こんにちは、学生インターンの黒田健斗です!
クラウドファンディングの方は、17日時点で37%(375,000円)のご支援を皆様からいただいております。
現在までにご支援いただいた42名の方々に、心より感謝申し上げます。
さて、本日は支援先地域である国内避難民キャンプの現状についてタイNGOからの情報をもとに食糧という観点から共有させていただければと思います。
上の写真は、避難先のキャンプで土地を開拓し、食糧となる野菜を育てている様子です。
一見、何も問題ない風景だと私は最初見た時、感じました。
しかしこの写真は2つの深刻な問題を表していることがタイNGOからの報告により分かりました。
1,避難先での生活長期化
避難民キャンプで土地を開拓し、本格的な自給生活を送るということは、その分故郷に戻れないことを意味しています。
カレン州ではここ最近武力衝突が相次ぎ、国内避難民は決して帰れる状況ではありません。
開拓は避難先での長期生活を見通しての選択と言えます。
2,自給せざるを得ない食糧事情
避難先は山奥ですから、畑などそう多くはありません。もちろん市場も。
毎日の食事をまかなうには、都市部や街から調達しなくてはいけませんでした。
しかし、以前ブログでも紹介したように、ミャンマーでは最近インフレの影響が深刻です。
また買いに行く途中で戦闘にまきこまれる危険性もあります。
避難している人々ではもはや買うことが非常に厳しくなりました。しかしこのままでは食糧が尽きてしまう。自給生活はこの先の非常に短い期間食糧を得るための唯一の方法なのです。
しかし、自給できる食材は限られた野菜のみです。決して全員分あるわけではありません。またコメやその他の食糧は自給できません。
次回のブログではコメやその他の食糧を避難先でどう得ているかについてお話させていただきます。
自給生活だけでは長期的な避難生活を考えれば、決して足りません。
あなたの支援が国内避難民の命をつなぎます。
どうぞ温かいご支援よろしくお願いいたします。
また支援先の食糧事情については 10/23(土)の21:00~よりインターン生が現地の最新情報を交えて、詳しく話す予定です。
インターバンドのFacebook Liveでその模様を配信する予定なので、現地の様子を聞きたいという方はぜひご覧いただけると幸いです。
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引き続き応援をよろしくお願いいたします。