T-BOARDです。縫製された各パーツをみがいていきます。一見簡単そうに見えますが、絶対に手伝えませんwヤスリ等で削り工程(3工程)→ネン線を引く→色塗り(2回)→溶剤でミガキ→トップコート(2回)→ワセリンで仕上げのミガキ 合計10工程この間の、色塗り、トップコート、は、完全に乾かしてから次の作業に入ります。一つのミガキ工程に10にも及ぶ作業を施し、焦らず時間を掛けてしっかりと作り込んでいきます。ぜひ製品のコバをじっくりご覧いただきたいと思っております。使っている内にコバが削れたり傷んできた場合は、ちゃんとメンテナンスをさせていただきます!
T-BOARDです。工程作業4つめです。まだまだ続きますので、長い目でお付き合いくださいませ。本体の縫製の前に、粗裁断で加工したパーツを本裁断します。動画に出てくる”粗本型裁断”したパーツは、まだ後で本裁断の工程が待っています。そしてパーツの縫製をして(糸のテンションをパーツごとに測り最適値に合わせます)表側に糸の切り口がでないように丁寧に糸の始末をしていきます。最後に裏からゴロを掛けて糸と縫われた革ささくれを潰して滑らかにします。ここまで手間を掛けてる様子をそばで見ていると、見ているボクのほうが気が遠くなってしまう事もしばしばです。。。(^_^;)
T-BOARDです。今回は”各パーツの貼り合わせ”の工程です 。ここでは職人の勘ではなく、手を抜かない下作業と正確さが求められます。使っているうちに剥がれる事のないようにパーツを重ねるたびに手間を惜しまず接着剤を塗布します。こうする事によりキチッとした形状が長年維持され耐久性が増します。惣次郎のモノづくりの凄さはこうした地味で正確な作業の積み重ねにあります。一番下の写真は、デザイナーが3年ほど使っていた1st.モデルのマチ部分です。中芯がちゃんと機能していて、しかも型崩れや剥離がないのがお分かりいただけると思います。
T-BOARDです。製造工程第二回です。カードポケットの革に裏加工を施し、張り合わせしていきます。その後”絞り加工”に移ります。二度の絞り加工を経てキレイな”絞り”が完成します。乾燥などを含め時間は掛かりますが、ここまで手間を掛けないとしっかりと使い込める製品にはなりません。
本日から、コンパクトイージーウォレットのサンプル製作工程を順番にご紹介したいと思います。ラウンドファスナーウォレットよりはかなり工程数は少ないのですが、細部に渡って作り込んでいます。tenseと惣次郎のこだわりが、これから紹介する工程にキッチリありますので、ぜひご覧ください。 まずは第一部【各パーツと漉き】