※写真は「1stサンプル」です。実際のアイテムとは異なります。
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「All-weather Coat|HARE」にご支援いただき、誠にありがとうございます。
皆様のご支援に本当に感謝しております。
本当にありがとうございます。
プロジェクト開始前に色々と迷って、目標金額を「本当に最低限のライン(大赤字だけど生きてはいけるライン)の30万円」としましたが、そのラインにもまだ到達できていません。引き続きご支援よろしくお願いいたします。
実は、追加生産を検討するラインで、ようやく採算ラインにのるイメージです。なので、現状のままだと大赤字となってしまいます…。
単価が高めではありますので、まだまだ迷っておられる方もおられるのかなと推測していますが、皆様のSNSなどでのシェアで後押ししていただけますと幸いです。
さて、今回はプロジェクトに至るまでの開発についてのお話をさせていただければと思っております。
プロジェクトページにも書かせていただいたように(まだお読みでない方は是非ページ下部の『最後に』もお読みください)、元々はロンドン留学時の「ロンドンの人は少しの雨では傘をささない」という体験や「いざというときにフォーマルなコートも必要」という自分自身の状況から思いついた今回のアイテム。
2020年9月の起業前から構想があり製造先を探していました。しかし、会社としての信用がないので仕方ないことなのですが、レインウェアメーカーには万単位のロットでの製造を求められ、ことごとく断られたり、問い合わせに無視されたりするなど、なかなか形にすることができませんでした。
何社にも断られて、ようやく製造していただける会社を見つけ、試作に取り掛かかりました。
しかし、最初の打ち合わせでは「ファスナーを見せない」というこだわりに、あまり理解を示していただけていないように感じました。あれこれファスナーを見えなくするようなアイデアを出すのですが、反応があまり良くない…。
仕方がないので、1stサンプル製造依頼の際には「ファスナーが見えない方法を考えて欲しいです。ただ、どうしても無理なら一旦はファスナーが見えてもいいのでそれで作ってください」とお願いしました。
それもあって、届いた1stサンプル(写真参照)ではフロントのファスナーが見えている状態のものでした。写真を見ていただくと、フロントのファスナーがバッチリ出てしまっていることがわかると思います。
※ファスナーがバッチリ出てしまっています。(中にはこっちの方が好きという方もおられるかと思いますが…)
これはこれでカジュアル感を求めるなら悪くなかったのですが、「スーツに合うコート」を目指していたので「やはり、これは違うな」と。
ただ、1stサンプル製造前の打ち合わせの雰囲気を考えると、説得が難しい…。
さらに追い討ちをかけるように、担当のTさんから「フードの部分が生地が重なって分厚すぎて縫えない。今回のサンプルでは無理やり縫っていただけましたが、ファスナーは諦めてできればボタンにして欲しい」という電話がかかってきました。
打ち合わせの時から「ここを止水ファスナーにする必要ありますか?」という意見もあったので、これまた説得が難しい。
難題が二つ。
・フロントファスナーをどうやって隠すか?
・フード部分をどのように改良するか?妥協してボタンにするのか?
色々と考えましたが、なかなか良い案は浮かびません。
いくつかアイデアは浮かぶものの、それが実際に縫製できるかどうかはわからない…。
とりあえず、再度「パタンナーのSさん」「担当のTさん」と打ち合わせすることにしました。
《「【開発ウラ話】とにかくファスナーを隠したい(その2)」に続く》
文字数の問題もあり、書ききれない感じですので、続きはまた後日。
「この人はきっと気になるはず」と頭に思い浮かぶ方が1人でもいたら、SNSなどでシェアしていただけますと泣いて喜びます。
【第二弾プロジェクト】
https://camp-fire.jp/projects/view/484753
ご支援よろしくお願いいたします。
皆様の応援が力になります!
Bywater(バイウォータ)
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※写真は「1stサンプル」です。実際のアイテムとは異なります。