今年の4月にイタリアのミラノで行われたミラノデザインウィーク(LEXUS DESIGN AWARD 2017)で移動可能な陶芸窯をプレゼンテーションさせていただき、これほどまでに「発想を組み合わせた日本の伝統文化」は世界で通用するのかと感じました。
大学生の時、周りには中国・韓国・アメリカ・アルゼンチンなど多国籍の学生に囲まれていました。僕は英語が得意ではありませんが、海外の方々に言われて衝撃を受けた質問があります。
「夏目漱石のこころで先生が自殺する理由はなんですか」
私は読んだことはあったもののすぐに答えることができませんでした。
日本のことを知りたがっている海外の方々は自分が思っている以上の多いということを知り、その日本のことをあまり知らない日本人の典型である自分がいることも知りました。
これでは駄目だと、独立してすぐに信楽焼の窯元にいきなり押しかけ「何か自分にできることはありませんか!」というどこから来たかも分からない自分に力を貸してくれたのが信楽焼でも絶大な人気を誇る文五郎窯さんでした。
文五郎窯さんとは約8年間色々なプロジェクトを開催し、昨年ついにミラノデザインウィークでのプレゼンテーションにまで行くことができました。ミラノデザインウィークでの反応もとても良く、プレゼンテーションが終わった瞬間に歓声を上げてくださった方もいます。
どこか日本以外の世界に行った時に「こんな体験したことあるよ!」と自慢できるかもしれない移動可能な陶芸窯。
ぜひ体験をしにKURA COCOLONOに来てください!
そしてご支援のほど何卒よろしくお願いいたします!!
KURA COCOLONOオーナー
竹鼻良文