2012/11/23 17:02
皆さんこんにちは!
早くもプロジェクト公開期間も折り返し地点を迎えました。
より多くの皆様よりご支援いただき、たくさんの子どもたちに質の高い音楽教育を施していくことができるよう、ラストスパートかけていきたいと思います!
どうか皆様も、引き続き応援のほど、よろしくお願い致します!!

サクセスまであと一歩というところまでご支援が集まっている今日、
少し気が早いかもしれませんが(笑)、
建築家との改装プランの打ち合わせを行いました!

皆様よりご支援いただいた資金を有効活用すべく、建築家、僕ともにリサイクル材の活用など頭を捻りながらコストダウンアイデアを出しあいました。

安全で、音楽に集中でき、それでいて明るい色に囲まれた、子どもたちの胸が踊るようなスタジオを作れるのが、今から楽しみでなりません!

現在、スタジオ入り口には冒頭の写真のようなボードが貼ってあります。

小さな名札が掛かっているのがわかりますでしょうか?
ストリートで生活する子どもたち、普段はあまり、人から名前で呼ばれることがないんです。
日本語でいうところの「坊主!」のような呼ばれ方をすることがほとんど。
僕達の活動に参加している子どもたちのプロフィールを作成するため、一人ひとりにインタビューをしていた時、自分の名前を知らない子どもがいたことには本当に驚きました。

子どもたちが一番必要としているものは、きっとアイデンティティなんです。
私が何者で、私は何が好きで、嫌いで、私は何が得意で、、、。
こんな当たり前のアイデンティティを持てずに、毎日物乞いをして生きているこどもたちが、今僕の住んでいるここセブには、数えきれないほど沢山いるんです。

名前を呼ぶところからはじめよう。
それが僕達スタッフの間での約束だったりします。



毎週休まずに参加した子は、こんな風に出席表にスタンプが押されていきます。
頑張りが、ひと目で分かります!

僕も、自分の練習姿を出来るだけ子どもたちに見せてあげられるようにしています。
日々の地道な練習の先にパフォーマンスがあるんだということ、感覚で学んでくれると信じています。



写真は僕の練習を聞きながら楽譜をおさえてくれるこども。

さて!気づけばもう週末。
クリスマスの発表会に向けて、明日もあさっても、子どもたちと一緒に楽しく頑張ります!