こんにちは。2021年に"we are here - 私たちはここにいる"というテーマでNEWSONG1冊目が完成し、クラウドファンディングを支援していただいた方々のおかげで製本することができました。その節は力を貸していただきありがとうございました。以来年に1冊のペースで制作をしていて、今年も4冊目を完成させることができ、印刷・製本のためのクラウドファンディングを開始しています。今回は22名のアーティストの作品を掲載していて、ファーストイシューに作品を寄せてくれた方だと、レベッカ・デューブナー、小宮麻吏奈、クーハン・パクの新しい作品を再び掲載しています。今年もNEWSONG独特の世界をまた楽しんでいただけたら嬉しいです。ファーストイシューのテーマの詩をシェアして、ご挨拶とさせていただきます。「ほら、このプログレッシブ・ノスタルジア、進歩と郷愁のサンドイッチを食べなよ。これを食べれば、声を持たない自然や人々の力になれるよ。ペンと牙を持ち、目と事実でベトナム戦争を終わらせたジャーナリスト達みたいに。歌声で過去の亡霊を呼び戻すシンガー達みたいに。線や形や色を使って、人の心を冒険に導ける絵描きみたいに。貪欲さと愚かさに導かれる世界、憎しみと暴力、檻がもたらすものについて心配している子供たちみたいに。もし疲れてノスタルジックな気分になって動けなくなったら、ハイパーサンドイッチを食べるんだ。それを食べれば、また未来を耕して、また夢を見るために目覚めることができるよ。ところでドラマーを見た?この狂った世の中にも、正気な人はいるものだね。ご先祖様から受け継いだチャームを使えば、何か良いものをつくれるよ。飛行機を予約して、ここにこいよ。それで、外交官みたいにラブレターを書く女の子についての映画をつくろう。彼女のテニスコーチは彼女にこう言ったらしい。「今いるところで始めて、持っているものを使って、やれることをやりなさい」と、カリフォルニアの青い空の下でね。彼女は今、温泉付きの東北の旅館に泊まっている。5階の部屋の窓の側で、ホットコーヒーとドーナツを食べながら、下に広がる小さな森を眺めて、近くを流れる川の音を聞いている。」
NEWSONG 4年目、4冊目 "Somehow"
2024/05/25 13:42