2021/08/09 16:20
いよいよ上演間近!
『縁側アロハ』総通し稽古をおこないました。

来たる14・15日の本番にむけて、技術スタッフ総覧による総通し稽古が行われました。

初めて外部の人間が「観る」という環境で当初はニュアンスのコントロールがうまくいかない部分もありましたが、すぐにそれを修正。やはり、数か月におよぶ綿密な稽古は座組に信頼と調整力を醸成したようです。

舞台上の人間関係と、俳優の担う役割がシンクロしはじめる瞬間を観たスタッフの一人が「これはすごい作品ですね」とつぶやいたのを嬉しく聞きました。

立川談四楼師匠も舞台の最後を飾る重要なシーンを熱演。様々なモチーフが収斂していく様はある種のカタルシスでもありました。

コロナ禍での上演には様々な障壁障害が付いて回りますが、稽古場における厳格な感染対策や複数回におよぶ検査と公演期間中のバブル構築など、可能な限りのケアをしたうえでお客様御お迎えします。

写真撮影:岡安賢一