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廃棄対象となったビールに再び命を吹き込み、香りはじける「フルーツリキュール」に

緊急事態宣言等により飲食店向けに販売が出来なくなり、十分な販売機会に恵まれずに廃棄処分対象となってしまった樽詰めのクラフトビールを蒸留してリキュールを造ることで、単に捨てられてしまうビールを減らして販売事業者の損失を少しでもフォローしたい。

現在の支援総額

579,800

38%

目標金額は1,500,000円

支援者数

58

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2021/09/30に募集を開始し、 58人の支援により 579,800円の資金を集め、 2021/10/31に募集を終了しました

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現在の支援総額

579,800

38%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数58

このプロジェクトは、2021/09/30に募集を開始し、 58人の支援により 579,800円の資金を集め、 2021/10/31に募集を終了しました

緊急事態宣言等により飲食店向けに販売が出来なくなり、十分な販売機会に恵まれずに廃棄処分対象となってしまった樽詰めのクラフトビールを蒸留してリキュールを造ることで、単に捨てられてしまうビールを減らして販売事業者の損失を少しでもフォローしたい。

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〇はじめに・ご挨拶-マルホ酒店について

大阪市西区で明治末期創業の酒屋を営業しております。

現在は、主にクラフトビールを専門とした飲食店を大阪難波に1軒と常時400~500種類程に厳選した国内外の商品を酒屋として販売しつつ、ヨーロッパやニュージーランド・香港からクラフトビールの輸入卸売り販売も行っております。

マルホ酒店 九条本店

マルホ酒店 ミナミ店

スペインのブルワリー訪問時(店主中央)

〇プロジェクトについて

コロナ感染症対策により、樽生ビールの販売先である飲食店が休業・時短を強いられる中で十分な販売機会を得る事なく廃棄対象になってしまうビールを廃棄という形ではなく、地域の酒蔵の協力も得て新たなお酒にして届けるというプロジェクトです。

*原料となるビール

弊社及び同業者の輸入したクラフトビールで賞味期限がギリギリ又は切れてしまったものを使用します。

ここでの賞味期限は、ビールとして美味しく飲める品質が維持できる期間として造り手が定めた期間に根差したもので、身体的に害を及ぼす期限を過ぎたものを使用する事はありません。

また、蒸留後とリキュールを試作した後、通常の食品検査よりも厳格な、酒蔵社内の1ヶ月半に及ぶ食品検査によりOKとなった物を販売致します。


今回の蒸留とリキュールへの製品化を兵庫県の地酒蔵「西山酒造場」に依頼致します。



〇プロジェクトのキッカケ

当然自分たちが愛情を持って輸入、そして親しい造り手が手間をかけて造ったビールを捨てるような事をしたくない。

また、初めて飲んでビールを飲んで頂く方がガッカリするような品質のものを販売したくない。

という思いが前提としてあり、取り組みには以下のような背景もあります。



1,ビールの注文をしてから、日本でリリースするまで約1ヶ月~3ヶ月近くかかる為、急な要請等があった際、すぐにビールの仕入れ量を調整出来ない。


2,自分達でビールを造っていると、ギリギリのタイミングで瓶詰めと樽詰め等の配分も出来るが、樽で輸入したものを後から缶・瓶の容器に詰め直すのは保存性と免許上の問題もあり難しい。


3,酒税200円/L(20Lの樽1本で4000円)は輸入業者の場合、廃棄した場合返還される事なく、更に廃棄費用も掛かる。


今回、自社で輸入したビールで廃棄対象になってしまったビールだけでなく同業のクラフトビール輸入業者にも声掛けを行い、同様に廃棄せざる得ない樽を引き取り製品化致します。

総量約6000L以上のビールが手元に来ました…

このビールをそのまま廃棄とすると、価格がピンキリとは言え、原価ベースで約400万~600万円の純粋な損失に加えて廃棄処分料まで発生します。

こうした、金銭的な要素もそうですが、何より形を変える事で良いものになり得るものを廃棄するという単なるマイナスではなく、少しでもプラスに変えて業界全体でもう少し良い循環が出来るような仕組みを作りたいと思っています。


〇リキュールを造る西山酒造場について

兵庫県丹波にて創業より170年以上経過する酒蔵

主要銘柄である「小鼓」は、明治を代表する俳人高浜虚子の命名によるもので、漫画「美味しんぼ」にも紹介された仕込み水を使用した、その酒質は柔らかく滑らかな口当たりと華やかなアロマとほのかな甘みが特徴的。

また、リキュールにおいては「深山ぶどう」、「梅申春秋」などで有名で特に、赤葡萄を使用したリキュール「深山ぶどう」は、2014天満天神梅酒大会リキュール部門において来場者投票で優勝した実績を持つ。


かれこれ、弊社とは10年近くのお付き合いで私が学生時分の頃より、酒造りの体験に携わらせて頂いたり、一時人手が足らずお店が忙しすぎて困り果てている時にたまたま様子を見に来て下さった杜氏さんや社員さん方が夜中まで仕事を一緒に手伝って下さったりと公私共に、信頼する酒蔵さんです。


〇リキュールの監修

「THE SAILING BAR」(奈良県桜井市)でバーテンダーを勤める田中知輝氏に監修を依頼しました。

印刷会社勤務後、「世界のビール博物館」のホール勤務を経てバーテンダーとなった異色の経歴を持つ。

また、 カクテルの味だけではなく所作、会話、服装といったバーテンダーのホスピタリティとパーソナリティのすべてを総合して測られる非常に難易度の高い大会「DIAGEO WORLD CLASS」の2021年 ファイナリスト。

バーテンダーの技術により限られた原材料等と色々制約のある中、素材それぞれの味わいの要素がきちんとバランスの取れたリキュールになるようレシピを作って頂きました。


〇なぜクラフトビールを輸入するのか?

よく酒類の文化や産業の話になると、役所も絡む話ですが国内の産業を守る為にという形で少し排他的な方向に話が進む事が多々あります。

当然自分たちも国内のクラフトビールも大好きですし一緒にシーンを盛り上げる仲間です。

海外クラフトビールを輸入する事はそれと相反するものではなく、ビールと触れ合う多様なキッカケを作り国内のビールシーンが更に盛り上がって行く事を目指しています。

クラフトビール好きの中にもベルギービールを飲んで最初はビールにハマったという方も少なくないのではないでしょうか。


・海外ブルワリーと国内のブルワリーの関係性を築く機会を増やす事で、海外の最新の技術・情報交換やコラボでビールを造れるような場づくりが出来る。

→国内ブルワリーが海外に出るキッカケにもなり得るのと、自分たちが造りたいビールの参考となるビールが海外に多い時、事前に色々試飲して味のイメージを想像したり等がやりやすいくなる。

日本×香港のクラフトブルワリー同士のコラボを企画

・国内では中々造れないような地域的な独自性や文化的独自性等があるビールを提供する事で、より多様なビールの幅に触れてもらえる。


そして、自分が美味しいと感動したビールや、このビールを色々な人に飲んで貰えれば新しい発見を提供したり、新しいビールファンを増やす事が出来るのでは?と思ったものを人に伝えたいというのもやはり1人のビール好きとしての根本的な理由かも知れません。


〇リターンの紹介 
[酒屋×バーテンダー×酒蔵の挑戦]

*実際の商品ラベルのデザインは、以下イラストと異なり、別途アーティストと共に制作を行う予定です。

12月リリース(予定) 

・ビールにホップを加えて蒸留し、和梨とシャインマスカット・パイナップルの果汁を加えたリキュール


・リンゴ・みかん・Secret果汁を使用したスッキリしたリキュール


・バナナ・桃・ライチを使用したドロドロ系リキュール


この2種を混ぜると、まるでミックスジュースのような味わいに!


*以下バーテンダー田中知輝氏 からのコメント

今回、このような素敵な企画に立ち会えた事を心より感謝しております。

フルーツ果汁をふんだんに使ったミックスジュースリキュールで、一つ一つ違った味わい、食感をイメージし作りました。 

-Jumpiest hop はミックスジュースの中でもリッチ感のある芳醇な味わい。 

-Sour Tuneは爽やかさをイメージし、朝からでも飲みたくなる1本。 

-Textureはミックスジュースの果肉感をより表現し、濃厚な仕上がりにしております。

生まれ変わったリキュールが沢山の方々に飲んで頂き、楽しんで貰えたらと思います。


〇実現したいこと

特に、感染状況が一旦落ち着くと見越していた今年4月の緊急事態宣言再発令やそれ以降の断続的な状況で、予期せぬロスを抱えてしまった会社もあり、引き取る廃棄対象となったビールの量が異常に多くなってしまいました。

ただ、今後も大なり小なり、またコロナに関わらず廃棄のロスが発生する事もあり得るかも知れない。

その際に、こうした最低限ビールを新しい形で有効活用出来るような循環モデルを構築しておく事で、廃棄も少なく・より挑戦にポジティブで健全なクラフトビールシーンの醸成に寄与できる状況を創って行きたいと思っています。


〇使い道・スケジュール

・蒸留費・瓶・ラベル代・食品分析等の製品化に係る費用

・物流費

・原料となったビールの拠出量に応じて、支援金を分配

・Campfire決済手数料


〇最後に

この度は、ご覧頂きありがとうございました。

難しい状況に置かれても、上手く渡り切るのが経営かと思いますが、そういう意味ではロスが出てしまった事自体に反省の念を持っております。

皆様にリキュールを味わって美味しいと感じて頂けて初めて、本当の意味で各関係者全てに取って良い結果と言えると思います。

酒類事業者だけでなく様々な業界で、混迷を極める昨今の国内情勢でもありますが、今後もこういった取り組み含め、様々な新しいチャレンジで、クラフトビールシーンや酒類の文化が廃れることなく更に発展していく事、そして願わくば、そうした流れの中に自分達も存在できるように努めて参りたいと存じます。


店舗の詳細情報

〇マルホ酒店 九条本店

〒550-0025 大阪府大阪市西区九条南2-16-11



〇マルホ酒店 ミナミ店 Bottle Shop & Bistro

〒556-0016 大阪市浪速区元町1-4-12




<プロジェクトオーナーについて(特商法上の表記)>
※プロジェクトオーナーとして資金を集めるにあたり、特商法に基づき次の表記をお願いしております(法人、個人を問いません)。以下の雛形をご利用ください。

■特定商取引法に関する記載
 ●販売事業者名:株式会社波々伯部商店 (マルホ酒店)

 ●代表者または通信販売に関する業務の責任者の氏名:・・・
代表取締役 波々伯部広章
 ●事業者の住所/所在地:〒550-0025 大阪市西区九条南2-16-11

 ●事業者の電話番号:
  「請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。」


 ●送料:送料込み

*沖縄・離島にお届けの場合には別途送料600円を頂戴致しますのでご容赦下さい。


 ●対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
 ●ソフトウェアに係る取引である場合のソフトウェアの動作環境:該当なし
 ●その他記載事項:プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)をご覧ください。

 ●許認可

酒類小売業免許(通信販売を含む) 西法(証明)第4号

酒類販売場の名称及び所在地:マルホ酒店 株式会社波々伯部商店

大阪市西区九条南2-16-11

酒類販売管理者:波々伯部惠子

研修実施団体:大阪府小売酒販組合

<募集方式について>

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。

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