認定・特定非営利活動法人ミタイ・ミタクニャイ子ども基金インターンの江藤克です。
本日より、クラウドファンディング「【バイオトイレ×生活改善】次世代の農業を提案しパラグアイの農家のモデルを作りたい」が始まりました!
このプロジェクトは、私を含めて学生5人が活動しています。今後、順に自己紹介をしてまいります。
私がパラグアイに興味を持ったのは、大学1年生の頃です。「海外に行ってる人はすごい」という漠然なイメージから、アフリカに行くことに憧れていたのですが、途上国での研究と実践をされているということで大学の先輩に紹介されたのが当基金理事長の藤掛先生でした。
そこからパラグアイのことを知り、体験し、イベントに参加し言葉を学び、、、
そこで出会う人達は、私に元気をくれました。
特に、スペイン語の授業で教えてくれているパラグアイ人の先生は印象的です。クリスマスをみんなで祝おうと、手紙を交換しあいました。
そんな日々を過ごし、大学のプログラムでのパラグアイへの渡航の準備をすすめ、現地で行う企画を考えていたところ、新型コロナウイルス感染症により渡航することが出来なくなってしまいました。
しかし、オンラインでの現地の方との交流と調査を進めていく中で、パラグアイの人たちが水についての課題を抱えていることを知りました。。
先輩が渡航して行った、水を浄化する実験や飲み水を確保するための資材提供の意味が分かりました。
当時の私は、水の支援は多く行われているが、それだけでは彼らが望むような生活にならないだろう。その一歩先の支援は何か。そう考え、下水に関してのプロジェクトを行うことにしました。
パラグアイの農村では下水道がしっかりと整備されている状況ではありません。いわゆる”ぼっとん便所”を利用していると聞き、改善する対象をトイレに設定しました。
ただ水洗トイレを提供するのは一時的な支援だと考えました。
現地の住民への金銭的負担が少なく、複合的な効果を持つトイレはあるのか。事例を調べ、現地の状況を先輩や先生に聞きながら、バイオトイレを構想しました。
大学の授業で発表したアイデアから段々と形作られ、多くの方々の力をお借りしながら実際にプロジェクトとして立ち上げることができ、ついにこの日を迎えることができました。
しかし、やっとスタートラインに立ち、これからさらに皆さまからのご支援、ご協力を賜ることとなります。応援のほどどうぞよろしくお願いいたします。
今回のクラウドファンディングが達成することで、パラグアイの農村にバイオトイレを設置でき、次世代の農業で農家さんの暮らしと自然環境をより豊かにする第一歩を踏み出すことができます。
このプロジェクトを通じてバイオトイレの魅力を皆さまに知っていただき、パラグアイの方は生活が豊かに、日本の方には新たな知見を得て、水資源やほかの資源を過剰に使うことなく、環境に負荷をかけないことの重要性を知っていただけたらと思っております。
11/21(日)23:59まで、パラグアイの農家さんため頑張って参ります!
どうぞよろしくお願いします!