【残り2日!!屋根の下はどうなっているの??】
皆様こんにちは。クラウドファンディングも残り2日となりました。
支援を下さる皆様の温かいメッセージを拝見することが、何よりの幸せです。
本当にありがとうございます。最後まで走り抜けます!
さて、蔵に足場がかかったことで、屋根の下もよく見ることができるようになりました。
深澤家の蔵は、屋根と蔵本体が離れています。そして、屋根と蔵の間に空間があります。
その空間とはどうなっているのでしょうか?
↓↓
足場に上って、屋根の下をよく観察してみました。
重たい屋根は、石を土台にして木材が立派に支えていました。
かっこいい・・・
なぜこのような構造になっているのか。
まず第一に、大切な穀物を貯蔵する蔵を火事から守るためです。
蔵本体は分厚い土壁で覆われております。燃えやすい木部の屋根は、蔵と離して、’’載せてある’’状態です。もし火事で屋根が焼け落ちても、蔵自体は屋根と離れているので守られます。
第二に、通気性・温度調整よくするため。
太陽光の熱は屋根を熱くしますが、空間があることで、蔵は一定の温度を保つことができます。
また、土壁が湿気を吸ったり吐いたりと呼吸しており、屋根との空間のお陰で、土壁の呼吸を妨げることはありません。
100年も前の蔵には、計り知れないほどの先人の知恵が詰まっています。
そしてそれは、今もなお、しっかりと役割を果たしております。そういうものをいつまでも大切にしていきたいと思いました。。。(なんだか感動してうるうる・・・)