KURA COCOLONOオーナーの竹鼻です。
今回は少しだけ難しいお話ですがとても重要なお話をさせてください。
私は2005年、今から12年前から人工知能やテクノロジーの研究をしてきました。2006年の建築学科の大学院卒業時に「情報(今でいうビックデータ)だけで津波後の都市設計をする」という設計課題を提出しました。津波を選んだのは古文書や地域の方々のお話から津波の情報が得られたからです。まだ東日本大震災前でしたし人工知能もまだまだマニアックな話だったので理解してくれる先生や同級生はほとんどいませんでした。
そして私が社会人になって選んだ職能は「テクノロジーと人間の境界線となる仕事を生み出す」でした。簡単にいうとここまで人工知能にやられたらもう人間はいらないと言えるギリギリの仕事、ということです。
そして滋賀県にある信楽へ行き、移動可能な窯と出会った時に一つの可能性を見つけました。
「自然の力」「人間の感性」「唯一無二」「非合理的(手間がかかる)」「手作り」「美術的価値」など今ではとても産業に成り得そうにないからこそ未来に可能性があると感じています。
この支援はハイパーシェアと共に未来の人間の存在価値や職能を守る活動でもあります。
ぜひご支援いただき未来の職能のパトロンにもなってください。
何卒よろしくお願いいたします。