2022/01/20 19:36

『48日後…』

そう、このタイトルがやりたかった!

って、知る人ぞ知る、サバイバルホラーギャグ(!?)漫画『彼岸島』の現在連載中のタイトルが、48日後なんですよねー。彼岸島自体は、途中から追いかけなくなってしまいましたが、ツッコミどころ満載のホラー漫画で、ツッコミ考察サイトを読みながら漫画を読むと、とんでもなく笑えるという不思議な魅力にあふれた漫画なんです。途中から読んでないのでいまだにそのギャグが成立しているのかは不明ですが、どこからともなく現れる〝丸太〟に何度笑わせてもらったことでしょう。これを機に、未読の巻から一気読みしてみようかな(笑)、と考えている伊勢がおくります。

ちなみに、○○日後でいえば、映画『28日後…』も忘れてはなりません。私は、ロバート・カーライルが大好物なので、『28週後…』のほうが好きですが、28週後だと、すでに浅草橋FANBOOKの適用期間も終わるため、おそらく『28週後…』のタイトルはつけられないかな……。

と、かなりどーでもいい書き出しで始まりましたが、お題にもある通り、本日は、本クラウドファンディングの「浅草橋を歩く。スタッフと呑み歩きまくるコース」に支援してくださった浅草橋愛にあふれる紳士と、浅草橋で3軒ハシゴ酒をしてきた日のことを綴ります。

そもそも、なぜ、私たち浅草橋を歩く。編集部と面識のない方が、このコースに、募集最終日直前にご支援してくださったのか!? 

「え? 何のドッキリ!?」

「絶対、知り合いの社長さんとかだよね……!」

などと、最終日を前に、編集部はかなりザワついていたわけなのですが、ふたを開けてみても、支援者様が浅草橋在住ということだけがわかったのみで、どんな人なのか、なぜご支援くださったのか、そのあたりについてはまったくわからない状態だったのです。

そう、そして、蔓延防止的なアレコレで予断を許さない状況になる直前でしたが、ようやくお会いすることができまして、編集部一同、深く御礼すると共に、万全の体調で「浅草橋で呑み歩く。」してきつつ、謎とされていた部分にかんしてもアレヤコレヤとお聞きしてきたので、ここに活動報告させていただくことにいたしました!

冒頭のお写真の方が、ご支援者様の石川さん(44) です。

柳橋に7年住んでいて、2年前に浅草橋にてマンションの一室を購入、これから浅草橋と共に生きていくことを決めた石川さんが、浅草橋を歩く。を応援してくれた理由とは!? せっかくなので、3軒ハシゴ酒をプレイバックしながら紐解いていきましょう。

まずは、「月の井」さんで乾杯!

ちなみに、本リターンのコース内容は、編集部員と共に3軒のハシゴ酒をするというものと、ご支援してくださった方のご要望のお店にエスコートするというものでした。

石川さんからのリクエストは、「読書が好きで、ひとりで食事をしながら本を読んだりもできそうで、お酒が飲めて料理がおいしいお店」。

とのことなので、浅草橋にはおひとりさま大歓迎のお店もたくさんありますが、〝ゆっくり〟できそうという基準も含めて、伊勢がセレクトさせて頂きました。

まず、集合したのは「古書みつけ 浅草橋」。読書好きとのことだったので、スタート地点はココしかないでしょう! ということで、来ていただきました。そして、古本屋店主である堀田から、「ご支援してくださった御礼にお好きな本を持って行ってください」と大盤振る舞い! なかなかに渋いセレクトの2冊をプレゼントさせて頂きました。「古書みつけ 浅草橋」のロゴ入りのエコバッグと共に。

さて、呑み歩く会は19時にスタートしたのですが、やはり、開始早々はお腹が減りまくっているもので、月の井では、伊勢と堀田が好物のメニューをじゃんじゃか注文。そのあとのことも考えていたつもりではいたのですが、なんだかんだで食べました。

お通しの肉じゃがからもう美味い! あ、そうそう、ちなみに今回、うっかりパスポート使い忘れたという展開です(笑)。

あったら間違いなく頼む銀杏。〝銀杏〟の名が刻まれた神社がある町ですから、銀杏は浅草橋の名物でもありますね。

石川さんが気になっていた「チクワとシメジの天ぷら」。チクワとシメジのコラボが新しい。美味!

このお店に来たら頼まないわけにはいかないでしょう、「お刺身盛り合わせ」。

どれもプリプリで新鮮。写真見ただけで、また食べたくなりますわ。

出ました、「下仁田ねぎの1本焼き」

前回、編集部員町田が報告していた一品ですが、これは、もう! あーた、日本酒ですよ、日本酒! 熱燗を呑りながら、様々なねぎを楽しんでゆっくりと1合あける……みたいな呑み方をやってみたい、編集部オススメのメニューです。

とはいえ、我々にはこの先に2軒のお店が待っているため、ゆっくりモードにはならずに一度シメて次の店へ……。

と、その前に、月の井では、石川さんの半生をインタビュー。

石川さん、実はとんでもなく面白い人生を歩まれてきた方で、現在は、某大手企業に勤め、〝劇場〟に関係するお仕事をされているということでした。エンタメ業界とは切っても切れないのが弊社でもあるので、いろいろと業界話で盛り上がり、だいぶ意気投合することができました。

月の井の店主〝純さん〟とスリーショットで。「カウンターもあるので、ぜひぜひおひとりでも呑みに来てください」と、ウエルカムなお言葉を頂戴いたしました。

【こだわり和食に舌鼓】柳橋「月の井」で格別なお昼ごはんをいただきます!

ということで、ようやく二軒目へ……。

イカついオーナーシェフと別嬪な奥様のお二人で切り盛りするスペイン料理屋さん「エルペケーニャ」にやってきました!

パスポート特典は、「自家製サングリアorイベリコサラミ」。浅草橋FANBOOKには、〝or〟と記載されていますが、私と石川さんがパスポートを持参していたので、どちらも召喚いたしましたよー!

石川さん、サングリアにご満悦の様子でした。イベリコサラミも美味い!

スペインのクラフトビールが呑めるのもうれしい。入れ歯のパンチ力!

個人的に〝今日イチ〟だった料理。「赤ワイン漬けの燻製卵乗せポテサラ」。ちょっと名前違ったかもですが、そんな感じです。 

そして、これ、ヤバイ! 卵を割ってグチャグチャにしてから頂くスタイルで、とんでもなくやみつき必至の一品ですよ、これは。エルペケーニャに来たら必食!

石川さんが北海道出身ということで、ラム肉には目がないらしく、ラムも呼び寄せました。赤ワインにぴったり!

ということで、重ためな赤いのを。ラベルがかわいい!

そして、そして! エルペケーニャといえばパエリア

イカスミも捨てがたいですが、今回は海鮮パエリアさんに来て頂きました。

もうね、これも一度は食べてみて欲しい料理です。

ちなみに、さっきから「何がどう美味い」のかをまったく語っていないのは、私がボキャ貧だからではありませんよ!(笑) 皆さんに、ぜひ、自ら味わってそのお味と出会って欲しいという想いから、あえて、「美味い」とか「美味しい」「ヤバイ」とかしか使わないようにしているのです。決して編集者なのに〝表現力不足〟ということではありませんので、そこんとこよろしく(笑)。

はい、ということで、もう食べられません!(泣)

つーか、さすがに調子に乗りすぎました!

今、紹介してきた料理以外にも実はチラホラあったりするので、どんだけ食うんだよ! というくらい爆食してしまい、伊勢、実はここからしばらく動けなくなりました。食べ過ぎてフリーズ。

とはいえ、もう1軒様も今か今かと我々を待ちわびています。

チェイサーであるウォーターをたっぷりと飲みまして、いざ、ゆかん!

浅草橋FANBOOKにも書いてますが、オーナーの岡野シェフは、見た目はだいぶイカつくておっかない感じですが、ほんとに優しくてステキなお人です。厨房から出ると結構おしゃべりにもなりますので、ぜひ、通って仲良くなってみてくださいね。奥さんはめっちゃしゃべりやすくて接客上手、場が盛り上がること間違いなし! ちなみにこちらのお店も、「カウンターでひとりで飲み食いする人たくさんいるからぜひ来てくださいよ」とのことでしたよー!

女子会にもおすすめ!カジュアルにスペイン料理を楽しめる「エルペケーニャ」でのんびりスペイン気分!

ということで、ラストは……。

もちろんシメは、「Bar暖炉」で!

まさにおひとり様のためにあるしっぽりBarなわけですが、さらに、なんと石川さんの住まれている家からも結構近いようで、「繁華街に行かずとも、自宅のすぐそばでこんな素敵なオーセンティックバーで呑めるなんて……」と、喜んでもらえました。

さすがにお腹様のほうはいっぱいいっぱいではあったのですが、、、。

レーズンバターでシメの一杯。

石川さんがこの町にやってきた理由などをお聞きしながら、最後は浅草橋話で盛り上がりました。

ラストショットは、これまでカメラマンをしてくれた堀田さんもご一緒に。

暖炉さんは、おそらく蔓延防止中は休業をされるかもしれませんが、お早い復活を祈っています!

初めての方でも安心して入れる!しっとりカジュアルな「Bar 暖炉」をお勧めしたい理由をまとめました

19時からスタートした「浅草橋で呑み歩く」企画。気が付けば夜もとっぷりと暮れて1時半。お近くの石川さんとお別れをしてタクシーに乗り込んでから、うっかり、どうしても聞いてみたかったことを聞き忘れていたことに気づき、タクシー内からDMをしてみました。

「なぜ、浅草橋を歩く。応援クラウドファンディングの、高額支援をしてくださったのでしょうか?」

すると翌朝、こんなメッセージが届きました。私、だいぶ感動したので、全文ママで掲載させて頂きますね。

「昨日は楽しい時間をありがとうございました!柳橋から浅草橋にかけて、いずれも素敵なお店にご案内いただきました。オーダーさせていただいた通り、一人でカウンターでいい時間を過ごせそうなところばかりで、これからぜひ伺わせていただきます。

支援させていただいたのは、紆余曲折の後に昨年浅草橋に住まいを買い、この街でこれから長い時間を過ごすに当たり、及ばずながらも住人として何か力になれたらな、という思いからでした。内弁慶で最初の一歩が踏み出しにくい身にとって、クラファンは打って付けでした。

感染拡大で出歩くのが難しい時世ですが、伊勢さん達の発信してくださる街の情報を見て、楽しみながら過ごして行こうと思います。古書みつけさんにも、顔を出させてもらいますね。夜の浅草橋、機会ありましたらまたご一緒させてください。あらためまして、どうもありがとうございました!」

いい人!

もう石川さん、なんてステキな方なんでしょう!

このお言葉が、私にとっての最高の〝リリターン〟となりました。

こちらこそこのたびはご支援頂き、本当にありがとうございました!

ぜひ、また、夜の浅草橋を楽しみましょう!!

だいぶロングな活動報告になってしまいましたが、最後に、もうひとつ、この場を借りてお伝えさせてください。

明日から、例の「まん延防止等重点措置」が実施されます。このクラファンにご支援頂き、浅草橋FANBOOKを手にした方たちにはたいへん申し訳ないのですが、第2章である「浅草橋で夜ごはん」に掲載されているお店にかんしては、それぞれのご判断による営業方針に従っていただくことになります。つきましては、パスポート特典が使用できないということもあるかもしれませんが、お店に確認して頂きつつ、なにとぞご容赦頂ければ幸いです。そして、そんななかですが、明日は「シモジマ浅草橋本店」さんで、再び浅草橋FANBOOKの店頭販売を実施いたします。もろもろ様々なご意見あるかと思いますが、浅草橋FANBOOKの本質は、〝浅草橋のガイドブック〟です。浅草橋にあるバラエティーに富んだ楽しくて美味しくて素敵なお店を知っていただきこの町のファンを増やすための本ですので、我々が活動できる限り、声を大にしてこの本の、この町のPRをしていければと考えています。もしも、明日、店頭販売しているスタッフなどを見かけたら、ぜひお声がけ頂けたら嬉しいです。

浅草橋で引き続きよろしくお願いいたします!