実は10/6に初めて実際に移動可能な陶芸窯を使い、陶器を焼き直してみました。
結果は微妙でした。
実は雨が振り始めてしまいまして、途中で切り上げました。
焼き途中で終了したので、後日もう一回やります!
香川さんは成功!雨で切り上げていなかったら、最高の作品になっていたかも。
というわけで今日は初めて窯体験をした西井視点の、
KURA COCOLONOにおける陶器焼の魅力を伝えます。
1. 手作業であること
2. 窯から出すまで結果が見えないこと
3. まるで何かを育てている感覚
「手作業であること」
テクノロジーや技術が発展した現代、なかなか手が汚れるような手作業をすることは日常にありません。また大人になると、小さなころに一生懸命作るどろ団子の思い出や感触をも忘れかけてしまいます。
一生懸命、時間はかかるけれど手作業で何かをすること。これは実は人間的な行為で、とても深く面白みがあります。
小さいころの懐かしい思い出が蘇る、そんなところは窯焼の魅力です。
「窯から出すまで結果が見えないこと」
窯の中に陶器をいれ、炎をつくっていきます。すると火力が上がったある段階から、陶器が炎で隠れて見えなくなります。いわばブラックボックス。
時間をかけて陶器を焼いていると、
だんだん割れてないかな?
上手くいっているかな?
仕上がりはどうなるんだろう?
とすごく気になってきます。しかし陶器の仕上がりは、それを取り出すまで全くわかりません。わくわく・どきどきの感覚、これも窯焼の魅力です。
「まるで何かを育てている感覚」
陶器焼は思ったよりも、愛情がこもります。
やってみてびっくりします。
ものすごい“陶器を育てる”感覚がします。
まるで毎日植物に水をあげ成長をみるような、
焼肉でちょうど良い焼き加減にするように集中するような、
手間暇時間をかけて美味しいごはんをつくるような、
そんな感覚がしました。
ですから焼き終わった陶器に愛情がわきます。
ペット好き、料理好き、植物好きの人たちにはおすすめです。
KURA COCOLONO メンバー 西井