出雲市のサンロードなかまちは、駅近くの商店街。そのなかほどにある居場所ひろばは、かつては、洋品店だったようです。だから、ショーウインドウがあるんです。そこは、なかまのひとりの発表の場になっています。季節ごとに、春はタンポポ、夏は金魚、冬は雪だるま。そして、昨日、9月25日に飾り替えされて、巨大なカボチャを中心とした飾りになりました。上のほうを見ると、クリのいがもあるんです。この飾り付け、平日の午前中、お散歩する保育園の子どもたちにも大人気なんです。きっと、このカボチャを見たら、びっくりするでしょうね。どんなリアクションがあるか、今から楽しみです。
島根県は、今年も9月15日に、100歳以上の高齢者の人数などを発表しました。このクラウドファンディングのページには、昨年のデータを出して、8年連続トップとしてありますが、今年はさらに100歳以上方の人数が増え、9年連続で全国1位になったということです。15日時点の100歳以上の高齢者が前年度比45人増の905人(男性124人、女性781人)と発表した。人口10万人当たりでは134・75人となり、全国平均の、68・54人を大きく上回ったということです。(9月21日毎日新聞島根県版)以上、データ類の更新情報です。ところで、高齢化率は、昨年まで全国3位でした。(今年のデータはまだ不明です)誤解をおそれずにいうと、高齢化率というより、長生きの県といえるのではないでしょうか。つまり、生きやすいところなのではないでしょうか。いかがでしょう。とくに、100歳以上の割合がたかいのが、西ノ島町ということです。
出雲市内の公立中学校で、総合的な学習で講師依頼がありました。中学3年生対象の、キャリア学習ということです。起業家・Uターン・Iターン者による講話ということで、地域の良さ、課題、起業にあたっての経験談などをお話ししました。じつは、出雲市は2015年以来、右肩上がりで人口が増加しています。また、米国サンタクララ市と姉妹都市となっています。同市は、インテル社があるシリコンバレーの中心都市です。出雲市との共通点も多いのです。いってみれば、出雲市は日本のシリコンバレーの都市といえるのでは。インテル社に相当する企業としては、島根富士通、出雲村田製作所などなど。いずれも、最先端の企業です。いまや、ノートパソコンの生産は海外に移転され国内生産はわずか、そのひとつが島根富士通です。村田製作所のつくる高性能コンデンサーは、スマホには1台につき700個も使われているし、乗用車には3000個も使われているといわれます。また、島根県松江市には、プログラミング言語の製作者もいらっしゃいます。そのご縁で、同市にはオープンソースラボがあり、起業の拠点ともなっているようです。出雲市から広島・岡山、さらに大阪、東京へと出ることを考えるのもよし、地域で先端企業につとめたり、起業するもよし。そんなお話をさせていただきました。直後の生徒からの反応としては、「他の都市に出ることを考えていたが、出雲市をあらためて見直したい」というような感想をききました。こんなにたくさんの皆さんを前にお話ししたのは、初めてで、うれしくなりました。