
狂気山脈アニメ映画化プロジェクトをご支援・応援してくださっている皆さま、誠にありがとうございます。
プロジェクトの幹事、まだら牛です。
本日「山の日」、プロジェクト開始から1年の節目として、進捗報告会配信を行わせていただきました。
ご視聴くださった皆さま、ありがとうございます。
アーカイブも公開していますので、ぜひ見ていただければと思います。
配信内で、パイロット・フィルムの制作体制について少しだけ発表できることがあり、ご報告をさせていただきました。
改めてこちらでも、その内容をお伝えさせていただきます。
今どこまで進んでいるのか


(配信で使用したスライド資料)
アニメ制作はやはりめちゃくちゃ時間がかかります……何かしらの成果物をお見せするまでに、かなりお時間を要してしまいます。
お待たせしている皆さまには、もしかすると「ちゃんと進んでいるんだろうか」というようなご不安を抱かせてしまっているかもしれません。
ですが、着実に進んでおります。
もちろん道なき道を模索するようなプロジェクトですので、全てが順風満帆というわけもなく、「安心して下さい」なんて言葉を気軽に言うべきではないと思っているのですが、しかし、ちゃんと進んでおります……! 妥協なくいい作品にするために全力を尽くしております。
今回、はじめて具体的に「どこまで進んでいるのか」を報告させていただきました。
8月頭、ちょうど「絵コンテ」が完成し、これから作画や美術といった作業が始まろうとしています。
まだパイロット・フィルムの完成がいつ頃になりそうかは発表できませんが、しかし……
企画当初はパイロット・フィルムの完成だけで数年かかるのではと思っていたため、それから考えればかなり順調に前に進んでいるのではないかと思います。
プロデュース、制作会社、アニメーション監督の発表

また今回、制作体制について一部発表させていただきました。
株式会社THINKR様は、主題歌を歌っていただくヰ世界情緒さんらを擁するKAMITSUBAKI STUDIOをプロデュースしている会社でもあります。
最近は、僕がTRPG『神椿市建設中。NARRATIVE』の開発などもお手伝いさせていただいていますが、本プロジェクトもTHINKR様にご協力頂いております。
アニメ化実現の模索のために様々な企業様にご相談させていただく中で、THINKR・針谷社長ともお話をさせていただいたのですが、この映画にかける想いに共鳴してくださり、全面的に制作に協力下さることになりました。
今回、パイロット・フィルムの制作を担当してくだる株式会社ステロタイプ様、ならびに熊谷監督を「この作品を創り出すために理想的な人たちだと思う」とご紹介くださったのも針谷社長でした。
実制作に入ってすぐ、僕はその言葉に間違いがなかったと確証するに至りました。


そして現在、パイロット・フィルム制作を、株式会社ステロタイプ様と共に進めさせていただいております。
こんな暗中模索のプロジェクトにも関わらず、全力でご尽力いただいております。
関わって下さる皆さまの熱量が凄まじく、こんなに恵まれた環境で制作ができているのは奇跡なのではと思っております。
今回アニメーション監督を務めて下さる熊谷監督、なんと、本プロジェクトに参加するにあたって、TRPG版・マーダーミステリー版の「狂気山脈」の両方を遊び、さらにアイスクライミングまで実際に経験して来てくださいました……すごくないですか? え、すごくないですか??
さあ、実際に制作に入るぞ! という最初の段階で、「こんな感じの動画構成どうでしょうか」と、なんとVコン(ビデオコンテの略。コンテを繋ぎ合わせて動画にしたもの)まで作ってきて下さっており……しかもその時点で内容がもうめちゃくちゃ良くて、作品への解像度がとんでもなく……ヤバくないですか? ねえ、ヤバいですよね??
最初の一手からとてつもなくよかった動画構成ですが、そこから更に作品の解像度を上げてクオリティアップを図るべく、僕や株式会社山屋のクライマーの方々と共に4~7月までみっちりと時間をとって、コンテを練り上げてくださいました。
この数カ月間、既に濃密すぎて、正直語り尽くせません。
配信では熊谷監督にもゲスト出演いただき、その想い出(?)の一端を振り返りながらお話しさせていただきました。
よろしければご覧いただければ。
こんな熱量ある恵まれた作品づくりの現場はそう無いと思います。
本当に、これ以上ないほどの布陣で制作できております。
ですので、僕から言えることはただひとつです。
「どうか “期待して” 待っていてください」
(チラ見せ絵コンテ)





