皆さま、こんにちは。TRUE BLUEのめぐです!本日は、そもそも、なぜ私が海を守る活動をしようと思ったのかを、改めて、その想いを綴ろうと思います。昔から、海は大好きでした。日本でも海外でも、旅先に真っ先に選ぶのは海がある場所。でも、世の中で問題となっているような「なんか難しそうなこと」が苦手な私は環境問題とか本当に興味がありませんでした。地球が危ないとか、海洋汚染が進んでるとかなんとなく耳にしたことはあったけどだからといって、知ろうとしたり調べたりしようとは思わなくて。まったく自分事じゃなかったんです。なのに何故、そんな私が沖縄に移住してまで環境問題に取り組もうと思ったのか?すべての始まりは、沖縄の海との出逢いでした。8年前、沖縄・石垣島の海の中の景色を初めて見たとき、ものすごくカラフルで命溢れる美しい世界がそこにはあって、一瞬にして心を奪われました。この景色を絶対に忘れたくない。もっと、沖縄の美しい景色をたくさん見てみたい。そう想ってからは、毎年のように沖縄を旅するようになり、その度に出逢う景色に感動し、元気をもらい、旅をすればするほど、沖縄のことが大好きになっていきました。でも、旅をすればするほど、沖縄の美しい海が少しずつ、でも確実に変化をしていくのを肌で感じるようになって。カラフルなサンゴたちは次々に白化をしては死滅し、ウミガメが漁網に絡まって身動きがとれなくなったり、大量の海洋プラスチックを誤飲して命を落としたりと、そんなことも頻繁に耳にするようになりました。私が8年前に見た美しい海の中の景色は一体どこにいってしまったのだろう。このまま何もしないでいたら確実に美しい海は失われる。そんなことを考えているうちに気がついたら、環境問題が自分事になっていました。現在、年間で約800万トン以上ものプラスチックが海へ流れてしまっていて、何も対策をしなければ、今後はその量も、もっと増えていきます。2050年には、魚の重量よりも海洋プラスチックの重量の方が多くなると言われているし、2048年には海洋汚染や乱獲によって、食用の魚介類が絶滅し、私たちの食卓から魚が消えるとも言われています。美しい海を未来に残すために一体、私には何ができるんだろう?しんどい時や、辛かった時。どんな時でも変わらずに美しい景色を見せ続けてくれて、パワーと元気をくれた、沖縄の海。そんな大切な海が汚れていく姿を何の行動もしないで黙って見ていることは私にはできませんでした。そして、自分が癒されたい時にだけ海を求めるのではなく私もいつも海から必要とされるような存在でありたい。そんな想いを胸に始まった、TRUE BLUE。海洋プラスチックを回収し、アートや生活雑貨に変えていく活動は、地球から見たら、微々たる行動かもしれない。でも私は、仲間から教えてもらったこの言葉を信じています。【Think Globally, Act Locally】「世界規模で物事を考え、地域から行動を起こす」という意味。地域の集合体が国で、国の集合体が世界。だから、地域が良くなっていくことが世界が良くなっていくことに繋がっていく。目の前のことはすべて、世界に繋がっている。このことを、いつだって心のど真ん中に置いて沖縄・古宇利島を拠点に、世界中のたくさんの人たちと手を取り合って、海を守る活動を楽しみながらやっていきたいです。思いやりを持って、自然と共生していくそんなあったかい世界が創れたら良いなぁと想っています。早くも、9月に突入。9/5より古宇利島の工房の工事が本格的にスタートします。工事の進捗の様子なども、こちらに随時UPしていきますので、ご覧いただけましたら嬉しいです。皆さま、引き続き、応援よろしくお願いします!



