【はじめに・ご挨拶】
はじめまして。当企画をご覧いただきありがとうございます。Dr. Holiday Laboratory主宰の山本伊等(やまもとかれら)と申します。私は早稲田大学大学院在学中の2019年12月に『配置された落下』という演劇作品を主催し、劇作家、演出家としてのキャリアをスタートしました。以後、個人で活動することを模索してきましたが、今後演劇を持続的に制作するにあたって、これまで一緒に制作してきた小野寺里穂、ロビン・マナバットとともに団体を作りました。
それが演劇カンパニー「Dr. Holiday Laboratory」です。
コロナ禍で苦しいからこそ芸術作品が必要、とは言いません。われわれは、今の時代に可能な作品を、ただ作りたいのです。作りたいという欲求が止められないのです。
旗揚げ公演となる「うららかとルポルタージュ」は、小説家・デザイナー・批評家として活躍しており、「いぬのせなか座」主宰の山本浩貴さんを劇作家に迎え、山本伊等が演出を行います。 また本作は『S-Fマガジン 2021年6月号』(早川書房)に掲載された山本浩貴+鈴木一平「無断と土」の続編です。
【Dr. Holiday Laboratoryとは?】
Dr. Holiday Laboratoryは、早稲田大学大学院で小説家・劇作家のサミュエル・ベケットを研究した山本伊等(私)が、制作の小野寺里穂、なんでもやるぜのロビン・マナバットと共に2021年の春に結成した団体です。
団体名は、大学院を卒業して間もない今年の春、私が全く仕事がなくて毎日がホリデーだったことから「Holiday」、劇団FICTION主宰であり、芥川賞作家の山下澄人がコロナ禍になる前まで都内で行なっていた演劇の集まり「ラボ」に私が影響を受けたことから「Laboratory」と名付けました。
Dr. Holiday Laboratory は、山本がベケット作品における他者とのコミュニケーショの不可能性や形式性を引き継ぎつつ演劇を制作し、メンバーの小野寺やロビンが川柳や小説などのジャンルに囚われない様々な作品を生み出していく場です。現在はpixiv FANBOXにて、山本が日記や戯曲、また戯曲の制作プロセスの記録を、ロビンが掌編小説を公開しています。
Dr. Holiday Laboratory 主宰の山本(私)が考えている演出の特徴や意義を、ここに書こうと思いました。しかしそれは、なんだか嘘くさいのでやめます。演出とは作品のたびに戯曲とその場にいる俳優らによって、半ば自分の意志ではなしに形作られていくものであり、そうであれば演出の仕方が毎回変わることは必須です。演劇は人間の生身の肉体によってなされるのですから、なおさらです。 いや、変わることだけが大切なのかもしれません。そうであれば、自分の意志さえ置き去りにするほどの速さでめまぐるしく変わる舞台に、なんとか食い下がっていく、ということがもっとも大切なように思えます。そこではこの「私」とやらが考えたものは、どうやら通用しなさそうです。
【Dr. Holiday Laboratory メンバー紹介】
山本伊等(やまもと・かれら)
1995年生。アメリカ合衆国サンタモニカ出身。劇作、演出、散文。
慶應義塾大学文学部仏文学専攻卒業後、早稲田大学文学研究科表象メディア論コース修士課程修了。
2019年12月『配置された落下』(https://youtu.be/gXJA0R5NJVo)作・演出。同年より現在まで、小説家・保坂和志によるソロトークイベント「小説的思考塾」(https://vimeo.com/user136010405)の企画運営に携わる。
2021年2月 TPAM2021フリンジ参加作品『NO PROGRESS』作・演出・出演。(上演は中止)
2021年4月 大道寺梨乃『La mia quarantena/わたしの隔離期間』(日記映画)WEBサイトデザイン(https://lamiaquarantena202.wixsite.com/diaryfilm)。また同名のパンフレットに「2021/03/15 反抗、あまりに日常的な」寄稿。
2021年9月 オフィスマウンテンの山縣太一、岡田勇人とともに演劇ユニット「アッシュマンズ」を結成し、オムニバス公演『タバコバのわかれ いつでもつき指3本立て』を上演。上演作品すべての作品に出演し、「彼の報告」では作・演出を務めた。
Twitter:@ira_they
Webサイト:http://www.karera-justin.com
小野寺里穂(おのでら・りほ)
1994年、岩手県奥州市生まれ。早稲田大学文学研究科演劇・映像学コース修士課程修了。Dr. Holiday Laboratory、大道寺超実験倶楽部に制作として参加している。川柳を書く。
RHOVIEN MANABAT(ロビン・マナバット)
1995年生。両親共にフィリピン人であるが日本に生まれ育ち、今はゴミ収集の仕事で生計を立てている。 2019年3月に三鷹SCOOLにて美学校修了公演「森」「劇より長い。」に出演。 2019年12月に三鷹SCOOLにて山本伊等作・演出「配置された落下」に演出助手で参加。 日記や小説などを書く。 密かに自転車で旅する計画を立てている。
【プロジェクトを行う理由】
私は2019年12月に初めて作品を発表しました。しかしこれから作品をどんどん作っていくぞ!と思っていた矢先、2020年にはじまったコロナ禍に見舞われ、主催公演が中止や延期になることが続き、未だ主催作品を上演できない状態が続いています。 この状況をさらに苦しいものにしているのが、上演のための資金不足です。演劇作品を上演するための資金は、文化庁をはじめとした助成金によって賄われている場合が少なくありません。しかしこの助成金は申請時点で実績を持っている団体を対象としている場合も多く、演出家としてのキャリアをスタートしたばかりの私には申請すらできないこともあります。
また、コロナ禍において公演を安全に行うことを保証することができなければ、観客やスタッフのために中止を決断せざるを得ません。 しかし公演が一旦中止になると、劇場へのキャンセル料や関わって下さるスタッフへのギャランティなどが支払うことが難しくなり、大幅な赤字を生み、結果として活動を継続することができなくなってしまいます。
そこで今回は、旗揚げ公演の資金を中心に、今後団体として活動していくための活動資金を募ります。
ぜひご支援のほど、よろしくお願いします。
【山本伊等のこれまでの活動】
⭐️2019年12月『配置された落下』(ダイジェスト映像)
🌟2020年10-12月『NO PROGRESS』(上演は中止。稽古写真)
【Dr. Holiday Laboratoryのこれから(プロジェクト実施スケジュール)】
2021年11月24~28日 「うららかとルポルタージュ」@BUoY(東京)
旗揚げ公演です。
2022年5月 「ガンジスの女(仮)」(原案:マルグリット・デュラス)
神戸大学博士課程に在籍し、アントナン・アルトーを研究している吉水佑奈との共同作品です。
2022年9月 再演作品(仮)
過去作を再演します。何を再演するのかは……まだ秘密です。
2023年2月22~25日 「脱獄計画(仮)」@こまばアゴラ劇場(東京)
アルゼンチンの文豪・ビオイ=カサーレスが、知覚の変容と、個人が徹底的に孤立しコミュニケーションが不可能になった世界を描いた同名の小説を原案として、山本伊等が戯曲を執筆、舞台化します。
【旗揚げ公演「うららかとルポルタージュ」とは?】
旗揚げ公演「うららかとルポルタージュ」は、上述のように『S-Fマガジン 2021年6月号』に掲載された山本浩貴+鈴木一平の小説「無断と土」の続編として山本浩貴が執筆したものであり、当団体主宰の山本伊等が演出するものです。
📝作品概要
二〇三一年、VTuberのmaYoは、心霊脱出系AIリアリティ番組『Rival Phasmophobia』に着想を得て、それを十年後から想起する戯曲を書き始める。二〇四一年、投稿された心霊ビデオをもとにその背景を探っていくジャンル、いわゆる「心霊ドキュメンタリー」の或るディレクターは、年上の友人から一本の映像データを受け取る。それは、十年前に、ソーシャルVRプラットフォーム「VRMap」のなかで撮影された心霊映像だった。友人いわく、投稿者は自身の娘で、当時、何も撮れていなかったと思っていたが、VRMapのサービス終了が話題になったことで昔を思い出し、映像を見返してみたところ、そこに見覚えのない人物が映っていたのだという。VRMapは二〇二〇年代に流行し、ソーシャルVRプラットフォームの代表格として認知されたものの、二〇三一年に会社ぐるみの企画で大きな炎上を起こして以降、勢いを無くしていた。投稿映像は、その炎上のきっかけとなった『Rival Phasmophobia』 のロケ地として開設されたワールドのひとつにおいて、投稿者を含む当時の子どもたち数名が、バグを用いながら「降霊ごっこ」をして遊んでいたとき撮影したものだった。映像そのものは使用して良いものの、投稿者は出演NGとされたため、その背景となる物語を設定し、役者による演技のもと、ドキュメンタリーパートを撮影しなければならない。ディレクターはプレイヤーたちの語り(ライブ配信記録)を見ながら構想を練るものの、うまくいかない。友人より当時のプレイヤーたちのアーカイヴをもとにした再現ワールドが公開されていることを知らされ、そこを訪問し、アバターらの「デモ」に立ち会う。
🦍「うららかとルポルタージュ」参加者一覧
作:山本浩貴(いぬのせなか座)
演出:山本伊等(Dr. Holiday Laboratory)
出演:菊地敦子、油井文寧、佐藤駿、ロビン・マナバット(Dr. Holiday Laboratory)、田中優笑
舞台美術:福留愛(ⅲ architects)
音楽:SKANK(NIBROLL)
照明:千田実(CHIDA OFFICE)
衣装:大河原祥太
舞台監督:伊藤新(ダミアン)
制作:小野寺里穂(Dr. Holiday Laboratory)
記録映像:宮﨑輝(オフィスマウンテン)
宣伝美術:村上万葉『Untitled』『わたしではないわたし』(撮影:マコトオカザキ)
劇作家紹介
山本浩貴(やまもと・ひろき)
92年生。制作集団「いぬのせなか座」主宰。小説や詩の制作、批評、編集、デザイン等。主な小説に「無断と土」(鈴木一平との共著、『SFマガジン』2021年6月号)。主な批評に「ただの死がもたらす群生した〈軋み〉」(『ユリイカ』総特集=大林宣彦)。主なデザインに三野新『クバへ/クバから』(いぬのせなか座叢書4)、野村喜和夫『妖精DIZZY』(思潮社)。
「うららかとルポルタージュ」出演者紹介
菊地敦子(きくち・あつこ)
多摩美術大学芸術学科を卒業後、映画美学校Acting in Cinema及びアクターズ・コースを修了。主な出演作に映画『Necktie』(七里圭監督/2019)『ざわめき』(宮崎大祐監督/2019)、演劇では額田大志『それからの街』(2015/2016)新聞家『屋上庭園』(2018/2019)ニカサン『うまく落ちる練習』(2019)がある。君島大空『遠視のコントラルト』や松丸契『interlude kʲi̥ɕikã̠ɴ』をはじめMVにも出演するほか、写真モデルとしてポートレート作品の発表も行っている。
https://www.kikuchiatsuko.com
油井文寧(ゆい・あやね)
1994年7月29日 静岡県出身 歌うことと妹が大好き。 好きな人達に切り絵をプレゼントするのが得意です。 時間があれば地元にすぐ帰ります。
佐藤駿(さとう・しゅん)
1990年生まれ。俳優・映像ディレクター。大学在学中より映画制作や出演を始める。撮影を担当した『Sugar Baby』(隈元博樹監督、2010)が水戸短編映像祭審査員奨励賞受賞。2016年ごろよりパフォーミングアーツをつくる集まりとして「犬など」をはじめる。以降、演劇などへの出演多数。身体を内側から観察する俳優と、身体を外側から観察する映像制作の間で、演じることの問題について考えている。最近の主な出演に、屋根裏ハイツ『ここは出口ではない』、円盤に乗る派『流刑地エウロパ』など。
田中優笑(たなか・ゆみ)
21世紀、佐賀県生まれ。 福岡県内の高校で演劇を始め、大学進学を機に上京。2020年、早稲田大学演劇研究会入会。
ロビン・マナバット
Dr. Holiday Laboratory のメンバー紹介欄参照。
👏応援メッセージをいただきました!👏
岡室美奈子(早稲田大学演劇博物館館長)
《かれらくんは優秀なベケット研究者でもあるので、ベケットの研ぎ澄まされたセンスや言葉を紡ぐことへの厳しさ、俳優の身体への逆説的な信頼が根底にあるのだと思う。『配置された落下』はそれを独自の文法に接続する試みだったと私は思っているが、デビュー作なのに思いがけなく(と言っては失礼だけれど)面白かった。でも失敗を恐れず、というよりベケットの”Fail better”の精神で、作品を創り続けてくれるといいと思う。》
佐々木敦氏(思考家)
《伊等は「かれら」と読む。複数形の名前を持つ彼は、演劇を創るために、彼らになった。言語と身体の、表象と現前の、今といつか、こことどこかの、その交叉点で生成する何か。かれらたちがその何かを見せてくれることを、私は今から期待している。》
石田ミヲ氏(俳優・ダンサー)
《山本ジャスティン伊等の『配置された落下』に参加した。稽古場で「あ、なんかいいかも」という直感があった。稽古を重ねていくうちに直感は確信に変わった。私が大事にしているモノと彼が大事にしているモノが同じだったからだ。それは彼の作品を体感すればわかると思う。未見の方には強くお勧めしたい。》
保坂和志氏(小説家)
《2019年12月公演の『配置された落下』は面白かった。俳優、スタッフの中で山本伊等は作・演出なのに1番年下で、彼は年下らしさを生かして〈力〉によらない演出で俳優の能力を引き出したと感じた。彼には既成の言葉では説明できない演出(非-演出)イメージがある。
その後、すぐにコロナ危機が起こり、彼が2作目の上演機会を逸しているのは歯がゆい。彼が演出(非-演出)する芝居が実現するように、私は協力を惜しまない。》
山縣太一氏(俳優・作家・演出家・オフィスマウンテン主宰)
《かれら君とは今年の夏に週一回集まって稽古してた。はじめて一緒に作品を作った。無知でムチムチボディの僕と違ってかれら君は知識も豊富で身体も豆腐のように吸収力がある。かれら君が作りたい作品を思う存分作らせてあげたい。かれら君が暇な時にまた一緒に作品を作りたいな。》
岡田智代氏(ダンサー)
《里穂ちゃんには随分前から企画公演の制作をお願いしています。水が沁みこむようにその場にいてくれる。彼女がかれらくんに引き会わせてくれました。コロナ直前のソロ公演の稽古を見てくれたり、本番にも来てくれた。上演中に身体が動き出しそうで困った、という感想をいただきました。密かにかれらくんはダンサー体質であると思っています。大志ある若者はどんどん前進してほしい。ふたりの修論終了食事会いつになったらできるかな。》
以下は、「うららかとルポルタージュ」のために応援メッセージをいただきました。
樋口恭介氏(作家)
《山本浩貴が新作を出すたびに筆を折る人が増える。文学の地図が書き換わる。ルールが変わる。これまでの読み方、これまでの書き方、これまでの考え方が破壊される。あなたは驚きの中で立ち尽くす。あなたは新たな歴史の始まりを目撃し、混乱し、それからまったく異なる仕方で、ふたたびあなたの物語を書き始めるだろう。》
☀️資金の使い道☀️
いただいた資金は、旗揚げ公演「うららかとルポルタージュ」上演資金を中心に使わせていただきます。
制作人件費……100万円
稽古場レンタル料・劇場使用料……50万円
(なお助成金等の状況により、ご支援いただいた資金は次の公演に持ち越される場合があります。)
【10月20日追記】
Dr. Holiday Laboratoryの旗揚げ公演である『うららかとルポルタージュ』は過日、文化庁のコロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業「ARTS for the future! 」(以下AFF)の2次募集に申請し、この度交付決定の通知を受け取りました。そのため、『うららかとルポルタージュ』の公演資金はAFFによって賄われることになります。
それに伴い、クラウドファンディングで集まった資金は
・クラウドファンディングのリターンにかかる経費と手数料
・劇団旗揚げにかかった経費
・来年度以降に決定しているDr. Holiday Laboratoryの主催公演の費用
にあてさせていただきたいと考えています。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
詳しくは、こちらの活動報告をご覧ください!
🐥リターンについて🐥
劇団からのお礼メール:ご支援してくださった方へ、劇団からお礼のメールをお送りさせていただきます!
当日パンフレットへのお名前掲載:「うららかとルポルタージュ」の公演で配布されるパンフレットにお名前を掲載させていただきます。
「うららかとルポルタージュ」戯曲:旗揚げ公演「うららかとルポルタージュ」(作:山本浩貴)の戯曲冊子をお送りいたします。
アフタートーク動画配信:「うららかとルポルタージュ」劇作の山本浩貴、演出の山本伊等で行うアフタートークの動画を配信いたします。
「うららかとルポルタージュ」本編動画配信:2021年11月24日〜28日にかけて行われる「うららかとルポルタージュ」の公演の記録映像を配信いたします。遠方にお住まいの方や、遠出するのが心配な方には、こちらがおすすめです!
「うららかとルポルタージュ」公演1,000円割引チケット:上記の公演チケットが1,000円割引に!やっぱり演劇は生で見るのが一番!という方にはこちらがおすすめです!
「うららかとルポルタージュ」公演ご招待(1名):旗揚げ公演「うららかとルポルタージュ」に一名様をご招待いたします。リッチなリターンです。
Dr. Holiday Laboratory 主催公演ご招待チケット1回分(2024年12月31日まで):2024年12月31日まで、Dr. Holiday Laboratory主催のお好きな公演を1回ご招待します!いつ使うか、存分に迷ってください。いつでも劇場でお待ちしております。
Dr. Holiday Laboratory 主催公演がいつでも公演がご招待になるチケット(2026年12月31日まで):出血大サービス!Dr. Holiday Laboratory主催の公演が、2026年末日までいつでもご招待扱いになります。ちゃんと絆創膏貼って、いつでも劇場でお待ちしております。
当日パンフレットへの広告掲載:「うららかとルポルタージュ」公演当日パンフレットに、ご指定の広告を掲載いたします!
🙌最後に🙌
ここまで読んでいただき、ありがとうございます。3人で、これからたくさん作品を作っていきたいと思っています。
ご支援していただけたらうれしいです!よろしくお願いします。
<プロジェクトオーナーについて(特商法上の表記)>
・販売事業者名:Dr. Holiday Laboratory
・事業者の住所・電話番号:
請求があり次第提供致しますので、必要な方はメッセージ機能にてご連絡ください。
・送料:送料込み
・対価以外に必要な費用:プロジェクトページ、リターンに記載のとおり。
・ソフトウェアに係る取引である場合のソフトウェアの動作環境:該当なし
・その他記載事項:
プロジェクトページ、リターン記載欄、共通記載欄(https://camp-fire.jp/legal)を
ご確認ください。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る『うららかとルポルタージュ』ご予約受付中です!
2021/10/21 16:08Dr. Holiday Laboratory旗揚げ公演『うららかとルポルタージュ』ご予約受付中です。旗揚げ公演にしては規模が大きく、関わっている方の人数も多いので内心ドキドキしていますが、稽古は日々進んでいます。前回の活動報告にもあるように、公演の資金の目処はなんとかつきました。あとは稽古を重ねてみなさんに観ていただくだけです。この段階までくるのが本当に本当に大変でした。やっとスタートラインに立てた気持ちです。ぜひお友達を誘って観に来てください。北千住のBUoYでお待ちしています!【statement】山本伊等が主宰する、Dr. Holiday Laboratory の初公演。いぬのせなか座を主宰する山本浩貴氏が、S-Fマガジン「異常論文特集」掲載の山本浩貴+鈴木一平『無断と土』の続編として執筆した戯曲を、Dr. Holiday Laboratory の主催公演として上演します。【synopsis】これまで撮影され、あるいは一人残された者たちを効果音が語る。2041年、心霊ドキュメンタリーのディレクター=撮影者は、友人の子=作者が2031年に心霊AIリアリティショーの舞台を模したVRワールドで撮影したという心霊映像を受け取る。作者は出演NGのため、代わりに役者を立て、撮影前後をめぐる当事者へのインタビューを捏造しなければならない。撮影者はプレイデータから構成されたアーカイヴワールドにアクセスする。そこには作者のかつて遊んでいたアバター=化身が、取り残されたまま同じ行動を繰り返していた。撮影者は化身とともにワールドの奥に入っていこうとする。入り口にはかつて作者といっしょに遊んでいた友だちが警備員として立っている。2031年、以上の戯曲を書いた者がいた。2021年、以上の戯曲が上演される。【日時】11月24日(水) 18:3011月25日(木) 14:00/18:3011月26日(金) 18:3011月27日(土) 13:00/18:0011月28日(日) 13:00/18:00【会場】BUoY(〒120-0036 東京都足立区千住仲町49-11)【クレジット】作:山本浩貴(いぬのせなか座)演出:山本伊等(Dr. Holiday Laboratory)出演:菊地敦子、油井文寧、佐藤駿、ロビン・マナバット(Dr. Holiday Laboratory)、田中優笑舞台美術:福留愛(ⅲ architects)音楽:SKANK(NIBROLL)照明:千田実(CHIDA OFFICE)衣装:大河原祥太舞台監督:伊藤新(ダミアン)制作:小野寺里穂(Dr. Holiday Laboratory)記録映像:宮﨑輝(オフィスマウンテン)宣伝美術:村上万葉『Untitled』『わたしではないわたし』(撮影:マコトオカザキ)文化庁「ARTS for the future! 」補助対象事業【チケット】一般:3000円学生:2000円『NO PROGRESS』note購読者:2000円当日券(当日精算):3500円ご予約はこちら【感染症予防対策のお願い】・ご来場の際には必ずマスクのご着用のうえ、会場にて検温・手指消毒にご協力をお願いいたします。・公演当日、37.5度以上の熱がある方、風邪などの症状がある方、体調が優れない方は、ご来場をお控えください。 もっと見る
『うららかとルポルタージュ』ARTS for the future! 交付決定のお知らせ
2021/10/18 17:16本日はDr. Holiday Laboratoryの旗揚げ公演として来月行う予定の『うららかとルポルタージュ』に関してお知らせがございます。過日、文化庁のコロナ禍を乗り越えるための文化芸術活動の充実支援事業「ARTS for the future! 」(以下AFF)の2次募集に申請し、この度交付決定の通知を受け取りました。本作は、5月にAFFの1次募集に申請していました。これについて本来であれば6月に審査結果通知が届く予定でしたが、実際に不交付決定が届いたのは、8月上旬になってからでした。また、その他の助成事業に申請していましたが、思うような結果が得られませんでした。主宰である山本は、今後演劇を継続するにあたり、助成金に頼ることの危うさ、そしてこのような事態になった場合にも上演できる程度、団体として資金を持っている必要があると感じました。こうした事情から、確実に公演を行い、団体として継続的に活動を行うために始めたのがこのクラウドファンディングでした。今日現在、60人の方にご支援いただき、支援総額は70万円を超えています。誠にありがとうございます!クラウドファンディングの本文中にも記載した通り、頂いた支援はクラウドファンディングのリターンや手数料、劇団旗揚げかかった経費の他、来年以降に決定している公演の費用にあてさせていただきたいと考えています。Dr. Holiday Laboratoryの2023年までの予定は、以下の通りです。2022年5月 「遮光なし(仮)」神戸大学博士課程に在籍し、アントナン・アルトーを研究している吉水佑奈との共同作品です。2022年9月 再演作品(仮)過去作を再演します。2023年2月22~25日 「脱獄計画(仮)」@こまばアゴラ劇場原作:ビオイ=カサーレス、演出:山本伊等その他、Dr. Holiday Laboratoryは演劇に留まらず、様々な分野に活動の幅を広げていこうと考えています。今後も継続して作品を制作していくために、残り13日ご支援よろしくお願いいたします!!Dr. Holiday Laboratory 一同 もっと見る
『うららかとルポルタージュ』二回目の稽古を行いました!
2021/10/07 17:32みなさんこんばんは。お仕事終わりのみなさん、今日もおつかれさまです。Dr. Holiday Laboratoryの制作の小野寺です。今日は『うららかとルポルタージュ』二回目の稽古の様子をお伝えします。初回の稽古のあとに配役が決まり、二回目の稽古は前半に話し合い(愛・予言・奇跡などについて。文字にすると果てしない問い……)、後半に決まった配役で読み合わせ、最後に少し立ち稽古という流れでした。途中で山本浩貴さんの改行詩に関するレクチャーもありました。(読み合わせの様子。感染症対策のため人と人との距離を取り、換気を徹底しています)今回の戯曲は座って読み合わせをしているだけではなかなか難しいということで、稽古は二回目ですが最後に立ち稽古をしてみました。BUoYの中央の柱を脚立に見立てて、観客に見える範囲を意識します。立ち稽古は最初のシーンから始めました。山本伊等の演出がぽんぽん入り、俳優が各々動き出し、ベタですが今この瞬間に、戯曲が立ち上がっている……!ということにドキドキしました。コロナでなかなか公演をできない状況が続いていたので、やっとスタートラインに戻ってくることができたような気がして感無量です。(立ち稽古の様子。事前にPCR検査を行い、立ち稽古のときのみ俳優はマスクを外しています)クラウドファンディングはなかなか厳しい状況が続いています。54人もの方々にすでにご支援をいただいていて、もう自分たちの知り合いの大半の方にはご支援いただいたのに、残り65%どうしたらいいんだろうと悲観的になってり落ち込んだり一喜一憂する毎日です……。泣いても笑っても、稽古はノンストップで本番まで進みます。クラウドファンディングも残り24日間、頑張りたいと思います。最後まで応援よろしくお願いいたします!すでにご支援いただいたみなさんも、周りの方におすすめいただけるとうれしいです! もっと見る
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