせていただきます。
そして、我々が一番こだわっていること!
私が選び選んだ数々の曲を収録したCDをご提供させていただくことになっております。修復後のCD収録にむけて、日々の練習も欠かすことなく行っております。またピアノのコンディションはあまりよろしくはありませんがYouTube配信も引き続き行っております。
新型コロナ感染症がまだまだ猛威を振るっている中、音楽業界は本当に大変な苦境にたたされてます。当きょうしつも例外ではありません。
でも、素敵な音楽を聴いたり自ら奏でたりすることで、少しでも皆さんの中にあるギスギスした心が和らくことができるはずです。
私たちは、このプロジェクトが単なるピアノ修復だけのものではなく、音楽は本当に素晴らしいものなんだ、音楽は人々の心にとっても大切なものなんだ!ということを広めていきたいと思い日々活動をしております。
この思いがたくさんに方々に届き、味わい深い音を奏でるディアパソンが復活できるように、これからもどうぞご支援をいただきますようお願いいたします。
2021年9月4日 お話ぴあにすと まぁち(川手 義啓)