弱視・斜視の治療/訓練は
何らかの原因によって眼が通常の発達過程に乗っていないので
治療しましょう、眼がすくすく育つ発達過程に乗せていきましょうというものです。
眼だけの治療?!
わたし(代表鈴木)も永らく誤解していたのですが、
どうしても【眼の治療】だと思ってしまうのですよね。眼だけ。
(いや全部間違いではないのですが)
一般的に裸眼視力ばかりが知られていますが、
最終的には両眼で一つのものを見る精密な両眼視機能の獲得まで目指すもの
ですからとても奥深い医療なのですが‥‥
「心豊かな発達を」
わたしも永らく理解していなかったのですが、平良視能訓練士はいつも
「心豊かな発達」を支援する医療と言っています。
子どもたちは、生まれてからずっと「見る」事を通じて、
様々な事を感じ取り、理解しようとして、育っていきます。
単なる情報としてではなく、その子の成長に欠かせないものなんですね。
治療中のお子様の変化を喜ぶ
実際に眼科でもメガネ店でも、
治療中のお子様が成長して変わっていく様が見て取れるそうです。
店頭で騒いで走り回っていた子が、きちんと着席して話を聞いてくれる。
字をしっかりと書けるようになって、お手紙をくれる。
“ああ、しっかり見えることでこんなに成長してくれるんだ”と
感動する場面がたくさんあるのだそうです。
(参照)視能訓練士平良のみるみる日記
①https://mirumirunet.com/news/1003/
②https://mirumirunet.com/news/1064/
③https://mirumirunet.com/news/1497/
治療というより、育てるお仕事⁉
表現に語弊があるかもしれませんが、わたしはこうしたお話をうかがって、
疾患治療というよりお子様を育てるお仕事なんだなと感動しました。
実は小児に関わらず、眼科/メガネ店はどの世代に対しても同様なのですが。
そのあたりはまたの機会に!