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デザイン教育をもっと身近に!遊んで学べる「デザインのカードゲーム」を届けたい

「デザインは身近にあふれているのにデザイン教育は身近にない。」“デザインの必殺技”カードゲーム『Desig-win(デザウィン)』は書籍『勝てるデザイン』を元にしたデザインを遊んで学べるカードゲームです。『Desig-win』ですべての人へデザインがもっと身近になるデザインの面白い学びを届けたい!

現在の支援総額

3,408,180

284%

目標金額は1,200,000円

支援者数

415

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/07/23に募集を開始し、 415人の支援により 3,408,180円の資金を集め、 2021/08/23に募集を終了しました

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現在の支援総額

3,408,180

284%達成

終了

目標金額1,200,000

支援者数415

このプロジェクトは、2021/07/23に募集を開始し、 415人の支援により 3,408,180円の資金を集め、 2021/08/23に募集を終了しました

「デザインは身近にあふれているのにデザイン教育は身近にない。」“デザインの必殺技”カードゲーム『Desig-win(デザウィン)』は書籍『勝てるデザイン』を元にしたデザインを遊んで学べるカードゲームです。『Desig-win』ですべての人へデザインがもっと身近になるデザインの面白い学びを届けたい!

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皆さんこんにちは!

『Desig-win(デザウィン)』プロジェクト広報担当のももしぃです。


クラウドファンディングも残り3日。祭りも佳境に差し掛かってまいりました。

今回は、実際にプロが遊ぶとどうなるの?という観点から、7月23日に行われた”デザインの必殺技”カードゲーム完成披露会での前田さんの様子を、抜粋してお届けします。





イベントでは、「Desig-winner」というゲームをオンラインで行いました。

このゲームでは、プレイヤーがデザイナーとクライアントに分かれます。

デザイナーは”お題”としてクライアントからの依頼を受けて、自分のイメージに合う”デザインの必殺技”カードを選択していきます。クライアントから選ばれることを目指して、イメージしたデザインをクライアントにプレゼンテーションしましょう!

実際に必殺技を使ってプレゼンするので、遊びながら必殺技を身につけることができるゲームです。早速プレイしている様子をレポートしたいと思います!



今回のお題:ボードゲームを使って企業研修をする会社からの依頼。新しいゲーム研修を開発したので、そのアイキャッチを作ってほしい。研修テーマはキャリア。


※監修も務めてくださっている、株式会社NEXERAさんのガチ案件です...!



<1.ヒアリング>


クライアント(モデレーター):山本龍之介 さん

株式会社NEXERA CBO 最高ボードゲーム責任者


ボードゲームクリエイター。幼少よりボードゲームをプレイし続ける中で、「世界はボードゲームで表現できる。」と思うに至る。大学を2年間休学して、フランス留学・アフリカS断・中東周遊し、現地の人々とボードゲームを通じて交流する。スタートアップカフェ大阪で飛田氏と出会い、『マーケティングタウン』を1ヶ月で開発。2018年10月ボードゲームで課題解決を行うベンチャー企業、株式会社NEXERAを創業した。


デザイナー:前田高志 さん

前田デザイン室 室長/株式会社NASU 代表取締役


1977年生まれ。株式会社NASU代表取締役。株式会社VIEW代表取締役。 任天堂(株)宣伝部門のデザインチームリーダーを経て2016年独立し「NASU」を設立、2018年に法人化。幻冬舎・箕輪厚介さんの「箕輪編集室」での活動を経て、2018年よりオンラインコミュニティ「前田デザイン室」をスタート。前田デザイン室メンバーたちと『マエボン』『NASU本 前田高志のデザイン』を刊行。2020年よりレディオブック株式会社CBO。2021年3月17日 『勝てるデザイン(幻冬舎)』を出版。2冊目の著書として『鬼フィードバック(MdN)』出版予定。


前田さん(以下、敬称略):アイキャッチって何を指してるの?

ーーTwitterやSNSで、パッと投稿に使えるようなやつですね。

前田:あ、じゃあメインビジュアルみたいなもんだ。ホームページとかにも使われるやつ。

ーーそうです。それをもとに、他のいろんなクリエイティブを作ったりするような、メインのカラーやオブジェを考えてもらえると嬉しいです。

前田:なるほどね。本来なら、現物が発送されてきたりするから、今回ちょっと難しいな。もう少し詳しく訊きたいなあって思う。商品は、ボードゲーム?デザインとか、どういう世界観なんかな?

ーーボードゲームです。ルールもほぼ完成してます。

イメージとしては、マリオメーカーみたいなのですね。スーパーマリオメーカーってあるじゃないですか、自分たちでマリオのコースつくるみたいな。自分のキャリアも、そういう感じで楽しく作れたらなっていう。

前田:それで、「キャリアメーカー」っていう名前で?

ーーそうですね。キャリアって、ワークキャリアとライフキャリアに大きく分かれると思うんですけど、よくある研修では、ワークキャリアの基準でしか考えていないものが多いと思うんです。

ライフキャリア......結婚とか健康とか、あとは自分の余暇の時間とか家族との時間も踏まえて仕事にどう反映させるか、逆に仕事からどう反映させるか、をプレイヤーが考えるゲーム研修を想定しています。

5年間設定のゲームなんですが、いろんなイベントを疑似体験しながら、最初に掲げた目標を達成するという内容です。

前田:キャリアっていうのは、結婚して子供を産んでとかも含めて?

ーー含めてます。

前田:含めてね。自分がどういう仕事して、どういう役職について、どういう経験をしてっていうのを疑似体験できるってことね。

ーーはい。今置かれた環境で、自分のライフキャリアとどう折り合いをつけてやっていくかを考えてもらいたいです。

前田:理解しました。あと、その研修を受けそうな会社ってどういうところ?ターゲットとなる会社。

ーーわりと大手の会社を考えています。銀行とかメーカーとかそういったところを想定してます。

前田:若い社員がいっぱいいて、離職率が高い会社とか?

ーーというよりは、会社としてキャリアにも向き合う、あくまで仕事だけじゃなくて、従業員がそれぞれの生き方とか含めた上の働き方を考えてくれるような会社ですね。

前田:なるほど。長く勤めてほしいと。

ーーそうですね、そういう感じです。


ここまでの流れで5分ほど。クライアント役を務めた、NEXERAの山本さんとの会話が弾む弾む。前田さんから、ぽんぽんと次の質問が出てくることに驚きました。

ターゲットやコンセプトについて、ただ認識のすり合わせをするだけでなく、話が進むにつれて山本さんが自発的に情報を開示されている場面も見受けられます。


そうして、前田さんが選択された4枚が、こちら。

※カードは制作途中のものになります

カラー

【必殺技名:レッドールド】

・必殺技の使い方:赤色と金色をメインで配色する。

・必殺技の効果:和の雰囲気や高級感、おめでたい印象を与えることができる。


レイアウト

【必殺技名:トラベリングコミック】

・必殺技の使い方:マンガのようなコマ割りをする。

・必殺技の効果:コミカルな効果音やコマ割りをすることで、情報を助長することができる。


タイポグラフィ

【必殺技名:事件です!】

・必殺技の使い方:文字を脅迫状のようにバラバラにする。

・必殺技の効果:脅迫状のような様々な文字を使うことで、恐怖感や不安定な雰囲気を作り出すことができる。


フィルター

【必殺技名:スリットカッター】

・必殺技の使い方:輪郭線をあえて途切れさせる。

・必殺技の効果:抜け感を出すことができ、ゆったりした雰囲気の印象にすることができる。


前田さんの頭の中には、一体どのようなデザインが浮かんでいるのでしょうか。

実際に、プレゼンをしていただきました。


<2.プレゼン>

(以下、前田さんより)

これは、大企業の若手社員に、自分のキャリアを見直してもらうためのボードゲームなんですよね。

ぼく、社内でやる研修が大嫌いだったんですよ。研修呼ばれた時点で、あーなんかもう会社がこれ求めてんなみたいな。で、より適当にやっちゃうんですよね、うん。

研修やだなーっていう空気、ありますよね。みんな言ってますよ、前のめりで参加している社員は1人もいなかったです。


だからこそ、まず「トラベリングコミック」でメインビジュアルを作ろうと思います。

特に若い人は、エンタメに触れている部分が多いし、ゲーム世代でもあるから、これで楽しそうな世界観を作ります。


ただ、漫画だけにすると、見た目がちょっとダサイと思われるので、「スリットカッター」で、おしゃれでハイセンスなイマドキさを入れます。


「レッドールド」は別に使わなくてもいいんですけど、トンマナ的に赤と金でめでたい感じで、ありだなと思っています。


今、「トラベリングコミック」のカードはカラフルですが、それだといかにも漫画すぎるんで、「レッドールド」の赤と金と白、で「スリットカッター」を使って漫画をつくれば、若い人にも刺さるビジュアルが作れます。


でも、オシャレなビジュアルだけ作っても、本当の意味でこのゲームの魅力は伝わらないと思う。

あなたのキャリアそれでいいんですか?っていうことなんですよ、このゲームって。

それを、「事件です!」を使って、ドキッとするコピーを犯行声明のように入れる。

ただ、これにもちゃんと「スリットカッター」を入れて、他と世界観を当然合わせます。

そんなビジュアルを提案します。




いかがでしょうか。研修に呼ばれ、やだなあと思いながら会議室に行って、この『キャリアメーカー』が机の上に置いてあるとしたら。私だったら、「お、今日の研修当たりかも」「面白い会社に入れたかもしれない」と思いそうです!(笑)

特に、最後の「事件です!」は、ヒアリング段階で「従業員それぞれの生き方まで含めた上の働き方を考えてくれる会社の研修で使う」と聞き出せていたから、確保されたカードのようにも感じられます。

他にも、トンマナ(トーン&マナー)をまとめたり、強すぎる要素を抑えるために別の必殺技を選択して使われていたり、と小技がちりばめられています。


さて、「Desig-winner」をプロのデザイナーである前田さんが遊ぶとどうなるのか、についてここまで様子をお届けしてきました。

すでに支援をしてくださった皆様、来る23日に公開される増刷分の支援を検討されている皆様、支援はせずともここまで読んでくださった皆様、すべての方に告知をさせてください。

前田さんと「Desig-winner」を遊べるリターンが......まだまだ絶賛発売中です!

1対1で、前田さんが”デザインの必殺技”を決めるところを、見てみたくありませんか?

そしてあなたも、プロのデザイナーに”デザインの必殺技”を全力でお見舞いしたくないですか?

ヒアリング~プレゼンまでを90分で体験できる機会はそうそうないですし、対決後にフィードバックをお願いしてみてもいいかもしれません。

前田さんを倒しに来られる熟練デザイナーの方、プレゼンを間近で見て学びたい非デザイナーの方、どなたでもお待ちしています!

使い方次第で、あなたに沿った価値を出せるこちらのプラン、是非お見逃しなくです!


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【教育機関への寄付先を募集しています】

『Desig-win』はネクストゴールに160万円を設定し、デザイン専門学校を始め、デザインを必要としている教育機関への200個寄付という目標を掲げ動き出しています。『Desig-win』をお送りする教育機関を募集しています。


募集期間:~ 2021年9月30日(木)

応募要項:児童養護施設・児童館・学童クラブ・小学校・中学校・高校・大学・専門学校・その他教育機関等のボードゲーム Desig-winで遊ぶ場をご提供いただける施設・団体様

※個人へのご提供はできかねますのでご了承ください。
※民間・公共を問わず、商用利用目的の営利団体は対象外とさせていただきます。
※『Desig-win』体験会にて頂いた感想やコメントを、ご支援いただいた皆さまへお届けすることに、可能な限りご協力してくださる施設・団体様。


自薦他薦問わず、ご希望の場合は下記アンケートフォームにてご連絡ください。

https://forms.gle/mVM4Wo6FjHGSq7rv5



【パートナー企業募集中】

『Desig-win』は、デザインを知らない子どもや、日々努力しているデザイン学生に、デザインの魅力や楽しさをもっと広げるために作られたカードゲームです。より多くの人に届けるべく、『Desig-win』の一般販売してくれるパートナー企業を募集しております。


募集期間:~ 2021年10月29日(金)

応募要項:カードゲームの制作、販売経験のある企業。または、カードゲームの購入、販売が可能な書店。


本件に関する連絡先はこちら:mae-d@takashimaeda.jp

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