2022/03/11 22:00

いつもご支援ご協力いただき誠にありがとうございます。

本日3月11日は、東日本大震災11年目を迎える日

発災当時の2011年3月11日以降は、一般社団法人箕面青年会議所理事長として様々な復興支援活動に従事させていただき、その後も微力ながら義援金活動などを行っておりますが、今朝のニュースを見ていると、11年目以降に様々な支援金の打ち切りや縮小がこれからの復興の足かせになるのではないか?という内容が多くみられました。

震災復興支援で最も大切なことは、一時の多額の支援ではなく、少額でも継続的な長期支援だとつくづく感じています。

継続的な支援があれば、支援を受ける側も計画が立てやすく自立への道が切り開けます。

そのため、どのようにして継続的な支援を、支援する側も無理なく継続できるのかが大切だと考えます。

そこで、本日改め下記の支援事業を実行することを決意いたしましたので、この場を借りて発表させていただきます。

富いちご絵本の収益の一部を陸前高田「ちいさいおうち」に寄付いたします!

「富いちご」の名前の由来は、箕面の瀧安寺の「富札」=「幸福と健康」です。

富いちごの大量生産はなかなか急には難しいのですが、絵本であれば何か出来るのではないかと考えています。

富いちご絵本の制作に関しては、2022年5月1日より新たにクラファンを立ち上げさせていただき製作費を集めさせていただく予定です。

そして、書店での販売も視野に入れていますが、その収益の一部は、陸前高田市の仮設図書館「ちいさいおうち」の運営費として寄付させていただきます。

陸前高田市「ちいさいおうち」とは

2011年3月11日に東日本大震災がおこり、うれし野こども図書室が被災地に出来ることとして、2011年11月25日に陸前高田市に、コンテナ車を活用したこども図書館「ちいさいおうち」を設立されました。これは、陸前高田市に公立図書館が再建されるまで児童室の役を担うという約束で用地の提供を高田市から受け、実現に至ったものです。2017年7月に念願の陸前高田市立図書館が完成し、うれし野こども図書室の役割を果たすことができ、2018年3月31日を持ち、その任を終了しましたが、災害後の子どもたちの憩いの場となっていいた「ちいさいおうち」の存続を求め、2018年4月からは、これまで働いてきた職員、利用者の皆さんでボランティア団体を立ち上げ、「ちいさいおうち」の運営が続けられています。

こちらの図書館のご縁は、妻の親族の方が陸前高田市におられ2015年にお伺いさせていただいたとき知りました。個人的な支援を一度行った程度ですが、今回、絵本の制作に携わることになるきっかけをいただき、ふっと陸前高田市の「ちいさいおうち」が頭に浮かびました!

本を寄贈するだけではなく、何かできないかな?

富いちごは「幸福と健康」を届けることが使命であれば、その収益の一部を少しでもお役に立てられないかな?

収益はわずかかもしれないけど、「ちいさいおうち」の存在を知ってもらうだけでも大きな意味があるのではないないかな?

そう決意をさせていただき、本日絵本のイラストを制作していただく石田悦子さんと共に改めて「富いちご絵本」の制作に向けてお話をさせていただきました。

私たちの活動は微力かもしれません。全ての方々に均等に届くことは難しいかも知れません。

しかし、その支援はわずかかも知れませんが、行動していきます!富いちご絵本が、どのように完成するのか、皆様お楽しみにお待ちくださいませ!