まいど!NPO法人Reジョブ大阪です!皆さん、温かい支援をありがとうございます!今、NPO法人Reジョブ大阪では、就労移行支援B型事業所「ユメグミ」さんと一緒に、本番の動画編集真っ最中!今日は、プログラム順にちらっと、第一部の動画の様子をちょとだけお見せしますね。以上が第一部のチラ見せ画像でした。当事者の皆さんたちが、自分で考え、自分で話し、自分で発信する価値って、めちゃくちゃ高いと思うんですよ。身近に高次脳機能障害や失語症のある方がいない!という人たちにも、きちんと届けたい!そして、意外と身近な障害であることに気づいてほしい!そう思って開催します!文化祭は、9月26日(日)13時からYouTubeで始まります!チャンネル登録をしておくと、お知らせが飛んで便利です。https://www.youtube.com/channel/UCWJxK7cCTqNJCT4ugk30SZA
まるっと文化祭 の付いた活動報告
まいど!NPO法人Reジョブ大阪です!あと20日ほどで、まるっと文化祭当日を迎えます。今日は、当日も登壇してお話をしてくださいます、立花さんを紹介します。立花さんは、2009年に脳出血を起こし、後遺症として高次脳機能障害が残りました。当時の就労支援システム全体にまだ「高次脳機能障害」という障害名は浸透しておらず、訓練や就労の場で、きちんとした配慮が受けられませんでした。今でも、同様のお話はよく伺います。支援者としては「高次脳機能障害」が「認知症」ぐらい有名になってくれたらと思っています。あ、認知症とは違いますので、注意してくださいね。病前のようにパソコンが使えない、記憶も弱くなっている、軽度の麻痺があるので、少し荷物を移動させるのも大変。障害のせいで、周囲がうるさいと健常者以上に集中できない、このようなな症状があるのですが、この障害のことを知らない人が多い中、適切な配慮がなかなか受けられません。高次脳機能障害のある人は、見た目では障害があると分からない場合が多く「見えない障害」とも言われています。脳も、障害のせいで疲れやすくなっているのですが「疲れてるのはお前だけじゃない」などと心ない言葉もかけられたそうです。そんな中で、立花さんはある言葉をお守り代わりに使います。医療職や支援職でもない人が、この障害を知らないのは「しゃーない」そう割り切った立花さんです。立花さんは、特例子会社にお勤めです。特例子会社とは、障害者雇用促進法を根拠に、一般企業の子会社として障害のある従業員でも働けるよう、勤務時間や勤務環境などに様々な配慮をした会社です。そんな中でさえ、配慮が受けられない場合も多いのです。立花さんの会社に限ったことではありません。私たちも、沢山の当事者から同様の話を伺います。そんな中、立花さんは自ら社内のマニュアルを書き換えていったり、理解者を育てていこうと思い直したりして、実際に行動していきます。もちろん、それはとても大切なことなのですが、そもそもですよ、これでいいんですかね?というのが私たちの思いです。障害のある人が「しゃーない」と思う社会ってどうなんでしょう? 私たちが、いざ、障害を負った時に「お前もしゃーないって思え、俺もそうやった」と先輩当事者がアドバイスする社会ってどうなんでしょう?そろそろ変えた方が良くないですか?でも実際、困っているのは高次脳機能障害のある人だけではないわけです。すべての障害を、全国民が理解するって無理っぽいじゃないですか。じゃあ、どうしたらいいと思います? そうです。まずは「知る」こと。GoogleでもYahoo!でもいいので、調べることです。その際には「配慮」という言葉とセットで調べてくださいね。高次脳機能障害のある人が職場にいる場合は、特に、一回でいいので職場全体で「研修」を受けると良いと思います。リターンにもありますが、脳コワさんのセミナーに参加してみるのも良いでしょう。高次脳機能障害は十人十色。100人いたら症状は100通りです。その人に合わせた支援が必要です。こうすればよいというマニュアルがないので、そのことが、職場での支援を難しくさせているところもあります。だからといって諦めては、社会は良くなりません。今より1ミリでも社会を良くすることが社会人の役目ですよね。一緒に頑張りましょう!12年前、大阪府でも高次脳機能障害が知られていない中、退院後にどのような支援を受けたのか、また、就労までにこぎつけた苦労話を聞いていただきたいと思います。施設職員が理解もしてくれない中、いろいろ試行錯誤しつつ、ドクターなどに助けを求めながら、自分自身でも考え、できないことを少しでもできるように苦労しました。また就労するにあたり、不適切な発言なども言われ、苦しみました。ぜひ私の話を聞いていただきたいです。ほかの人も同じ思いをしてほしくないと祈ります。支援者の皆様、是非考えてください。立花さんの詳しい話は、チーム脳コワさん発行『脳に何かがあったとき』3月号に掲載されています。就労の場での働く知恵をインタビューした記事、毎月2名ずつじっくり取り上げています。十人十色の高次脳機能障害ですが、毎月読んでいくと、支援の姿勢が見えてきます。通常価格より2,000円もお安くなっていますので、この機会にどうぞ。
まいど! NPO法人Reジョブ大阪です。みなさん、ちょっと想像してほしいのですが、目の前に歯磨き粉と歯ブラシがあるとします。もし、今から片手で歯を磨いてと言われたらどう工夫しますか? いやいや、私、毎日片手で歯磨きしてるよ?って一瞬思いません?でもその前の段階はどうですか?チューブからどうやって歯ブラシに歯磨き粉を付けます?他にも、ペットボトル、お化粧、着替え、トイレ、髪を結ぶこと、お料理などなど。もし片手だったら相当大変ですよね。手を失うこと以外に、けがや病気で片手が麻痺してしまい使えないという人達も多くいます。その人たちが片手でもいろいろなことができるように開発、製作、もしくは手作りされたものが、自助具です。また、リハビリの現場では、作業療法士が、そのような方たちに、生活の動作ができるようになることを助けています。今日は「まるっと文化祭」にも登場する、素敵なお二人を紹介します。みなさん初めまして。脳卒中当事者のちぃちゃん(山中千尋)と、作業療法士のきんちゃん(金原衣理子)です!私たちは2016年に『脳卒中Cafe』を発足し、脳卒中仲間の輪を広げるためのカフェ会を開催したり、ブログやSNSで片麻痺生活の工夫やオリジナル自助具などの情報を発信しています♪活動拠点は主に首都圏でしたが、今回はこのような機会をいただき、沢山の方に見ていただけることを嬉しく思っております。まるっと文化祭では、「片麻痺があっても日常生活は送れる」「片手でも料理ができ、趣味を楽しめる」「何事にも挑戦して欲しい」「決してひとりじゃない」という事を伝えたいです。また、若くして脳卒中になったちぃちゃんの元気の秘訣をみなさんにお伝えできたらと思います。どうぞよろしくお願いいたします!脳卒中カフェブログhttps://noucafe.amebaownd.com/金ちゃんの自助具コーナーには、すごいアイディアがいっぱい!https://noucafe.amebaownd.com/pages/2538948/blog片手でマニキュアを塗る方法なんて、目からうろこ!でした。ストーンまで!片麻痺になってもおしゃれを忘れないって、生きる上で本当に大切なことだと思います!■宣伝■9月4日(土)20時より、脳卒中フェスティバルのYouTubeチャンネルでのイベントに山中さんがゲスト出演することになったそうです。今回は、【スキンケア・メイク・ネイル】などの美容に関するお悩みにお答えする回だそう。片麻痺になってしまい、お化粧、スキンケア、ネイル、ドライヤー、どうやるの?としょんぼりしているあなた、是非見てくださいね。当日は、脳フェス美容班の皆さんと一緒に、問題解決をするそうですよ。また、NPO法人Reジョブ大阪と金原さんが出会うきっかけになったのが、clubhouseでクラウドファンディングについて語るイベントだったのですが、そのclubhouseで、再び、NPO法人Reジョブ大阪の松嶋が今回のクラウドファンディングについてお話します。そちらもお聞き逃しなく!9月7日21時~です。https://www.clubhouse.com/event/MzDenEla
まいど!NPO法人Reジョブ大阪の松嶋です。いきなり美味しそうなパスタの画像で、思わずつばを飲んだ方もいらしたのでは?このコロナの中、みなでわいわいと食事をすることが難しくなっていますが、これが意外に大きなストレスになっているんですよね。それくらい「食」は人間にとって大切なもの。障害のある方の中には、障害の為に食事が難しくなった方もいます。その方たちの本当の心の声にこたえたカトラリーを作っている会社を紹介しますね。このクラウドファンディングのリターンにもあります。PCの方は右の列、スマホの方はスクロールして下の方にありますので、探して見てくださいね。この素敵なカトラリーを製作しているのは「猫舌堂」さんといいます。今日は、猫舌堂さんから届いたお手紙を皆さんにお届けします。みなさまこんにちは。猫舌堂代表の柴田敦巨(あつこ)です。私たちは、「生きることは食べること」をコンセプトに①オリジナル商品の企画販売と②コミュニティの運営を通じて、食べる喜びを取り戻すきっかをつくるサービスを提供しています。オリジナル商品は“くちびるが感動する”iisazy(イイサジー)スプーン・フォークをはじめ、お箸や持ち運びケース、ギフト商品などがあります。きっかけは、私自身のがん治療経験と、同じ境遇の仲間たちとの出逢いでした。治療によって、開口障害、咀嚼障害、嚥下障害、味覚障害など、食べることに苦痛を抱えましたが、一番辛かったのは、「食べられない」ことよりも「一緒に食べられない」ことでした。「みんなと一緒に食事の時間を楽しみたい」そう願っていました。そんな悩みを解消するために、まず、食べることのバリアの1つであるスプーンやフォークを徹底的にこだわり、新潟県燕市の職人さんに作っていただきました。イイサジーは、いい匙加減で愛・iがこもっているという意味で名づけました。完成したイイサジースプーン・フォークは、幅が狭く、薄くて平らな設計です。ちょうどいい食べ物の量が、すう〜っと口の中に入ります。その絶妙な滑らかさに、食べることに悩みをお持ちでない方にも「くちびるが感動する」と大好評です。お子様からご高齢の方までどなたでも様々な食事のシーンを楽しんでいただけます。ご利用いただいた方々からは、「食べやすいのはもちろんのこと、商品から開発者の想いが伝わり、一人じゃないと思える。強くなれる気がする。」「家族と一緒に笑って食事を楽しむことができた。」「こんな商品を探していた。」など、たくさんの喜びのお声を頂戴しております。食べる喜びは、人と人とのつながりを感じてこそ実感でき、生きる喜びにつながると考えております。イイサジースプーン・フォークは、私たちが当事者になったからこそ気づけた視点で開発しました。そこには、今まで気づけなかった価値があると考えております。私たちはその新しい価値からデザインすることを「ピアメイド」を名づけ、これからもピアメイド製品、サービスをコミュニティの中から発掘し、カタチにすることで世の中に発信していくことにチャレンジします。ずっと続いていく日常を自分らしく生きるために。株式会社猫舌堂HPhttps://www.nekojitadou.jp/くちびるが感動する……一度体験してみたいことですね。障害のある方が食事をとる場合、もちろん調理に工夫をしなければいけないこともありますが、何よりも皆と一緒に食卓を囲み、ストレスなく「食」を楽しめること。猫舌堂さんの活動に賛同します!リターンにもセットで用意してありますので、ぜひどうぞ!