2021/10/15 02:27

当社で育てる沖縄県産カカオポッドのリターンのご紹介です。
リターンとして「カカオポッド1個」というのがあります。
熟したカカオポッドを丸ごとひとつ、支援者にお渡しするというリターンです。
どんなものが届くのか、ご紹介です。

ちょうど先日、成長早く熟したカカオを収穫しました。
緑色のカカオポッドが黄色く色づいて数日後。

9月半ばは緑色でぷっくり膨れていたカカオ

熟したカカオポッド

黄色く熟したカカオ。1ヶ月程度で一気に熟しました。

下部が虫かカビかで黒ずんできたため、早めに処理せねばと収穫し、中身を開封、状態の確認を行いました。
重さはちょっと小ぶりの350g。常温で保管します。冷蔵してしまうと発芽しなくなるためです。数日置いたのち、中身の状態を確認しました。

まな板の上に置き。。。

半分にカット!ソフトクリームみたい。もしくはイモムシ。。。

カカオ豆にバラした状態。発根もなく、ベストな状態。

カカオ豆は、カカオの種にあたります。カカオ豆の周囲についている白いものはカカオパルプと呼ばれる果肉です。この果肉が爽やかな酸味があり甘くて美味しいのです。味見としていただきましたが、しっかりとしたカカオパルプ!美味しいフルーツでした。
カカオ豆は土に撒いて発芽させて育てても良いですし、発酵しても良いのです。少量だから発酵は難しいかもしれませんが。。。

生のカカオポッドとカカオ豆は、日本国内ではなかなか手に入ることはありません。チョコ好きな仲間とカカオポッドを一緒に開封し、カカオ豆を味わう、その後種を蒔いて一緒に育てる。そんな仲間とのひとときを送るというのも、幸せな時間だと思います。
カカオ豆を取り出した後のカカオの殻は、中身をしっかりと洗い、冷蔵庫に一ヶ月ほど入れておけばきれいに乾燥します。それをオブジェとして活用することも可能です。
OKINAWA CACAOの店舗では、カカオランプとして活用しています。

STANDのカウンターにカカオランプ。おしゃれです。

チョコレートの原料のカカオ、熟した実を収穫してすぐに発送します。発送は収穫タイミングによりますので指定はできませんが、事前にやりとりをして、発送時期を決めさせていただきます。現在の成長の様子を考えると、カカオの収穫は毎年1-3月と5月ごろにまとまって行います。それを外したタイミングでたまに数個収穫、という状況です。もちろんカカオの生育状態によりますので、確定ではありません。いつになるのかを楽しみに、誰と楽しむのかを想像して、ぜひお申し込みくださいね。きっと素敵なカカオ体験が待っていますよ!