こんばんは。コモンビートの代表の安達です。
1月28日(日)に日韓ミュージカル東京公演が開催され、無事に終了しました。
おかげさまで満員となった大田区民ホール・アプリコの客席に向けて、日韓市民103名がステージから「異文化理解」「平和へのメッセージ」を届けました。会場のお客様のたくさんの拍手・ご声援と合間って、とてもいいエネルギーの公演を行うことができました!
また、先日報告したようにこのクラウドファンディングで生まれた招待枠へ外国にルーツを持つ方々とそのご家族約400名が来場され、「違い」溢れる空間が生み出されました。
開演前にはコモンビートの発起人で、この日韓ミュージカルの演出を務める韓朱仙から挨拶をさせていただき、クラウドファンディングでのご支援のお礼を述べさせていただきました。また、客席も一体となってこの公演を楽しんでいただくために、日韓キャストが常日頃から合言葉にしてきた掛け声の「ウリヌンみんなでハナ!(私たちはみんなでひとつ、私たちはみんな花のよう)」を、会場のみなさんにご紹介しました。
会場で配布されたパンフレットにも、折り込みで掛け声を紹介しています。
ここで少しだけショーの様子を写真でお届けします!
もっと多く見たい方はこちらのフォトレポートをご覧ください。
いかがでしたでしょうか?偶然にも10月の初顔合わせ練習からちょうど100日目がこの日でした。100日間の中で直接会えたのは10日間だけです。ですが、しっかりと彼らの間にはこのミュージカルが共通言語となり、確かな関係性が生まれていました。
エンディングでのキャスト代表挨拶では「国と国との対話より、人と人との会話が、明るい未来を作り出す力になる」と伝えさせていただきました。そして会場一体となって、「ウリヌンみんなでハナ!」と掛け声をかけることができました。
このようにして、大団円で公演を終えることができました。会場にいらした外国にルーツを持つ方々とそのご家族も楽しんでくださっていたように思います。公演のアンケートも日本語・韓国語・英語で準備して配布しており、韓国語や英語での記入も多く見受けられました。まとまり次第、感想も共有させていただければと思っております。
最後にみなさまのお力添えにより、このように多様な空間を生み出すことができました。感じ取るものは人それぞれではありますが、多くの方々に「違い」があってもこんなことができるんだ!という感覚をお届けできたのではないかと思っております。
今週末はソウル公演です。韓国のみなさんにも同じようにしっかりとメッセージを届けて来ようと思っています。頑張ってきます。
NPO法人コモンビート
代表 安達亮