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50年の歴史を持つ縫製工場の挑戦!オール岡山製のデニム浴衣を愉しんで欲しい!

美しいもの作りの郷・美作国(岡山県)の縫製工場でmade in OKAYAMAの浴衣・作務衣・甚平・羽織等々が作られている。海外製の着物ではない、これこそが岡山製、日本製と言える自信のある岡山県産デニムの浴衣達が完成しました!コロナに負けず頑張る地方の縫製工場の意地、想いを御覧下さい。

現在の支援総額

1,408,080

469%

目標金額は300,000円

支援者数

80

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/08/12に募集を開始し、 80人の支援により 1,408,080円の資金を集め、 2021/09/30に募集を終了しました

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50年の歴史を持つ縫製工場の挑戦!オール岡山製のデニム浴衣を愉しんで欲しい!

現在の支援総額

1,408,080

469%達成

終了

目標金額300,000

支援者数80

このプロジェクトは、2021/08/12に募集を開始し、 80人の支援により 1,408,080円の資金を集め、 2021/09/30に募集を終了しました

美しいもの作りの郷・美作国(岡山県)の縫製工場でmade in OKAYAMAの浴衣・作務衣・甚平・羽織等々が作られている。海外製の着物ではない、これこそが岡山製、日本製と言える自信のある岡山県産デニムの浴衣達が完成しました!コロナに負けず頑張る地方の縫製工場の意地、想いを御覧下さい。

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皆様

お久しぶりです。
皆様健康でご健勝のことと思います。

少し想いが沢山溜まって来たので長めの更新となってます。
お時間のある時に目を通していただけると幸いです。


私もお陰様で元気に活動を続けさせて頂いています。
3月に入り異様なまでのお問合せを頂き、3年ぶり2か月先まで縫製工場がいっぱいとなっています。

要因は3つ。
①弊社の生産能力の減少
②縫製工場の減少
③中国のロックダウン

この忙しさが一時的でない事を祈ってます。

①弊社の生産能力の減少
これはしかたないですね。コロナで仕事が減り縫製者が離れてしまいました。
弊社は日本人ばかりですから減ったと言っても数人(それでも大きな痛手)ですが、
他の業種で海外の労働力に頼っていたところは補充ができず、仕事はあるけどこなせず仕事が離れていっているという大打撃を受けてます。

②縫製工場の減少
お陰様で弊社はなんとか凌いできていますが、
お年を召したり、後継者のいない縫製工場は借金もなければこの機会にとたたまれているようです。もちろん倒産事例も聞きました。
そこに行っていた仕事がこちらにと来ているのですが、値段を聞くとぞっとします。
よくぞここまでされてたなぁ。と。ある意味職人さんの意地さえ感じられます。
SDGsを言われてますが、この8番9番のあたりからもっとも離れているのは海外の生産工場ではなく、日本の中小企業のような気がします。
存続の危機。これはさいごにもう一度写真の説明と共にお話させて下さい。

③中国のロックダウン
今上海ではロックダウンが起こり、ここだけではなく他の地域でも起こっているそうで、仕事を依頼しても返事すら返ってこない状況もあるそうで、どうもSNS等規制が厳しくなっているようです。
そこで急遽縫製工場を探しています。というお問合せを数件頂きました。
3年前マスクの時と同じ状況が起こり始めているこの現象。
そろそろ国内の生産を見直す必要があるのではないでしょうか???
以前から言ってますが100%なんて難しいです。生産が追いつきません。
10%でも大変な状況になるでしょう。そのくらい物作りの現場はなくなってきているのです。
でも10%を目指して。国内生産を進めるべき。と私は思います。


写真:岡山県津山市にある天満屋津山店1F催事会場
       (2022年3月23日から28日まで開催)

つい。「旧美作藩にある縫製工場を集めて催事をしたら面白くないですか?」
そんな提案を昨年の3月頃天満屋津山店の店長さんにお話しをさせて頂きました。
昨年中にする話もコロナで延期。
やっとこの3月開催させていただきました。
11社に声をかけて、8社が集まり、縫製の現場しかしたことのない加工場が催事をしました。
最初はワゴンセール?って感じを毎日のように変更。
やっと写真のような感じに最終日にはなっていました。
売り場面積に対しての売り上げは低かったものの、やはり作り手の思いはお客様に届いていたと思います。

しかし、この8社。1社たりとも作っている物がかぶっていません。
つまり、この会社がなくなったらこの地元から作り手がいなくなってしまう。そのぎりぎりの状況だということを知って頂きたい。
以前にも書いたかもしれませんが、この地には子供服の縫製工場も、婦人服も、下着も、車のシートを縫っている会社もありました。
一番に子供服の縫製工場が全てなくなりました。あの日本バーバリーの子供服を全て縫っていたのはこの地の縫製工場でした。BeBeもありました。でも海外の値段に押され無くなっています。
しかたない部分もあるかとは思います。が、本当にこれでいいのか?という気持ちにもなってしまいます。
国内縫製と海外縫製の住み分けが必要なのかもしれません。
プラスチックごみの削減が大きくとりあげられているSDGsももっといろいろな取り組みがあり、17項目の中には、

⑧働きがいも経済成長も 
⑨産業と技術革新の基盤をつくろう

という項目があります。
これって私達中小企業が大きな声をあげなければいけない項目だと思っています。
間違いなく日本を支える企業の集まりが継続できないのは国力の低下にしかならない。
と、信じます。
私達が生きていく道を探す旅はまだまだこれから。
あがいてもがいてころこんで(あれ?これって方言?)一歩づつ進みたいと思います。

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