2021/10/15 18:00

みなさんこんにちは!SAMANSA代表の岩永です!

これまではSAMANSAで取り扱ってる作品の紹介をさせて頂きましたが、今回はその作品を提供してくれているクリエイターの皆さんの声を紹介させて頂きたいと思います。

まずは

映画「1分間タイムマシン」

の監督:Devon Avery


からのコメントです。

「この映画のVOD掲載をしたいと、今まで世界中から非常にたくさんのオファーを頂いてきましたが、今回初めてオファーを受けたいと思えたサービスがSAMANSAです。私の最初の短編作品が日本の映画祭で取り上げられてから、何かと日本には足を運んできましたし、積極的に映画祭にも出席してきました。実は私の初長編作品も一部のシーンを日本で撮影をしています。SAMANSAがやろうとしていることは非常にシンプルかつクレバーだと思います。応援しています!」

という、ものっすごく!評価の声を頂いています!嬉しい!素直に嬉しい!わーい!

まだ始まったばかりの名もなきサービスに対してこんなに共感してくださることに感謝の意しかありません。
Devonさん、ありがとう!!!

続いて

映画「Cólera」

の監督:Aritz Moreno

からのコメントです。

「とてもワクワクする連絡を日本から突然頂き嬉しく思っております。日本で世界中のハイクオリティのショートフィルムが見られることができるというのは、日本の芸術、エンターテイメント、教育の分野でとても未来的な取り組みだと感じながらサイトを拝見致しました。

そのようなサイトにて私の作品を取り扱って頂けるということは大変光栄です。ぜひお取り扱い頂けますと幸いです。

と言いますのも、日本文化に大変影響を受けて私自身制作を続けており、今進んでいるシリーズ作品は、スペインの作家が書いた、スペインでベストセラーとなった日本の安土桃山時代が舞台の小説のドラマ化です。

日本で撮影することがなかなか難しいことは承知ですが、ヨーロッパのチームで進めております。

引き続きどうぞ宜しくお願い致します。」

なんとこのコメント、日本語で頂いています!

日本語ネイティブが書いている文章にしか思えないほど日本語が上手くで、そして同時に愛を感じますね!ありがたい!

続いて

映画「インガのノート」

の監督:Uffe Mulvad

からのコメントです。

「Yuichi、今回はコンタクトをくれてありがとう!今まで長いこと、なんとかアジアの人々に作品を見てもらいたいと思いつつも、それが実現できていかなったんだ。その場合じゃあどこから始めればいいの?って。特に今はコロナで色々なことがストップしてしまったしね。

僕自身、ショートフィルムはビジネスとしてもすごくポテンシャルがあると思っているけど、現状、僕らが活動しているスカジナビア地域、つまりデンマーク、ノルウェー、スウェーデンではそれが成立していない。作品を作ってもお金にならないんだ。だからSAMANSAのやろうとしていることや、この先オリジナル作品を作っていくというアイディアは本当に素晴らしいと思う。

僕にはアジアで映画を作ってみたいという夢もあって、だからぜひアジアで活躍している監督やプロデューサーと繋いでもらえると嬉しいよ。逆にこっちで何かやりたい時は教えてくれ!」

という熱いコメントを頂いています。
映画で食っていく、ましてや短編作品でそれを実現するのが難しいのはどこの国も一緒のようです。世界中に素晴らしい作品がたくさんあるのに非常にもったいない。


我々SAMANSAは「短編 < 長編」ではなく、「短編 = 長編」と、どちらも違うジャンルとして、またエンタメ、ビジネスとして成立する同等の存在にしていきたいと考えています。長編には長編の良さ、短編には短編の良さや楽しみ方があると考えています。


同様に考えているクリエイターは世界中にたくさんいます。

かつての日本の巨匠、世界のクロサワ作品の脚本執筆をされていた橋本忍さんも著書「複眼の映像」の中でこう仰られています。

「映画の企画はいつの時代でも慢性的に飢餓状態である。なぜだろう?長さに均一性があるからだ。小説には短編、中編、長編の3種類がある。」

「料金の均一性のため、興行会社は観客にはサービスを欠く商品とみなし、こうした短いものは頭から拒否し見向きもしない。」

「映画の入場料が均一でなくなり、同時に時間枠が存在しなくなれば映画は多様化され、短編あり、中編あり、長編ありで、企画不足などはあり得ず、多種多様な意欲作や野心作の出回るメドもつき、映画の世界はかつてない活況を呈してくる。だが、これは一人のシナリオライターの甘っちょろい幻想に過ぎない。」

映画館で映画を見るのが当たり前だった時代には難しかったかもしれませんが、ネット上で自由に映画が見られる今、橋本さんが理想としていた世界の実現はそう難しくないと我々は考えています。

ぜひ皆さんと映画の世界をもっと盛り上げていければと思っております。

引き続きご支援のほど、何卒宜しくお願い致します!!!!