ロメオパラディッソのことは、前から縁があってよく知っていました。
でも、4th公演に参加しないかって言ってもらったときに、
まさか自分が舞台に立つなんて思わなかったし、
ステージのうえですこし目立つなんて、
本当に本当に辞退したい気持ちでいっぱいでした。
いまもそれは現在進行中で、
不安がおしよせる。
あと2日。
舞台の幕があくかもしれないところまできました。
ぜったいにぜったいに
ひとりじゃ来れなかった。
手をひいて、地面をならして、
雑木をかきわけて、足にくつをはかせて、声をかけて、ほめてくれて、
見守ってくれて、
そして、ずーーーっと、
いっしょに走って伴走してくれた仲間が21人もいました。
ロメオの稽古で一番大好きなメニューがあります。
みんなで福島市内のたわいもない道を、稽古場近くの山に囲まれた道を、走ることです。
暗いなか誰もライトも持たないもんだから、足元も真っ暗。でも隣に前にうしろに、みんながいるだけで、あんなにも嬉しい気持ちになる。
そうやって、
みんなで、汗だくで、走ってきました。
いま、仲間と一緒にいれる時間が刻々と減ってきているのがわかっている。
暗がりのなか。
全力で教えてもらった芝居が、ダンスが、歌が、光となり、今日まで走って来れました。
舞台の設営が今日から、はじまりました。
まだ、だれも、このチャレンジを諦めてはいません。ラストスパート。暗がりで走り続けたあのかけがえのない時間のように、我々は必死で走り続けたいと思います。
みなさま、
多大なご支援本当に本当にありがとうございます。
これは本当に。
みなさまからのひとつひとつの応援やご支援が、大きな大きな光となって、
自分はじめ我々の心を照らしてくれます。
どうかどうかもう少し力を貸してくださいますよう、お願い致します。
ロメオパラディッソ バイ