まいど!
NPO法人Reジョブ大阪の松嶋です。いきなり美味しそうなパスタの画像で、思わずつばを飲んだ方もいらしたのでは?
このコロナの中、みなでわいわいと食事をすることが難しくなっていますが、これが意外に大きなストレスになっているんですよね。それくらい「食」は人間にとって大切なもの。
障害のある方の中には、障害の為に食事が難しくなった方もいます。その方たちの本当の心の声にこたえたカトラリーを作っている会社を紹介しますね。
このクラウドファンディングのリターンにもあります。PCの方は右の列、スマホの方はスクロールして下の方にありますので、探して見てくださいね。
この素敵なカトラリーを製作しているのは「猫舌堂」さんといいます。
今日は、猫舌堂さんから届いたお手紙を皆さんにお届けします。
みなさまこんにちは。猫舌堂代表の柴田敦巨(あつこ)です。
私たちは、「生きることは食べること」をコンセプトに①オリジナル商品の企画販売と②コミュニティの運営を通じて、食べる喜びを取り戻すきっかをつくるサービスを提供しています。
オリジナル商品は“くちびるが感動する”iisazy(イイサジー)スプーン・フォークをはじめ、お箸や持ち運びケース、ギフト商品などがあります。
きっかけは、私自身のがん治療経験と、同じ境遇の仲間たちとの出逢いでした。
治療によって、開口障害、咀嚼障害、嚥下障害、味覚障害など、食べることに苦痛を抱えましたが、一番辛かったのは、「食べられない」ことよりも「一緒に食べられない」ことでした。「みんなと一緒に食事の時間を楽しみたい」そう願っていました。
そんな悩みを解消するために、まず、食べることのバリアの1つであるスプーンやフォークを徹底的にこだわり、新潟県燕市の職人さんに作っていただきました。
イイサジーは、いい匙加減で愛・iがこもっているという意味で名づけました。
完成したイイサジースプーン・フォークは、幅が狭く、薄くて平らな設計です。
ちょうどいい食べ物の量が、すう〜っと口の中に入ります。その絶妙な滑らかさに、食べることに悩みをお持ちでない方にも「くちびるが感動する」と大好評です。
お子様からご高齢の方までどなたでも様々な食事のシーンを楽しんでいただけます。
ご利用いただいた方々からは、
「食べやすいのはもちろんのこと、商品から開発者の想いが伝わり、一人じゃないと思える。強くなれる気がする。」「家族と一緒に笑って食事を楽しむことができた。」「こんな商品を探していた。」など、たくさんの喜びのお声を頂戴しております。
食べる喜びは、人と人とのつながりを感じてこそ実感でき、生きる喜びにつながると考えております。
イイサジースプーン・フォークは、私たちが当事者になったからこそ気づけた視点で開発しました。そこには、今まで気づけなかった価値があると考えております。私たちはその新しい価値からデザインすることを「ピアメイド」を名づけ、これからもピアメイド製品、サービスをコミュニティの中から発掘し、カタチにすることで世の中に発信していくことにチャレンジします。
ずっと続いていく日常を自分らしく生きるために。
株式会社猫舌堂HP
くちびるが感動する……一度体験してみたいことですね。障害のある方が食事をとる場合、もちろん調理に工夫をしなければいけないこともありますが、何よりも皆と一緒に食卓を囲み、ストレスなく「食」を楽しめること。猫舌堂さんの活動に賛同します!
リターンにもセットで用意してありますので、ぜひどうぞ!