本日は会社設立時よりお世話になっている中小企業診断士の横山さんを訪ね、杉並区の産業振興センターへ行き、資金繰りの相談をしにいきました。
そもそも5月半ばにオープンさせるつもりが、内装を任せていた仲間とうまくコミュニケーションが取れず、うまく伝わらなかったことで、工事を伴う施工が済んだところで、一旦仕切り直しをしました。
自分が持っているイメージを的確な言語に伝える難しさ。…というか、新しい空間を創るのに図面上でFIXさせるのは無理な話でした。
なんだかピンとこないまま進めてしまうより、一旦ちゃんと考えよう、と、まだ何もないコワーキングスペースで独り過ごす時間を増やしました。
ちょうど仕事の受注が増え、忙しさを極めコワーキングスペース自体の作業に当たれる時間は非常に限られましたが、その場で仕事するようにして、利用者目線でイメージの解像度を上げていきました。
当時としても、「クリエイターに特化したコワーキングスペースにする」と、コンセプトを持って取り組んではいましたが、頭の中のイメージと実際にその場が求めているもの乖離があるものだと、学んだ時間でした。
中村橋という土地柄や、サポートしてくれる仲間たちの意見や感覚。言葉にならないものをも現地で吸収して、ようやく「学ぶ・働く・助け合う」コワーキングスペースというコンセプトに辿り着くことができました。
この辺に関してはまた書かせていただきたいと思いますが、とにかく。
当初の計画からズレてしまったことは事実としてあり、コストは嵩みました。
オープン準備に焦る中ですが、冷静になって数字と向き合わなければいけません。
ハラハラはしていたものの、実際にちゃんと収支を計算し、向こう数ヶ月の資金繰りを出してみると、やはりヤバかった(汗)
クラファンは頑張りつつ、同時に再融資と頼れる補助金の申請に急ぐ必要があります。
まさに生みの苦しみというのか、なかなか心は休まりません。
果たして無事にオープンできるのだろうか、、!
つづく