はじめに・ご挨拶
こんにちは。インターナショナルアートzine『NEW SONG』は企画とコンテンツの編集をした蜂谷翔子を含む、5カ国で活動する14人のアーティスト、ライター、ミュージシャン、写真家や教育者が作品を提供してくれたことで完成したインターナショナルアート冊子で、フルカラーで150ページ程のボリュームです。長い間、表現や知性や活動で私をインスパイアしてくれた友人たちに2020年の冬に声をかけ、制作しました。
参加アーティスト
内田涼(日本)Ryo Uchida:絵画
レベッカ・デーブナー(フランス)Rebekka Deubner:写真 "gazetouching"
ペリー・ディノ(香港)Perry Dino:絵画
ピーター・ホルスリン(アメリカ合衆国)Peter Holslin:エッセイ "What We Talk About When We
Talk About the Statue of Liberty"「僕らが自由の女神について話すときに話すこと」
ディラン・ワイルド(アメリカ合衆国)Dylan Wilde:絵画
小宮麻吏奈(日本)Marina Lisa Komiya:テキスト作品
タイラー・ダーン(アメリカ合衆国)Tyler Daughn:詩
蜂谷翔子(日本) Shoko Hacihya:絵画と写真 "Fukushima Trip"
ザック・ウェンツ(アメリカ合衆国)Zack Wentz:ショートストーリー
"War Merch" & "The Adventures of Captain Darkest"
ジャクソン・ミルゲイテン(アメリカ合衆国)Jackson Milgaten:写真
クーハン・パク(アメリカ合衆国)Koohan Paik:エッセイ 「ハワイからの手紙」"A Letter From Hawaii"
林大(日本)Hiroshi Hayashi:絵画
ロサ・メルセデス(オーストラリア)Rosa Mercerdes:コミック
"The Room With The One-Way Mirror"
ロード・ジュダ(アメリカ合衆国)Lorde Judah:FTP インタビュー
このプロジェクトで実現したいこと
『NEW SONG』first issueのサブタイトルは "we are here"です。「私たちはここにいる」というテーマを設定したのは、私たちがこの世界で生きていながらも、政治的に、社会的に、文化的にその存在を無視され、透明にされてしまうことがあるので、声をあげたり表現したりして抵抗する必要があるというメッセージを込めてこのテーマを選びました。存在が危うい人々や社会としてケアしなくてはいけないことに光を当てることは私がジャーナリズムの取材などを行う上でいつも意識していたことですが、より自由な表現のプラットフォームである『NEW SONG』にもその精神は反映させていきたいと思っています。また、世界の色んなところにいる友人たちと何か1つのものをつくることで、時間を共有したり、お互いをより深く理解したり、クリエイティブなネットワークを深めたり広げたりすることも目的の1つです。
これまでの活動
クリエイティブな目的で絵や文章を描いたり映像をつくり始めたのは大学時代で、それ以来つくり続けています。ジャーナリストとしては堀潤さんの8bit Newsで最も多く活動し、国内外で取材・執筆・映像制作を行いました。8bit Newsは動画による発信をメインとしたつくりになっているため、動画制作に当たっては特にアートや音楽の要素を取り入れたりしてジャーナリズムに趣向を凝らしました。1番最近の展示は、恵比寿のHiroshige Galleryで2020年の3月に堀潤さんと共同で行いました。週刊金曜日にも時々ではありますが記事を寄稿させていただいています。
資金の使い道
集まった資金は『NEW SONG』冊子の印刷・製本費、国内外への郵送費、制作に使うソフトウェアのコスト、CAMPFIRE手数料に当てさせていただきます。既にコンテンツは完成している『NEW SONG』第一号 "we are here"の印刷部数は300部を目標にしています。もし300部を製本してなお余る資金が集まった場合は、第2号の制作費に当てさせていただきます。『NEW SONG』は今後も国内外のアーティストとコラボしながらシリーズとして作り続けてみようと思っているので、『NEW SONG』事業をスタートさせ、継続するためのキックスタート資金になります。
実施スケジュール
7月にクラウドファンディングが終了した翌月末(8月末)に資金が振り込まれるので、資金を得た後に印刷、郵送、販売などを行います。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るNEWSONG 4年目、4冊目 "Somehow"
2024/05/25 13:42こんにちは。2021年に"we are here - 私たちはここにいる"というテーマでNEWSONG1冊目が完成し、クラウドファンディングを支援していただいた方々のおかげで製本することができました。その節は力を貸していただきありがとうございました。以来年に1冊のペースで制作をしていて、今年も4冊目を完成させることができ、印刷・製本のためのクラウドファンディングを開始しています。今回は22名のアーティストの作品を掲載していて、ファーストイシューに作品を寄せてくれた方だと、レベッカ・デューブナー、小宮麻吏奈、クーハン・パクの新しい作品を再び掲載しています。今年もNEWSONG独特の世界をまた楽しんでいただけたら嬉しいです。ファーストイシューのテーマの詩をシェアして、ご挨拶とさせていただきます。「ほら、このプログレッシブ・ノスタルジア、進歩と郷愁のサンドイッチを食べなよ。これを食べれば、声を持たない自然や人々の力になれるよ。ペンと牙を持ち、目と事実でベトナム戦争を終わらせたジャーナリスト達みたいに。歌声で過去の亡霊を呼び戻すシンガー達みたいに。線や形や色を使って、人の心を冒険に導ける絵描きみたいに。貪欲さと愚かさに導かれる世界、憎しみと暴力、檻がもたらすものについて心配している子供たちみたいに。もし疲れてノスタルジックな気分になって動けなくなったら、ハイパーサンドイッチを食べるんだ。それを食べれば、また未来を耕して、また夢を見るために目覚めることができるよ。ところでドラマーを見た?この狂った世の中にも、正気な人はいるものだね。ご先祖様から受け継いだチャームを使えば、何か良いものをつくれるよ。飛行機を予約して、ここにこいよ。それで、外交官みたいにラブレターを書く女の子についての映画をつくろう。彼女のテニスコーチは彼女にこう言ったらしい。「今いるところで始めて、持っているものを使って、やれることをやりなさい」と、カリフォルニアの青い空の下でね。彼女は今、温泉付きの東北の旅館に泊まっている。5階の部屋の窓の側で、ホットコーヒーとドーナツを食べながら、下に広がる小さな森を眺めて、近くを流れる川の音を聞いている。」 もっと見る
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